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今年85歳になる日本のおばあちゃんの姿を、英国に生まれ東京を拠点に活動している映像ディレクターのマッケンジー・シェパードが撮影したショートフィルム「おばあちゃん(OBA-CHAN)」。
23歳でこの地に嫁いで63年間、ご先祖様が残していった田畑を荒らしちゃいかん。という思いだけで、あとは自然に暮らしているという。
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85歳になった今でも、毎日太陽と共に生き、クワを持ち畑を耕し、田んぼの手入れをする。誰を当てにするわけでもなく、自分のやれる範囲をやっているだけだという。
だけど年を取ったらちょっとだけ仕事が手細になり、おっちょこちょいになったというおばあちゃん。それでもがんばれる日はだいぶ仕事が進むという。
「やろうと思ったら、人が何と言おうとやっちまう」
「こちょこちょと考えてると、前に進めなくなっちまう」
「あんまり考えすぎないで、自然体で、体の赴くままにやってきたら、ここまで来た。」というおばあちゃん。おかげで病気らしい病気もしたことがないという。「自分の信念で、自分が正しいと信じていることを貫き通すことで、人間は結構生きていけるもんだ。」
人生の大先輩であるおばあちゃんに学ぶことはたくさんある。英語の字幕でご先祖さまのことが「GOD」と訳されていたが、我々日本人にとっての神様は、自らをこの世に紡いでいってくれたご先祖様なのかもしれない。
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