「Instagramアイコンそのままのカメラ」として話題になった SocialMatic が、製品版は予価299ドルになることを発表しました。SocialMatic は1400万画素センサのカメラにAndroidベースの編集・フィルタ・共有アプリを加え、さらに内蔵のZINKインスタントプリンタで専用紙に出力もできる製品。
アイコンそっくりな「リアル
Instagramカメラ」のコンセプトが大反響を呼んだことから製品化に発展した
SocialMatic ですが、デザインは Instagram アイコンの元ネタである古いポラロイドカメラ OneStep を元にしており、
Polaroidブランドのライセンスを管理する C&A Marketing の協力を受けています。
現時点での最新仕様は、1400万画素前面カメラ、200万画素背面カメラ、LEDライト、背面4.3型タッチ画面、前面液晶、4GB内蔵ストレージ+SDスロット、WiFi / Bluetooth、GPS、ステレオスピーカー、そしてZinkインスタントプリンタなど。
なぜか載っている前面液晶には「ムードアシスタントAI」なるものを表示可能。単なるカメラというよりスマートフォンのような仕様ですが、中身はAndroidベースのアプリが動くため、最近は珍しくなくなった
Androidカメラのプリンタ内蔵版とも言えます。
ZINKは名刺程度の小さな専用紙を熱で発色させるインク不要のインスタントプリンタ技術。Polaroidブランドの
PoGo を始め、Bluetooth でスマートフォンなどの写真を印刷するモバイルプリンタや、プリンタ内蔵デジタルカメラとして何度か製品化されています。
SocialMatic の発売予定は2014年。具体的な仕様などは、今後発売に向けて順次明らかになる予定です。