カメラ系情報サイトの Photo Rumors が、スウェーデンの老舗高級カメラメーカーHasselbladの未発表製品「Stellar」と称する画像を掲載しています。
Photo Rumors によれば、Stellarは、2012年に発売されたソニーのコンパクトデジタルカメラ DSC-RX100 をベースに、ハッセルブラッドオリジナルの本体カラーと、木製5種類 + カーボン製1種類の計6種類から選択可能なグリップを組み合わせた製品。
オリジナル(とされる)ソニー RX-100 は、2020万画素(有効画素) の1型 "Exmor" CMOS センサーと F1.8 - 4.9 のカールツァイス「バリオ・ゾナーT」レンズを搭載するモデルです。しかしすでに後継機種の RX-100M2 が販売中のため、Stellar は旧モデルをベースとしていることになります。
また RX-100 はソニーストアで6万4800円にて販売中ですが、Stellar の販売価格は 1600ドルから3200ドル(グリップの素材によって変動)と報じられています。もし正しければ、Stellar は RX-100 に10万円~25万円のプレミアムを乗せた商品になります。
なおハッセルブラッドは現在、同じくソニーの NEX-7 をベースにした「Lunar」を販売中。NEX-7 ズームキットのソニーストア価格12万9800円に対し、Lunar の市場価格は 65万1000円ほどとなっています。
また同社は公式サイトの求人ページにてコーポレートセールスマネージャーを募集しています。その職務は既に販売中の Lunar と、年内に発売予定のコンシューマー向け一眼カメラ、および2つのコンパクトカメラの全世界へ向けたセールス。このことから、年内にさらなる新機種の発表があるかもしれません。