中古価格が落ちないゲーム=面白いゲーム なのか?
一般的に、中古価格が落ちないゲーム=面白いゲームというイメージがあります。
本当にそうなのか?
という訳で、中古価格が落ちない理由を考えてみます。
注) あくまでも、わたし個人の考えです。①出回っている数(出荷数)が少ないゲーム。出荷数が少なく在庫がだぶついてなければ、値段は下がりづらいです。
ただし出荷数が少なくても需要がまったく無ければ価格は下がりますのでバランスが重要。
お店によって値段のバラつきが大きいですが、比較的高価安定しやすいです。
②ターゲット層が狭いゲーム。上の理由に近いんですが、麻雀や将棋といったテーブルゲームや幼児向けタイトル(アンパンマン等)。
出回る数も比較的少なめで、また需要もあるのでなかなか下がりません。
③じわ売れ型のゲーム。初日から大量に売れるタイプではなく、じわじわっとロングセラーになるゲーム。
これが最も値崩れしないパターンです。
ぷよぷよ、太鼓の達人なんかはこのタイプと言えるでしょうか。
④口コミで広がったゲーム。これも一つ上の理由に近いですが、最初は売れなくても「面白い」と評判で広がったゲーム。
最近では狩りゲーなんかもこのパターンで、ロングセラーになるとなかなか値崩れしなかったり。
ただブームが去ると一気に…という恐れも。
⑤完全版として発売したゲーム。程度出たソフトに、追加要素を加えて再発売したタイプ。
同一ハードで出る場合もあれば、ハードが変わる場合もあります。
ただこれが出ると、旧版の価格が物凄く下がってしまいます。
⑥最初から価格が安いゲーム。当然とも言えますが、価格が安いと売っても安いと思う人が増えるのか、中古があまり出回らないので値段が落ちないです。
⑦複数セットのゲーム。シリーズが数本パックになっていたりするゲーム。
価格的にお得で旧作のセットなんかも多く、なかなか値段が落ちません。
ゴッドオブウォーコレクション、MOTHER1+2など。
⑧ハード末期のゲーム。ハード末期のゲームは出荷数が非常に少ないので、値段が落ちないどころかプレミアが付く可能性も高いです。
また、比較的価格が落ちやすいスポーツゲームでも、そのハード最後だと価格が落ちなかったりしますね。
⑨国民的なゲーム。NEWスーパーマリオブラザーズシリーズ、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ、マリオカートシリーズ等のシリーズ。
初日から沢山売れ、さらにロングセラーになりつつも中古価格は落ちないという、まさにゲーム業界を代表する国民的ゲーム。
また、コールオブデューティシリーズなんかも値段がなかなか落ちず、FPS界国民的ゲームと言って良いかもしれません。
この中で、ゲームが面白くないと該当しないのは
④、⑨ でしょうか。
国民的なゲーム、口コミで売れるゲームは面白い事が必須。
③ はゲーム内容が面白くないとロングセラーにならないと思われますが、子供がターゲットのゲームだと中古が出回りづらいので、内容は別としてロングセラーになる可能性もあります。
⑤ は完全版として発売されるゲームは評判が良かったものが多い傾向です。
そういう意味で考えると、面白い率が高いかもしれません。
セガサターンのデスクリムゾンという、ク○ゲーという意見以外聞いたことの無いソフトがありました。
しかし、当時のセガサターン専門誌の効果か知名度が高く、中古値段も落ちませんでした(一時期高騰してた)。
そういう例もあるので「価格が落ちない=面白い」かどうかは、身も蓋もないですが、ゲームによるとしか言えないですね。
面白いと感じるかは人によって違う、遊ぶ環境によっても違います。
でも大量に売れて中古価格が落ちないゲームは、面白い確率が高いと言えそうです。
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