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東大がねつ造?研究論文の不正が止まらない理由 - NAVER まとめ
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東大がねつ造?研究論文の不正が止まらない理由

最近相次ぐ論文ねつ造問題。なぜこんな事態に。

更新日: 2013年07月25日RSS

deehurunさん

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東大43論文に改ざん・捏造の疑いがかかる

Photo by Comstock Images / Comstock

東大から発表された論文について、改ざんや捏造の疑いがかかり43本が撤回された。

東京大学分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授らの論文に疑いがかかった。

複数の研究論文について、画像の合成や使い回しなどの不正が判明。

骨ができる仕組みやホルモンが作用する仕組みなどに関する複数の研究論文で発覚。

改ざんなどが指摘された論文には20人以上の研究者が関わっており、問題になった論文で得た博士号などの学位が取り消される可能性もある。

以前にも論文の取り下げを行なっていた

疑いがかかったのは国家プロジェクトを担う重鎮

加藤元教授は国内を代表する分子生物学者で、有名雑誌に多数の論文を発表、数々の研究プロジェクトも進めてきた。

2003年に米国の科学誌に載った論文の研究データに不適切な処理があったとして、論文を取り下げていた。

2012年3月に論文不正で東大を引責辞任している。

東大だけじゃない?あいつぐ論文ねつ造

Photo by Ciaran Griffin / Stockbyte

2012年、科学誌に発表された調査によると、医学生物学分野で過去に撤回された国別不正論文数は、米独に続き日本が第3位だった。

22日、下あご手術に関する論文3本に改ざんや捏造がみつかったとして、防衛医大病院の武藤寿孝講師が停職11日の懲戒処分になった。

5月、三重大大学院の青木直人准教授が、論文で捏造した画像データを掲載していたことが判明し、懲戒解雇処分となった。

4月、京都府立医大は、松原弘明元教授が関与した14本の論文で52件のデータの捏造や改ざんがあったと発表した。

3月、東北大学の井上明久前総長が書いた15本の論文に、ねつ造や改ざんの疑いがあるとして再現実験を含めた調査が要請された。

井上前総長はノーベル賞候補者の1人とされていた。

なぜ論文ねつ造がとまらないのか

大学では名前に傷が付くことを恐れ、ねつ造に気づいてもなるべく隠そうとするケースが多いのではないかと言われている。

実験手法が研究テーマによって特殊化されていたり、少人数の実験だと第三者の目が入りにくいなどの問題点がある。

実際の科学の現場では、第三者による再現実験というものはほとんど行われていない。

日本では研究倫理に関する標準化された教育がないうえ、担当教員も少ない。論文改ざんなど不正が後を絶たないのが実情。

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deehurunさん