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http://japanese.engadget.com/2013/07/24/z-wave/

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ピクセラがZ-Wave対応ネットワークチューナーを開発。電力計や防犯センサもテレビと確認 - Engadget Japanese

パソコン用ビデオキャプチャーや地デジチューナーなどを手がけるピクセラが、Z-Wave 無線対応のネットワークTVチューナーを開発しました。

Z-Wave対応のセンサなどと組み合わせることで、テレビの視聴だけでなく、ホームセキュリティや電力計などの数字にもネットワーク経由でアクセスしたり、テレビと同時に確認するような使い方ができます。

Z-wave とは、日本では2012年7月より解禁された 920MHz 帯を使う無線技術。低消費電力で、無線LANや電子レンジの影響を受けないといったメリットがあります。またメッシュネットワークに対応し、コントローラ1台につき232台のユニットを接続可能です。

今回ピクセラが開発した機器の特徴は、タブレットやスマートフォン、PC でテレビを視聴しながら、同時にセンサーが感知/収集した情報を確認できること。

たとえばタブレットでテレビを見つつ防犯センサーを確認したり、ソーラーパネルなどの発電設備を備えていれば、その発電状況や家庭内の消費電力をリアルタイムで把握する、といった用途が思い浮かびます。またセンサーが感知した情報は、家庭内ネットワークの外からもメールで確認可能です。



なお HEMS とはエネルギー管理システム全体を指す言葉で、消費電力の確認以外に機器の電源ON/OFFなども含まれます。機器の対応によっては、単に消費電力を眺めるだけでなく、たとえば外出先での「エアコンつけっぱなしかも」不安に対処するようなホームオートメーション的活用もありそうです。

またこの機能で思い浮かぶのは、昨年パナソニックが発表した、外出先から ON/OFF できるエアコン「Xシリーズ」。監督省庁の指導により発売時には削除されてしまいましたが、関連する省令の解釈が一部変わったこともあり、先日その機能が復活しています

ピクセラのZ-Wave対応ネットワークテレビチューナーは現在サンプル出荷の段階。TELEC 認証済みの人感センサー、電力センサーもセット提供です。今のところ一般向けの販売はなく、法人向けの問い合わせ窓口のみが設置されています。