ASUS がゲーミングブランド R.O.G. のPCIe接続 SSD 『RAIDR Express PCIe SSD』を発表しました。内部的に2つのSSDを RAID 0動作させる構成で、最大シーケンシャルリード 830MB/秒、シーケンシャルライト 810MB/秒の強烈な性能を誇ります。
主な仕様は容量が 240GB、接続インターフェース PCIe 2.0 x2、最大シーケンシャルリード 830MB/秒、最大シーケンシャルライト 810MB/秒、4Kランダムリード/ライトともに最高10万 IOPS、アクセスタイム 0.1ms以下など。
フラッシュメモリには東芝製の19nm MLC Sync-NANDメモリを採用します。SSDのコントローラには定番の SandForce製 SF-2281を2つ、RAIDコントローラは Marvell 9230。
PCIe接続のSSDは通常のSATA接続と違ってやや敷居が高いものですが、RAIDR Express PCIe SSD はドライバレスでそのままシステムドライブとしてOSをインストールでき、あとからパフォーマンスを最大化するためにドライバを導入できます。
SCSIではなくAHCIインターフェースの採用により Windows 7 / 8 のTRIMコマンドを標準で実行可能だったり、UEFIネイティブ対応かつ本体スイッチでBIOSモードと切り替えなど、使い勝手に配慮した機能を搭載します。ゲーマー向けらしい外装は見た目のため(だけ)ではなく、エラー率を抑えるノイズシールドとヒートシンクのため。
またSSD / HDDへのバックアップつきRAMディスク作成ソフト RAMDisk、設定ソフト SSD Tweakit、HDDとの併用でハイブリッドディスク化する ROG HybriDisk、ベンチマークのCrystalDiskMark など、豊富な付属ソフトも特徴です。
RAIDR Express PCIe SSD の発売は7月27日、価格はオープン。予想実売価格は4万円ほど。