ノートブックPCも一緒に飛びます。
短時間で地味な飛行ですが、初めての飛行テストはコレで成功を収めましたね。彼らは「Oculus Rift」を併用しつつ、ラジコン機にカメラを搭載してファースト・パーソン・ヴュー(FPV)映像を送信するこのシステムを、単純に「Oculus FPV」と呼んでいます。
映像からは、ヘリコプター型ドローンの下に木箱を合体して、その中には2台のカメラとノートブック型PCが収められているのが確認できます。地上にてプロポでコントロールする人に、生で飛んでいる映像を観せるため、非常に臨場感のある飛行が楽しめる......というワケなんです。
まだこの試作品では、Wi−Fiで飛ばした電波が50~100メートル程度しか送受信できないそうなんです。そのためにもノートブックPCが必要だったようなのですが......メガネのヨナサンさんいわく、「将来的には魚眼レンズを搭載し、ノートPC無しでもライヴ映像を観られるようにしたい」と言っています。
もうこのシステムが完全に出来上がってしまえば、フライト・シミュレーターとしても使えるかもしれませんし、人間が入りにくいトコロでの無人調査などにも使えるかもしれません。
何よりテレビゲームも要らなくなっちゃうかもしれませんね。ヴァーチャルだったのが、マジもんのリアルになってしまいます。未来のテクノロジーはもう目の前です!
Oculus FPV[Intuitive Aerial, via technabob via Kotaku]
(岡本玄介)