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黄泉がえり:死から生還した10のケース : カラパイア

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 人類は近代科学を使って、ずっと不死への手がかりを捜し求めてきた。まだ実現には至らないとはいえ、死を避けることができそうな手段はある。自分を冷凍する、自分の心をコンピューターに移す、DNAを変えるなどなど。ところが一部、一度は死んだと判断されたものの、見事現世によみがえってきた人がいるという。

 ここではネット上でニュースとなった10の黄泉がえりケースを見てみることにしよう。
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10.ルス・ミラグロ・ヴェロン

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 アナリア・ボウターは五人目の子どもを妊娠していた。予定日より12週早く陣痛が始まり、分娩が終わったとき、医者に死産だったと言われた。ボウターと夫は、しばらくしてモルグの冷蔵室の中に入れられた娘の遺体を見に行った。産科医、婦人科医、新生児学医全員が、子供は死んでいると結論を出したはずなのに、冷蔵室の引き出しを開けたとたん、赤ん坊が泣き出した。この子はルス・ミラグロ(奇跡の光)と名づけられ、元気に育っているという。


9.アルヴァーロ・ガルザ・ジュニア

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 1987年、11歳のアルヴァーロ・ガルザは、ミネソタとノースダコタの州境を流れるレッド川の凍った川面で遊んでいた。しかし、氷が割れて水の中に落ちてしまい、救助隊がかけつけるまで、たっぷり45分間も凍える水の中にいた。川から引き上げられたときには、脈はなく、体温も25℃まで下がり、臨床的には死んだ状態だった。しかし、病院に運ばれて蘇生術が施されると、彼は生き返った。

 4日間入院して、瞬きで意思疎通ができるようになり、アルヴァーロは17日で退院できた。しばらく手足は不自由で、歩くのに支えが必要だったが、のちにすっかり元に戻り、今は脳へのダメージも特にないという。


8.ミシガン

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 2012年、看護師のタイ・ヒューストンは投票にいった。すると、助けを求める女性の悲鳴が聞こえ、駆けつけてみると、彼女の夫が心肺停止状態で倒れていた。ヒューストンは蘇生を試み、しばらくして夫は息を吹き返した。死にかけたにもかかわらず、この世に戻ってきてまず最初に言った言葉は、「俺は投票したか?」だった。


7.ヨハネスブルグ

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 2011年7月、南アフリカでのこと。80歳の男性が死んだと家族から葬儀屋に電話があり、運転手が派遣されて遺体をモルグへ運んだ。ところが21時間後、冷蔵庫の中に安置した遺体が起き上がり、叫び始めた。当然のことながらモルグのスタッフは幽霊だと思って死ぬほど怯えた。警察が呼ばれ、死に切れなかった男はモルグの冷蔵庫から出されて病院に運ばれ、その後退院したという。死ぬほどの恐怖を体験したスタッフの心の傷は、まだ完全には癒えていないようだ。


6.ケルヴィン・サントス

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 ブラジルに住む2歳のケルヴィン・サントスは、気管支肺炎による合併症で、呼吸が止まって死んだ。遺体は機密性の高い遺体袋に三時間入れられ、その日のうちに通夜が行われた。ところが、ケルヴィンは家族全員の前で棺の中で身を起こし、父親に水をちょうだいと言った。しかし、またすぐに横になって、本当に死んでしまった。すぐに病院に運ばれたが、二度目の死亡宣告がされた。ありえないと言う人もいたが、誰が家族全員にこのような演技をするよう提案するだろうか?


5.カルロス・カメーホ

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 カルロス・カメーホ(33)は、ベネズエラの高速道路での車の衝突事故で死亡した。彼の遺体はモルグに運ばれ、妻が確認した。検死官が解剖のために、カメーホの顎に切り込みを入れると、血が噴き出した。慌てて縫い合わせると、カメーホが目を覚まして、死ぬほどの痛みだったので目が覚めたと言った。死んだはずの夫が生き返ったのを見て、妻が大喜びしたのは言うまでもない。


4.エリカ・ニグレリ

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 ミズーリ州に住む国語の教師エリカ・ニグレリは妊娠36週。ある日、職場でめまいを起こして意識を失った。同じ学校でやはり教師をしている夫のネイサンが911に連絡し、同僚が除細動器を使って蘇生を試みた。救急隊員が駆けつけ、エリカを病院に運び、医者は救命措置をやめて子供をとりあげるために帝王切開をした。そして、ネイサンにエリカは出産後死んだと伝えた。

 ところがその後、エリカの心臓は再び動き出した。それから5日間昏睡状態だったが、彼女は肥大性心筋症だったことがわかり、ペースメーカーを入れることになった。現在、エリカも生まれた娘エランヤも元気である。

3.マンドロ

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 今年3月、ジンバブエのブラワヨでマンドロというひとりの売春婦が“仕事中”に死んだ。警察が彼女の仕事場であるホテルに呼ばれ、野次馬が群がる中、遺体を棺に入れて運び出そうとした。すると、突然遺体が息を吹き返して叫んだ。「あんた、あたしを殺す気?」当然、この光景に多くの野次馬は仰天して、クモの子を散らすように逃げ出した。マンドロは同僚のひとりに家まで送ってもらい、彼女の客は警察が去った後、こそこそとホテルを後にした。彼が料金をまけてもらったかどうかは不明である。
 

2.Li Xiufeng

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 95歳まで生きれば、死んでもそれほどショックではないかもしれないし、死んだら、その人が生き返るなどと普通誰も思わないだろう。しかも6日も死んだままなら、もうその死は決定的だ。95歳のLi Xiufengが、ベッドの中で動かず呼吸もしていないのを、近所の人が見つけた。二週間頭に受けた傷に苦しんでいたのだ。なんとか蘇生しようとしたがうまくいかず、彼女の遺体は棺に入れられ、葬式まで家の中に安置されて、友人や家族が弔問に訪れた。ところが、埋葬の前日、隣人が彼女の家に行ってみると、棺は空だった。Li Xiufengは、文字通り目覚めて、棺から抜け出し、台所で料理をしていたという。


1.リュドミラ・ステブリスカヤ

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 リュドミラ・ステブリスカヤも死を宣告されて、モルグに運ばれ、後で生き返ったが、彼女は三日間もモルグで過ごした。2011年11月、リュドミラの娘のナスチャが病院に行くと、医師から母が死んだと言われた。モルグは週末で閉鎖されていたため、母に対面できないまま、ナスチャは週明けの葬儀の手配をし始めた。月曜に遺体を引き取りに行くと、なんと母親が生きているではないか。ナスチャは悲鳴をあげて逃げ出したが、ショックから立ち直ると、母親が戻ってきてくれた喜びをかみしめた。とはいえ、葬式のために借りたかなりの金額の金を返
済しなくてはならなかった。

 約1年後、リュドミラはまたしても死んだ状態になり、前回よりさらに長い時間がたってから生還した。次に彼女が“死んだ”ときは、埋葬を一週間ほど待ったほうがいいのは確かだろう。

via:listverse 原文翻訳:konohazuku

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