高校時代、まじめに化学の授業を受けていた人には、酸化・還元の授業でやってたアレね。っとなるわけだが、そうでもない人の為に説明すると、テルミット反応とは、金属酸化物と金属アルミニウムの粉末を混合したものに点火することで、アルミニウムは金属酸化物を還元しながら高温を発生し、この高熱により金属融塊は下部に沈降し、純粋な金属が得られるというものだ。
熱を発する際には爆発が起こる。アルミニウムと金属酸化物の金属のイオン化傾向の差が大きいほど、多量の熱を発生する為、大爆発となるわけだが、この反応をスーパースローモーションで撮影した映像が公開されていた。
なんかもう、兵器レベルの威力だったね。テルミット反応を利用した爆発実験は、その威力の高さから、爆発大好き系の一般人が野外などで行いYOUTUBEなどに公開しているのを良くみかけるが、大変危険であり、二次災害の危険性もあるので、良い子のおともだちは、マネしないようにしてね。
テルミット反応
どうしても、肉眼で反応が見てみたいというおともだちの場合には、化学の先生ならきっと相談に乗ってくれるはずだから、まずは授業をしっかり受けて、先生に相談だ。
▼あわせて読みたい
なにこれヤバイ化学反応:二クロム酸アンモニウムとチオシアン酸水銀(II)を燃焼させると地獄の門が開く
世にも危険な科学実験、ルビジウムをバスタブに投入すると・・・
世界を終わらせたかもしれない10の危険な科学実験
コメント