ちょっと待ったぁぁああああああああ
なんだこの怒涛のゾンビ無双
ウジャウジャな大群、逃げる自信皆無
人口過密な東京みたいな大都市で何かのパニックが起こったら、こんな状況になるんじゃないかって 現実世界を彷彿とさせるシーンの連続が世界規模でぐっちゃんぐっちゃん
今までにない肉薄したゾンビ描写を生み出すため、古い医学誌や感染病を調べ尽くし、昆虫が餌を食べる速度、警察犬が対象に襲いかかる瞬間の体や背骨のねじれ具合、さらには殺人鬼の冷酷無比な心理などありとあらゆるものを研究
映画化権を獲得するためにレオナルド・ディカプリオと壮絶な入札競争を争ったという、ブラッド・ピット主演『ワールド・ウォー Z』が、ゾンビ映画市場最大の200億円をかけ制作され、現在ブラッド・ピット主演作の最高オープニング収益を獲得し爆走中です
その気合、追求したリアリティがハンパない
冒頭のGIF画像でも紹介しましたが、イスラエルのパレスチナ自治区を囲む700kmの壁に群がるゾンビのCGは人間の動きをキャプチャして作られた約8,500体が使われ、製作期間に1年間を要した
まるで芥川龍之介「蜘蛛の糸」実写化のビジュアル、「進撃の巨人」のような壁世界
製作途中、動きに満足しなかった視覚効果担当はダペストから80名もの曲芸師を呼び寄せ修正したという
「発生→感染拡大→人類総力全面戦争」というとんでもないスケールの地球規模な「ワールド感」を出すため、世界中で撮影が行われたが
そのなかでもグラスゴーでは街のメインストリートを2週間も閉鎖、2,000人のエキストラ募集に集まった "3,000人" を動員
ブタペストでは撮影のためにアサルトライフル、スナイパーライフル、拳銃など85丁が撮影現場に運送され、それを知ったハンガリーの対テロ部隊によって撮影隊が強制捜査を受ける
地上がゾンビに襲われその機能を失う中、主人公ジェリー(ブラッド・ピット) が危険を免れる為一時的に移動した空母は、セットではなく本物の航空支援艦「アーガス」
緊迫感を出すため、さらに本物の軍用車両やヘリコプターなどを用意、まさにワールド・ウォー(世界大戦)って感じだ
そのストーリーは、ある家族を軸に展開していく
米国フィラデルフィア。その日、国連で紛争解決を仕事としていた元捜査官のジェリーと妻、2人の娘を乗せた車は渋滞にはまっていた。一向に動かない車列にこれがいつもの "交通渋滞" ではないことに気付く
日常が失われ、混沌としたパニック状態の街で、ジェリーはゾンビに噛まれた男が12秒後にはゾンビと化し人々を襲い始めるのを目撃する。全世界では爆発的に拡大する”謎のウイルス”によって大パニックに陥っていた。混乱のさなか、元国連捜査官として世界各国を飛び回ったジェリーに事態を収束させるべく任務が下る
2006年に発売された同名のベストセラー小説が原作となっている映画『ワールド・ウォー Z』、ロンドンで6月2日に封切りとなり北米では初日だけで24.6億円の興行収益を獲得、7月28日までに全世界で462億円という凄まじいスピードで観客を動員している
日本では8月10日(土)から全国超拡大ロードショー
スケールデカ過ぎの超リアリティ
これはヤバそうだ ( °∀゚)=3