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http://japanese.engadget.com/2013/08/12/htc-10-change-jr/

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HTC、総額10億ドルの「Change」キャンペーンを開始。アイアンマンのロバート・ダウニーJrを起用 - Engadget Japanese


HTC が公開したよく分からないティーザー動画シリーズは単なる IFA 2013 イベント告知ではなく、総額10億ドル・期間2〜3年におよぶという一大キャンペーン " Change " の前フリでした。

" Change " キャンペーンでは、映画『Iron Man』でエキセントリックな大富豪のイメージがすっかり板についた俳優ロバート・ダウニー・Jr を起用。コマーシャルへの出演に加えて、テレビやプリント広告、ソーシャルなどさまざまなメディアで展開するキャンペーンの内容にもアイデアを提供するとしています。

ロバート・ダウニー Jr が出演するティーザー 動画 (シリーズ三本目) は続きをどうぞ。






今回の " Change " キャンペーンのお題目は、世の中を変えてゆく Change Maker な人々と、そうした声に応えてモバイル製品のイノベーションを推進する Change Maker である HTC の姿を広く示す (ことを通じて Change! を推進する) 云々。

最初のフェイズでは、動画のオチでロバート・ダウニーJr が厳かに読み上げる「Humongus Tinfoil Catamaran」(バカでかいアルミホイルの双胴船?) など頭文字が HTC になる言葉遊びでなんじゃこりゃと興味を引かせておき、お題目が「Change」と分かったところで HTC のさまざまな新技術や製品を導入してゆく、という皮算用のようです。

ティーザーに続く本格展開は、8月15日に世界でオンエアされるロバート・ダウニー Jr 出演の2分間コマーシャルから始まる予定。控えめだった " Quietly Brilliant " の時期からは確かに変わりました。


広告キャンペーンに何億ドルかけようが製品が良くなければ知ったことではありませんが、変革とイノベーションの庇護者にして推進者にみずからを任じた以上、流行の後追いでもなくリニアな性能向上だけでもない真に革新的な製品がさらに登場すると公約したも同然です。広告に10億ドルかけた結果がこれだよ、ではなく、製品そのものでブランドイメージを向上させる新機種に期待したいところです。

なお具体的な製品の話では、9月あたまからの IFA 2013 で5.9インチ大画面の HTC One Max 発表が予想されています。