蚊が、マウスの皮膚に柔軟な針のような口吻(こうふん)を刺し、毛細血管を探り当て、血をちゅうちゅうと吸っている瞬間がわかる拡大映像が公開されていた。見ているだけでかゆくなってくるから不思議だ。
口吻(こうふん)をマウスの皮膚に差し込む様子
蚊が口吻で毛細血管を探り当てている様子
血を吸っているのは熱帯熱マラリア原虫を媒介するハマダラカ。毛細血管を探り当てると、今度は唾液を注入した後に吸血に入る。
唾液にはタンパク質などの生理活性物質を含まれており、この唾液により血小板の凝固反応は妨げられる。この抗凝固作用がないと血液は体内で固まり、蚊自身が死んでしまう。また、この唾液は人体にアレルギー反応を引き起こし、その結果として血管拡張などにより痒みを生ずる。
蚊はほ乳類が排出する熱と二酸化炭素を感知して獲物を見つけ出し、肌の細菌の臭いに引かれて刺しにくる。肌の細菌は汗をかいたり、屋外で長時間過ごしたりしていると増す場合がある。ゆえに、運二酸化炭素や熱を多く排出する人、汗をか着やすい人は刺されやすい傾向にあるようだ。
蚊に刺されなようにするためには肌の細菌を洗い流すことで少しは軽減できるだろう。また、屋外扇風機を設置し、蚊を追い払うのも1つの手だ。
最近では蚊が二酸化炭素を感知できないよう、服の上に張り付けることで化学物質を発するシールなんかも開発中だという。このシールは最大48時間有効だという。早く商品化されないかなー。
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コメント
1. 匿名処理班
なんか痒くなってきた
2. 2
たかが一匹の小さな虫に夜中に起こされる不条理。
3日続いて寝不足になったあまり、某『シュッとひと吹き200日』スプレーを買った。
池にひと垂らし的に凄く頼りな〜い感じなのに蚊が消えた! すごくよかったので〜
3. 匿名処理班
ちーすーたろかー
4. 匿名処理班
痒くなってきた
5. 異★の爬虫類人
皮膚ってこんなグミみたいなんだぬw
6.