現在のアメリカの硬貨は銅、ニッケル、亜鉛などの合金が主ですが、1964年以前の硬貨はほとんどが銀90%銅10%という構成だそうです。
そうした古い銀貨を使い、なんとシルバーリングに加工したと言う海外の人が写真を公開していました。
コインが指輪に変貌していく工程をご覧ください。
※日本では流通貨幣を加工する行為は法律(貨幣損傷等取締法)で固く禁じられていますが、アメリカの観光地などでは、硬貨を押しつぶして模様などを刻印するマシーンが設置されていることが少なくありません。
(参照:スーベニアメダル - Wikipedia)
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銀の割合が高いだけあって柔らかいようで、コインの真ん中に圧力をかけることで、くぼみができて厚みが増しています。
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1948年の刻印の入ったベンジャミン・フランクリン肖像の50セント銀貨。
(Franklin half dollar - Wikipedia)
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さらに圧力を加え……。
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どんどん厚くなっていきます。
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元がコインとは思えない形状になってきました。
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十分厚みができたところで外側にカーブを付けます。
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次に、ひとまわり小さい1964年製造の25セント銀貨でも同じことをします。
(25セント硬貨 (アメリカ合衆国) - Wikipedia)
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2枚並べたところ。
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研磨して少し光沢も出てきました。
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さて、万力にはさんで、いよいよリングの穴をあける作業。
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豪快に開けたところで……。
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内側に細かい刻印まで彫っています。
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この時点ですでに格好いい! でもまだ完成ではありません。
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最後の鏡面仕上げ。
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こんなピカピカに!
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形状といい上質な光沢といい、元がコインだなんて信じられませんね。
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すばらしい手作りのペアリングができました。
手作りの楽しさとプレゼントする喜びで、普通の指輪以上に特別なものとなりそうです。
ふたりの恋愛運はともかくとして、金運は上がるに違いありませんね。
Here are a couple rings I made from coins.
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