ゲーミングマウスやキーボードで知られる Razer が、左手用キーパッドの新製品「Tartarus」を発表しました。

15個のバックライト付きメンブレンキー、親指で操作する8方向サムパッド、サムパッド上下にある2ボタンの計25ボタンを搭載し、ボタンはすべてプログラム可能です。

加えて複数のキーを同時に押したときに発生するゴースト効果（認識できないキーが出てくる現象）を防ぐ、フルアンチゴースト機能も搭載します。

Razerの左手用キーパッド製品では、メカニカルキー採用の Orbweaver がボタン数も多く、国内価格も1万4千円前後と上位に位置するため、Tartarus は比較的手頃なエントリーモデルと言えます。

機能的には、8種類のキーマップを瞬時に切り替え可能、文字数制限なしのマクロ機能、ゲームプロファイルを無制限に保存可能といった点が、Tartarus と Orbweaver に共通します。

また他の Razer 製品同様、カスタムプロファイルデータを Razer のサーバー上に保存し、世界のどこからでも同期できる Razer Synapse 2.0 にも対応します。

PC/Mac との接続方法はUSB。対応OSはWindows 8 / 7 / Vista / XP (32ビットのみ) / Mac OS 10.6-10.8。

Razer の国内代理店サイトによると、日本での発売日は8月29日。また Razer Japan 楽天市場店での販売価格は9980円(税込)です。