戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2013/08/19/windows-rt-9-vanquish/

削除依頼&連絡先


うわさ:ノキアがWindows RTタブレットを9月発表、開発名「Vanquish」 - Engadget Japanese


この9月にも、ノキアからWindows RTタブレットが登場するかもしれません。The Verge が詳しい筋から得た証言として伝えるところでは、ノキアは9月にもニューヨークで、Windows RTタブレットの発表会を予定しているとのこと。上は中国 digi-wo が掲載した、ノキア製 Windows RT タブレットの流出画像とされるもの。
今回の情報はあくまでうわさであり、現時点でノキアやマイクロソフトからは何も発表はありません。Windows RT といえば、ASUSは採用製品の売れ行き不調から撤退 を表明したり、マイクロソフト自身は「ご好評に応え」る形でSurface RTの値下げ祭りを展開するなど、何かと穏やかではありません。ノキアの参入で果たして大きな風が吹くのでしょうか。

The Verge のソースによると、この新モデルのコードネームは「Vanquish」。「(敵を)征服する、打ち破る、克服する」と言った意味です。そのほかはQualcomm Snapdragon 800 プロセッサ採用、LTE対応、米国ではAT&Tから発売など。

一方、中国 Digi-wo では、この Vanquish のものとされる画像と仕様を掲載しています。そちらによれば ディスプレイは10.1インチ1080p、5点マルチタッチ、32GBストレージ、Surface のようなカバー兼用キーボードオプション、microHDMI出力とUSB 3.0、製造は Compal 、ブルーを含む複数のカラーバリエーションなど。

(参考までに、マイクロソフト純正の Surface RT は10.6インチ1366 x 768 ClearType HD液晶)

「Vanquish」とされる画像には Verizonのロゴもあり、実物であれば両社から発売されるのかもしれません。なお、ノキア製 Windows PhoneであるLumia シリーズは、米国ではAT&TとVerizon のどちらからも販売されています。

うわさのうち「Snapdragon 800採用」の部分については、マイクロソフトは Windows RT 8.1 をサポートするプロセッサとして正式に Snapdragon 800 と Tegra 4 を挙げていることから、新製品への採用があったとしても不思議はありません。

Windows RT はソフトウェアアーキテクチャこそ Windows 8と同じですが、ARM系のプロセッサを採用するため、従来の x86 PC用デスクトップ Windowsアプリが動作しません。標準搭載のアプリのほか、 Windowsストアでアプリが追加できるものの、配信数は今のところ10万本超。App Storeの90万本、Google Playの100万本には遠く及びません。決してアプリの数だけが物差しではありませんが、ライバルを"vanquish"するためにはアプリの充実にも期待したいところです。