驚き!拾ってきたインコが突然コンバインを運転し始めた
■衰弱して死にそうなインコ
ちょっと驚きの、イギリスからのニュースです。衰弱して死にそうになっているインコを拾ってきたら、突然コンバインを運転しだすという出来事が話題を呼んでいます。
ケンブリッジ近郊にあるベリー・セント・エドマント。ここにあるジョージ・E・ギタス農場で働いているマーク・ウェルズさんとアンドリュー・バーバーさんが、先日、農場でやたらと大きくてカラフルなインコを見つけました。どうやら空腹で、脱水症状も起こしてとても弱っている様子。2人はコンバインを停止させて降りると、インコを抱き上げました。どう見てもこの辺の野生の鳥とは思えないインコだったので、飼い主を見つけて返してあげよう、そんな話をしながら2人は再びコンバインのエンジンを回し始めます。
■ハンドルをガッとくわえるインコ
…そうしたら。このインコ、突然コンバインのハンドルにかじりついたかと思うと、自分でコンバインを運転し始めたのです。しかも、コースから外れないようにキチンと。それはもう、「運転している」と言って差し支えないレベルだった、と2人は言います。インコの運転は20分間続きました。
「あんな派手な鳥が農場にいるなんておかしな話だけど、その鳥が偶然コンバインを運転できるなんて、めったにあることじゃないよ。インコがハンドルを貸せっていうそぶりだったので、手を離して任せてみたんだ。僕らはびっくりして、笑いが止まらなくなったよ。」
そのときに撮影したのが↑の写真という訳ですね。とりあえず、マークさんとアンドリューさんはインコにリオというあだ名をつけ、「天性の(コンバイン)オペレーター」と呼んでいるそうです。
■「ハロー!」
リオはコンゴウインコという種類で、専門家によって健康状態をチェックしてもらうことになりました。それまでの間、リオはマークさんの家で部屋を与えられています。
「最初は内気な感じだったけど、今では家中を飛び回ってみんなに”ハロー”だの”ハイ!”って挨拶しているよ。」とマークさん。
ちなみに、コンゴウインコはアフリカ原産。大きな体とカラフルな羽、そして長い寿命と高い知能を持っています。現在は絶滅が危惧されており、国際取引が禁止されているとのこと。まさかアフリカからイギリス南部まで飛んできたとも思えませんが、どこかで違法に飼われていたのでしょうかね。
コンゴウインコの寿命は50年とも言われてますし、マークさんたちとリオとは長い付き合いになりそうです。
絶滅の危機にあるコンゴウインコ
<ネタ元:metro.co.uk>
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