2013年08月25日

旧日本海軍の空母同人誌　「搭載機数の計画から実際の運用などの検証」

サークル烈風改の夏コミ新刊・空母同人誌『空母飛行機搭載状況』が、とら秋葉原店Aに23日に入荷した。まえがきによると『今回は搭載機数の計画から実際の運用などの検証を行います』という旧日本海軍航空母艦の同人誌で、『空母の搭載能力の優劣は、単純な搭載機の多さではなく、短時間で発着艦できる機数が多いほうが有用』などなど。

サークル烈風改の夏コミ新刊・空母同人誌「空母飛行機搭載状況」
「日本航空母艦の戦時飛行機搭載標準～その計画と実態」

飛行甲板と搭載機数「空母の搭載能力の優劣は、単純な搭載機の多さではなく、短時間で発着艦できる機数が多いほうが有用」

記録にある１回の発艦による最大機数の攻撃機全機を並べてみた想像図
「加賀のこの発艦機数（計54機）は、甲板幅が30.5ｍと大きく、長さも248ｍと翔鶴を上回る大きさの飛行甲板ならではの機数である」

サークル烈風改の夏コミ新刊・空母同人誌『空母飛行機搭載状況』が、とらのあな秋葉原店Aに２３日に入荷した。

同人誌まえがきによると『空母はその搭載機こそが、戦力の要ですが、日本の航空母艦はどのような構想や基準で各空母に飛行機を搭載し、作戦に望んだのでしょうか。搭載機数というのは個艦のスペックの一つのようにも感じられますが、極めて曖昧な面のある指標でもあります。今回は搭載機数の計画から実際の運用などの検証を行います』という、旧日本海軍の航空母艦（空母）同人誌。

収録内容は、「飛行甲板と搭載機数」、「開戦前の搭載機計画数の変遷」、「開戦後の搭載定数の推移」、「実際の飛行甲板配列」、「同時発艦可能機数」、「離艦促進ロケットの研究開発経緯」の全6章で、発艦のために必要な飛行甲板の広さや、開戦前後の搭載機数の変遷などを、当時の資料を交えて解説していて、『飛行甲板と搭載機数』には、『空母の搭載能力の優劣は、極論すると単純な搭載機の多さよりも、一度に飛行機を短時間で発着艦できる機数が多いほうが有用』みたい。

日本海軍の空母に搭載された飛行機の編成に関する調査本です。戦前の戦時飛行機標準搭載案～戦時中の同時発艦可能機数調までの計画や、実際の発艦状況などを比較した資料本です。サークルさんコメント

なお、同人誌『空母飛行機搭載状況』のあとがきには『軍艦の本には空母ＸＸは搭載機数ＸＸ機のようなデータが全長や排水量などと共に書いてあることがありますが、実際には搭載機種や時代・運用方法によってその値は千差万別に変化します。その状況は厖大であり、経緯も複雑です。本誌ではその内容を少しだけ検証してみました』などが書かれている。

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