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働き盛りの負担が増大…泥沼化してきた日本の介護 - NAVER まとめ
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働き盛りの負担が増大…泥沼化してきた日本の介護

日本の高齢化社会が問題視されている昨今。それに伴って介護に関する問題も表面化してきました。「いつかほぼ確実に皆直面する問題」と言われ、確かにそうだな…と思ったのでまとめてみます。

更新日: 2013年08月30日RSS

サインinさん

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高齢化と表裏一体な介護

“お年寄りが増える”ということは、“介護が必要な人が増える”とほぼイコールなんですね…

総務省の発表によると、2013年3月末時点の65歳以上の高齢者の数は3083万4268人で、日本の人口を占める割合は24,40%

厚生労働省の統計では現在、要介護や要支援の認定を受けている人は全国で約560万人以上に上る

介護が必要になる人の割合は70~74歳で5.9%、85歳以上で58.4%と加齢とともに急速に高まる傾向にある

介護と仕事を両立しなきゃいけない人口の増加。これはマジで大変だよね。仕事にいくために、ヘルパーやデイサービスを利用しなければならない。働けば働くほど出費が増える現状。高齢化ってこんな問題もあるのね。

仕事との両立はリスクが大きいのが現状

介護しながら働くというのは予想以上に大変。企業側にも影響がでているようです。

現在、働きながら介護をしているのは290万人以上。そのうち年間10万人が介護・看護を理由に離職している

介護が原因で離職する年代は企業における管理職レベルの世代。急な離職が企業にとって大きな影響を与えると問題視されている

かつての部下だった女性が定年を5年残して退職。挨拶状がきた。電話すると母親の介護が主原因。みんな同じ道を通る。超高齢化社会、今後ともいろいろ問題噴出するだろうな。

活かしきれない?企業の制度

介護に関してはいくつかの支援制度がありますが、企業によってばらつきがあり活かしきれてないのが現状。

2010年に改正された「介護休業制度」では93日間の休暇が認められているが、実際に利用したのは7%と低い

休んでいる間の給与が補償されている会社はほとんどなく、休業を取る2週間前には申請しなければならないという制度的な問題も一因

「プライベートな事情を持ち込むな」という古い職場風土や「制度を使ったら給料や昇進に響く」などから介護を隠してしまいがち

日本で父親が育児休暇取るのは容易じゃないよな~。うちの職場で若手男性職員が育休取得しようとしたらオジサン世代がどんな反応するか、想像しただけで笑えるものがある。(スミマセン・・)まあそれくらい、想定外ってことなんだろうけどね。介護休暇は絶対に発生するわけで、どないすんのやろか。

実際に離職した後も厳しい状況

平均寿命が延びたことに伴い「寝たきり期間」10年以上の要介護者は11.8%と、介護期間は長期化傾向にある

介護を終えた後の再就職は仕事を一定期間離れた影響からハードルが高く、過去5年間で再就職できた人は25%のみ

親の介護を終えた後、子供本人が高齢期に差し掛かり「自分の老後をどうするか?」という問題に繋がる

介護離職は、本人にとってだけでなく、社会にとっても大きな損失。離職者は無職=無給となれば、社会保険料の払い手でなくなることを意味する。一度退職すると、生涯給与は大きく減ってしまう。再就職できる保証もない。介護離職は減らさなくては。 #nhk_fukayomi

国の決定が向かい風となりそう…

ここ最近議論されている制度の見直しは、どれも介護者にとって負担増な傾向です。

【介護保険制度】
制度の見直しが議論されていて、2015年より夫婦で年収300万円台の自己負担を現在の1割から2割に引き上げる方針

「団塊の世代」が75歳以上になる2025年には、介護費用が現在の2倍以上にあたる21兆円に増加すると推計されている

介護保険の個人負担は本当に2割になるのかなぁ?両者の負担は増え、サービスは変わらずの矛盾に納得できるのかなぁ?

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