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クリーチャーよりクリーチャー、キャラだちしてる12種のへんてこ生き物(虫注意) : カラパイア

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 いったい何をどうしたらそんな姿になってしまったのか?進化論を考えたら、きっと何らかの理由はあるんだろうが、それにしても地球のいきものって面白い。空想上の生き物よりもファンタジーだったりグロテスクだったりする。

 ここでは、アニメのキャラクターよりもアニメらしかったり、映画のクリーチャーよりもクリーチャーだったりする14種の生き物たちを見ていくことにしよう。カラパイアで過去紹介したものもいくつか含まれているよ。君はいくつ覚えているかな?
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1.ヨツコブツノゼミ

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 そう、この虫は本当にいる。紫紺野牡丹(シコンノボタン)に生息して葉を食べる虫で、学者らが愛着をもってヨツコブツノゼミと呼んでいる。上のほうに複雑な装飾の謎めいた部分があるが、残念ながらそれは目ではない。この毛むくじゃらの飛び出た球は、天敵に掴み取られてムシャムシャ食べられるのを阻止するためのものかもしれない。また、この硬い毛が未知の触覚の機能を持っている可能性もある。


2.レッドリップ・バットフィッシュ

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 ガラパゴス・バットフィッシュという名のアカグツ科の魚は、小さな魚やエビなどの小型の甲殻類や軟体動物を捕食する。しかしほとんど泳ぐことはできない。実際、あまりに泳ぎが苦手なので海底を跳ねるための胸ビレを使わなくてはならないほどなのだ。その背骨に良く似た背びれは、彼らの食餌となる小魚達を欺くように使うもので、その頭上にあるイリシウムという名の突起も魚達を惹きつける器官だ。




3.ナガヒカリボヤ

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 まさに海のユニコーンだ。何百もの生物が集まった透明な円筒状の群体であり、被嚢動物と呼ばれる濾過摂食動物の何千体もの集合体でもある。多くの濾過摂食動物は、よく別の個体や海底にくっつき合って生息するが、ナガヒカリボヤは自由に浮遊している。彼らは数mmから数mの長さになり、ジェットのように水を噴射して海の上層の周辺を滑るように進む。




4.派手ピンクのナメクジ

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 このナメクジの生息場所はこの世でただ一ヶ所、オーストラリアはニューサウスウェールズ州内の辺鄙な場所にある、カプター山の頂上にのみだ。日中は葉に生えるカビの中に隠れ、夜になると数百匹で木の苔や黴を食べる。


5.ミズナシアシナシイモリ

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 ペニスワームとも呼ばれるこの生物は両生類無足属、アシナシイモリ科の仲間で四肢動物(両生類や爬虫類哺、鳥類などの四肢のある動物)に分類されている。また、肺が無い四肢動物としては最大の大きさを持つことで良く知られる。実は学者でさえどうやって息をしているかさえもよくわかっていない。幅広で平たい頭部や密閉型の鼻孔や、動く頬と大きな口、そして肉質の背びれを持っている。この両生類はかなり珍しい生き物で、2年前に再発見されるまではたった2体の標本しかなかった。

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6.センジュナマコ

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 英語ではシーピッグ(海豚)と呼ばれるナマコの仲間。大西洋、太平洋、そしてインド洋などの海の底、特に深海平原などに生息している。海泥から有機粒子を取り込んで餌にしている。大好物はクジラの死骸だ。センジュナマコには脚によく似た形の大きな"管足"があり、ナマコ類の中で唯一足で移動する例として知られる。その付属肢を膨張収縮させるため、表皮内部に走る水管を使う。




7.シープスヘッドフィッシュ

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 カッコいいこの名はニューヨーク、ブルックリンのシープスヘッド湾にちなんでつけられたそうだが、実際はテキサス州や大西洋中部周辺の、南部の海域に住んでいる。頑丈な口に人間を思わせるようなゾッとするような太い歯が並んで生えている。彼等は正式にはArchosargus probatocephalusという、タイ科に属する魚として知られるが、釣り餌を盗むので評判が悪い。主な餌はカキやアサリそしてシオマネキなどの甲殻類だ。

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8.アンデスイワドリ

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南アメリカのアンデス山脈の密林に生息する中型の鳥で、カザリドリ科の仲間。ペルーの国鳥とされている。この鳥のオスは大きな円盤型の”とさか”と、明るいオレンジを帯びた緋色の羽毛、肉垂れがあるがメスは地味だ。メスを取り合う競争期間、オスは様々な声で鳴きながらヒョコヒョコと飛び回ることでカラフルな羽毛を誇示する。交尾後、メスは張り出している岩の下に卵を産む。そして彼女達は自分で子育てをするのだ。




9.ミツクリザメ

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 英語名はゴブリンシャーク。生きた化石とされる、貴重なミツクリザメは深海に生息する。この魚はおよそ1億2500万年を経て現在まで続く系統で、たった一属でミツクリザメ科を代表している。

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 成魚は体長3mから4mほどになり、長くて平らな吻(頭の先)と突き出る顎に特徴がある。長い吻はすぐそばの獲物から生じるわずかな電界を察知する特殊な器官に覆われており、恐ろしいアゴで噛み付いて餌にありつく。




10.ダイオウグソクムシ

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 日本では拒食症のストイックなダイオウグソクムシたんが人気急上昇中だが、世界最大の等脚目であるダイオウグソクムシは、大西洋の冷たい深海に生息し、体長は19cmから36cmほど、体重はおよそ1.7kgにまで成長する。地上のいとこ(といっても亜目レベルで違うのだが)にあたるダンゴムシ類と非常によく似た体つきで、背中の甲殻だけを表面に露出させた丸いボールになることができる。これは捕食者から身を守るためだが、天敵たるものはほとんど存在しない。


11.チュウゴクオオサンショウウオ

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 世界最大のサンショウウオであると同時に世界最大の両生類でもある。食用にすると美味であり、民間の治療薬としてもよく使われるため、現時点ではかなり深刻な絶滅の危機にある。体長が180cm超にもなることがわかっている。



 昆虫やカエル、魚を餌とするが、彼らの目は非常に小さいので頭部から尾にかけて並んでいる特殊な感覚器の突起を使う。またオオサンショウウオは吠えたり、クンクン鳴いたり、泣き叫ぶような音声を発する。実際、幼い子供が発しているかのような声をだすことがよくあり、地元の住民は"赤ちゃん魚"といった呼び方をする。


12.アフリカニス

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 南アフリカ原産の原始的な犬種だがアフリカの野犬”リカオン”とは違うので混同してはいけない。彼等はかつて家畜化されたアフリカニス犬が野生化して繁殖したものだ。アフリカニスは半野良の生活を行っていたが、牧羊・牧牛、猟犬、番犬、ペットとしても多才に働いていた時代もあった。

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 ところが、南アフリカにヨーロッパから移民が入ってくると、野犬として迫害される憂き目に遭い、その数を減らしていった。現在は保護されている。

via:io9 原文翻訳:R

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コメント

1

1. 匿名処理班

  • 2013年09月01日 20:46
  • ID:WRWmClM60 #

ミズナシアシナシイモリで同人誌書けそうだな

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