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キヤノンから文化系アクションカメラ iVIS mini、超広角やスマホ連携で自分撮り対応 - Engadget Japanese


キヤノンが「自分撮り」などに最適化した新コンセプトのビデオカメラ iVIS mini を発表しました。 iVIS mini は、モバイルプロジェクターのようなデザインで、アクションカメラの自由な撮影スタイルと、カメラを置いて撮影する自分撮り用途のどちらにも対応するムービーカメラ。7月末に北米で発表した LEGRIA mini の国内版です。

2軸ヒンジタイプの2.7型液晶ディスプレイを搭載し、カメラレンズとは反対向きにディスプレイのある一般的なビデオカメラのような使い方も、ディスプレイをカメラと同じ方向に向けて自分撮りも行えます。本体には三脚穴だけでなく、角度を約60度まで調整できる自立式のスタンドも用意。カメラを置いて撮影しやすくなっています。

iVIS mini についてキヤノンでは、ニコニコ動画の「踊ってみた」や「演奏してみた」といった自己表現系の自分撮り用途を想定した新コンセプトのビデオカメラとしています。このため、一般的なアクションカメラがアウトドアスポーツなど、体育会系のイメージであるのに対して、文化系アクションカメラなどとしています。



対角160度、35mmカメラ換算で約16.8mmレンズに相当する超広角レンズを搭載しており、それ故に、周辺部は超広角レンズ特有のゆがみがあります。また、広角撮影に加えて、画面中央部を切り出してゆがみの少ないアップ撮影(35mmカメラ換算で35mmレンズ相当)にも対応。いずれもフルHD撮影が可能です。

カメラセンサーは、1/2.3型の1280万画素のCMOSで、高感度センサーと映像エンジン DIGIC DV4 で構成されるHS SYSTEMを採用。レンズの開放F値はF2.8で、最短撮影距離は40cmとなります。

そのほかの仕様は microSDカードスロット、HDMI端子出力端子など。大きさは約76×22×96mm、重さは約180g。連続撮影時間は実使用時間で約45分。


手ぶれの影響を受けやすいコンパクトな動画カメラであるものの、超広角レンズのために手ぶれがさほど気にならない印象です。WiFiに対応し、専用アプリでスマートフォンから遠隔操作したり、撮影した動画をスマートフォンに転送してSNSに投稿したり、といった使い方もできます。


価格は2万9980円。9月17日発売。9月10日より予約受け付け予定。チルト式ディスプレイを搭載したシンメトリーデザインのデジタルカメラ PowerShot N と同様に、キヤノンの直販サイトでの限定販売商品です。


CANON iVIS mini