巨匠・宮崎駿監督による5年ぶりの長編映画、現在公開中の作品「風立ちぬ」をもって映画製作の第一線から引退すると、第70回ベネチア国際映画祭の公式会見でジブリの星野康二社長によって発表された。
突然のニュースに世界の報道機関は驚きを隠せず、また世界三大映画祭にノミネート中の監督が引退発表を行なうのは異例。監督はこれまで引退を語ることはあったが、今回ついに公式発表された。6日に本人による記者会見が日本で開かれ引退理由について語られる予定。
風でブレイクして、風で終わるとは、なんとも詩的。そう言えば監督の作品はいつも風の表現が印象的だ。