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髪は命…髪の毛にまつわる信仰の歴史は長かった - NAVER まとめ
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髪は命…髪の毛にまつわる信仰の歴史は長かった

「髪は女の命」とはよく聞く言葉ですが、その髪の毛にまつわる「髪供養」なるものがあるそうです。髪供養の歴史は思いのほか長く、調べていくと仏教における「髪」のもつ意味が大変重みのあることがわかってきました。

更新日: 2013年09月03日RSS

deehurunさん

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美容師が仕事道具に感謝する"髪供養"が営まれた

今月2日、名古屋市中区の大須観音で、美容師たちがくしやハサミ、練習用の人形などの道具に感謝する「髪供養」が行われた。

毎年"くしの日"の9月4日前後、美容院などの定休日が多い月曜日に行われる。

主に美容師らが出席し、モデルウイッグやブラシ、くしなどが感謝の気持ちを込めて供養される。

出典ameblo.jp

「リメイクウィッグ-Art コンテスト2013」というイベントで、なかなか力入ってます。

処分を前にした練習用の人形をきれいに飾り付けるコンテストも同時開催され、祭壇には最後のひと花を咲かせた作品が並べられた。

髪供養の歴史は、今から1250年ほどさかのぼる

藤原鎌足家のひ孫にあたる中将姫(ちゅうじょうひめ)が、出家したとき剃り落とした髪で梵字を刺繍して、観音様と阿弥陀如来への感謝を表現したのが由来。

髪供養は、髪に感謝を込めて供養し、心身の健康など諸願成就を願う祈願祭でもある。

奈良県・當麻寺にある中将姫像。
中将姫は、藤原豊成の娘。美貌と才能に恵まれたが、継母に憎まれるなど悲劇のお姫様でもある。

毎年6月16日、奈良・當麻寺中之坊では、髪の毛をお供えして、さまざまな願い事を届ける中将姫ゆかりの祈願祭が行われ、心身の健康や良縁を願う人々でにぎわう。

仏教において、髪の毛がもつ深い意味

奈良時代から髪の毛の"髪"は神様の"神"であり、髪の毛は神様に通じるものと考えられてきたため、髪の毛=生命力のシンボル、命の化身、として崇められている。

仏教の目標は「苦」からの解放であり、その「苦」のおおもとになる「こだわり」をいかに捨てられるかという発想から、お坊さんは髪を剃っている。

仏教では、髪は権力や精力の象徴であり、仏の道に入るのにそれらを放棄するという意志を、髪を剃ることで僧侶は表している。

「毛は煩悩」とは後付けで、暑くて日差しの強い国で髪の毛を丸めるとそれだけ行が辛くなるのが由来だとする見方もある。

冬も冬で大変そう。

剃髪は強制ではなく、角刈りぐらいの人も結構おり、普通に髪が長い人も数十人に1人ぐらいの割合でいる。

「非僧非俗(僧に非ず、俗に非ず)」を生き方の信条とし、ざんばら髪をしていた親鸞にならい、髪を剃らない僧侶もいる。

日本で唯一の髪と頭の神社:御髪神社

京都の嵯峨・嵐山に位置する御髪(みかみ)神社は、日本で唯一の髪と頭の神社と言われている。

神職の方に髪の毛を一房切ってもらい、それを「御髪献納」と書かれた袋に納めて神前にお供えするという、独特なお参り方法がある。

初穂料は300円。

御髪神社の玉垣。ずらりと並んだ髪に関係する企業名が、よりご利益の説得力を増す。

出典yaplog.jp

くしの形をしたお守りがキュート。

縁切りで有名だけど櫛塚もある神社:安井金比羅宮

京都の東山に位置する安井金比羅宮には、櫛を供養するための櫛塚があり、美容関係者の信仰を集めている。

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deehurunさん