(via. têteenlair)
(°ω°) おぉ、う、お・・・
なんだこりゃ?!
奇妙な石に蹴躓いたことがきっかけで、次から次へと石を収集し始めた郵便配達人が33年後に完成させてしまった巨大要塞「シュヴァルの理想宮」
日数にして12,000日
時間にして288,000時間
人間、はんぱない。はんぱな過ぎるだろ
(via. takotarou enoshima)
1836年にフランスの小さな村 シャルム=シュル=エルバス で生まれた30歳の郵便配達人フェルディナン・シュヴァル (Ferdinand Cheval) は、毎日30kmを徒歩で移動するうちに空想を楽しむようになり、それは次第に彼の中で具体的なものとなっていきました
(via. takotarou enoshima)
周囲の人々に変人とみられることを恐れた彼は、その妄想を具体化する気はさらさらなく、誰にも話すこと無く過ごしていましたが
(via. ♥ Annieta )
43歳のときにこの奇妙な石 (↓) につまずき、魅了されたことがきっかけとなり、石を収集し始めます
(via. overthemoon)
その収集癖は始めはポケットに入れる程度だったものが、次第にバスケットに、更に台車を使うようになり、仕事以外の時間も収集に費やしては石を積み上げていき
(via. overthemoon)
その異常な執念に恐れをなした村人は彼を変人呼ばわりするようになりましたが、彼はやめるとこはありませんでした
(via. takotarou enoshima)
20年後に外壁を完成させ、33年後にこの理想宮を完成。自らの霊廟として、棺に自分の遺体を収めるつもりでしたが、教会や周辺住民の反対にあい、彼の希望は叶わず、しぶしぶ墓地にこれ (↓) を作ったそうです
(via. Wikilug)
しかしながら、これらの異様な造像物はフランスのメディアに取り上げられることとなり、パブロ・ピカソやアンドレ・ブルトンもその存在を知ることとなります
(via. takotarou enoshima)
(via. ♥ Annieta )
(via. têteenlair)
(via. Renaud Camus)
(via. Renaud Camus)
(via. "...")
(via. pierre yves vandermeersch)
(via. Robert Hall)
(via. takotarou enoshima)
(via. normandie2005)
(via. overthemoon)
(via. overthemoon)
(via. Alexandru Arion)
1969年にフランス政府の文化大臣アンドレ・マルローにより理想宮は文化財として登録され、修復も行われているそうです
無意識の底に秘められた人間の精神力の蓋が、うっかり開くとこんな猛烈なことになるのか (左写真: フェルディナン・シュヴァル本人)