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グローバリゼーションの影で不思議と地元愛が高まっていた - NAVER まとめ
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グローバリゼーションの影で不思議と地元愛が高まっていた

進学や就職に実家からの距離を重視したり、結婚相手の出身地を気にしたりと、若者の地元志向が高まっているそう。あらゆる領域が地球規模に拡大しているグローバリゼーションの波の中で、"地元愛"が高まっているワケとは。

更新日: 2013年09月05日RSS

まっすぃさん

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若者のあいだで地元志向が高まっている

GMT5『地元に帰ろう』
人気ドラマ「あまちゃん」の劇中歌。昨今の地元志向をさらに盛り上げる…?

大学進学者の地元志向は高まっており、半数近くが地元での進学を希望している。

都市部よりも地方での入学者数の増加率が上がっている。

「生まれ育った地元で生活したいか」という問いに、7割弱が「あてはまる」と回答。年代別では20代が最も高く、7割以上の人が「生まれ育った地元で生活したい」と回答している。

将来的に地元で暮らしたいか、という問いに独身男女の4割が「はい」と答えており、「いいえ」と答えた人を上回る結果となった。

地元志向が高まっているワケ

大学進学者の3人に1人が授業料の安さを重視しており、経済的事情を背景に、地元志向が高まっているとも考えられる。

地元へ進学すれば、下宿代や交通費を節約できる。

失業問題や不安定雇用が続き、経済的に独立することが難しく、親元を離れることができない人たちが多い。

特に、地方に行くほどその割合は高い。

地方における商業施設の増加により、利便性が高まり、都会へ出なくとも欲しいモノが手に入る環境が出来た。

学生にとって、東京のイメージが「芸能人が住んでいるところ」などというような漠然としたものになっており、自分とは切り離して捉えている人が多いのでは、との意見も。

買い物や遊びに行ってみたいとは思っても、東京で生活したい、とはなりにくいのかも。

昔は「成功する」=東京に出るだったが、グローバル化した社会では、世界規模で成功しないといけないことになり、そのハードルの高さに萎縮して「地元でいいや」という発想になる、との考え方も。

"ジモトのダチ"という安定した人間関係に頼る

あらゆるものが流動的に変わる時代で、今の若者たちは、地元の友人関係といった身近な共同体に居場所を見出している、との見方も。

人生の伴侶も同郷を希望

結婚相手の出身地や実家の場所について気にするか、という問いに対して、男性は「気にする」が4割だったのに対し、女性は6割が気にしていることがわかった。

地元志向は特に女性に顕著らしい。

婚活中の人の中で、地元開催の婚活パーティーや街コンへの参加など「ふるさと婚活」に興味がある人は6割以上いる。

同郷の相手と結婚するメリットをたずねると「価値観が似ている」「親近感がある」などの理由が挙げられた。

地元で形成された"村的コミュニティ"に安住する

大規模な市町村合併でかつての「村」は激減したが…。

仲間への尊敬、地元への愛情や仲間との協働を強調した歌やマンガの流行から、地元を守りながら仲間と夢を叶えていくことで、自らのアイデンティティを獲得していくという現代の兆候がうかがえる。

『ONE PIECE』ブームは記憶に新しい。

最初から与えられていて自分では選択できない地元や実家というものに対して何の疑いもなく、与えられた運命に対してあまり抵抗しない傾向が強まっているのでは、との見方も。

社会学者の古市憲寿氏は、「まるでムラに住む人のように、仲間がいる小さな世界で日常を送ることが、現代に生きる若者たちにとって幸せの本質である」と分析している。

グローバリゼーションで世界は広がったかのようにみえて、実は小さな世界が求められていた?

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まっすぃさん

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