胸が壊れそうだ

全米では毎年550万もの犬猫が殺処分され、我が国でも30万の命が失われています。1日850匹、約100秒に1匹。

画家として成功を収め、30年のキャリアを経たシカゴのマーク・バロン (Mark Barone) は、残りの時間を現地の保健所で殺処分を待つ5,500匹の犬の肖像を描き、失われた日付を記録するプロジェクト「An Act of Dogs」に費やすことを決め、現在既に3,500匹の肖像を書き終えました

「殺処分という古いスタイルは残酷過ぎる」「我々の目標はシェルターの動物たちがすべて救われることだ」とこのプロジェクトのメンバーは訴えています

仏陀は「我々が何かを思いついた時、それは既に現実となっている」と言っています。私たちがこの事実をもう一度考えるべき時が来たのです

この絵画たちを見た時、僕らの心は強く締め付けられ、胸が壊れそうな気持ちになりますが、僕らの手によって彼らの命は今現在も「壊されて」いっているこの現実。このプロジェクトは、まるで失われていく犬達の存在をこの世界に刻んでいく作業、祈りのようにも思えます




























An Act of Dogs

何をどうしたらいいのか、正直わからないけれど
まずは全力で「感じる」ことにする