トンネル

4:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 22:17:58 ID:7t0urCYiO
火事の匂い
投下してみます。何年か前の、ファミレスでバイトしてた時の話。

24Hの店で、私は当時22:00~5:00のシフトで入ってたんだけど、
まぁ結構田舎に立ってたから平日とかはそんなに混まないわけよ。休日はともかくね。

で、その平日での話なんだけど、私、ちょっと用事があったから
昼のうちにマネージャーに頼んで入りを0:00にして貰ってたん。


その用事が思ったより早く済んで、家で余裕ぶっこいてたら、
23:00ちょい前くらいにシフトリーダーの人から電話があって「今すぐ来てくれ」と。

急いで用意して着いたのが23:30回ったあたりだったんだけどビックリ。
待ちの客こそ居なかったもののカウンター以外ほぼ満席。

その日は祝日でも何でもない火曜だか水曜だったからリーダーに何があったのか聞いたのね。そしたら

「近くで火事があったんだよ。その帰りの野次馬が多い」

だそうで。あーなるほど、納得。



5:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 22:18:43 ID:7t0urCYiO
すごい忙しかったけど、所詮火事のついでに集まった客だもん。
長居されることなく順調に掃いていった結果、1:00回る頃には殆ど残らなかった。

あとは通常どおりの営業ってことでシフトリーダーと厨房で
残業してたバイト君が帰って、残ったのは私と、もう一人の厨房バイト君。
 

大量の食器を下げたあとは暇だったんで、
私はウェイトレスステーションにひっこんで厨房バイトの男の子と話をしたんだ。

男の子も火事の話は知ってて、どんなんだったんだろうねーって言ってきたから
私は客席から聞こえてきてた噂話とシフトリーダーからちょびっと聞いた話をそのまま伝えました。

その内容が
・出火は近所のゴミ屋敷(テレビで紹介されてるものほど酷くは無いけど、近辺では有名だった)
・大量にあったゴミのおかげで火の回りが早く全焼
・隣接していた木造一軒家を巻き込んだ
・最低でも二人?救急車で運び出されたらしい
・鎮火するまで何時間もかかったらしい

まぁこの程度しか分からなかったんだけど、二人して怖いねーゴミはヤバイねって話をしてたんだ。



6:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 22:19:51 ID:7t0urCYiO
そうこうしてるうちに最後のグループが退店して、店内には私と男の子の二人だけになった。
確か2:00過ぎくらい?男の子は食事を取るためにバックヤードへ。
それからは客が来る気配も無く、私はウェイトレスステーションでシルバーを磨いたり、デザート用のフルーツ刻んだり、アイスつまみ食いしたりしてたんだけど
突然店の中に匂いがしてきたの。なんか、肉を焼いた系のあの匂い。

こんな匂いがしてくるなんて厨房からとしか考えられないんだけど、
別に何か焼いてる気配も無いし

そもそも厨房担当の人が居ないから調理の匂いがしてくる筈も無い。
厨房を見渡したけど、火をつけっぱなしの気配も無い、オーブンも止まってる。
しかも何かフロアーの方からしてくる気がする……そう思った瞬間、
店のドアが開いた時に鳴るベルが、次いで客がレジの前に来ると反応するセンサーが鳴った。



7:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 22:20:41 ID:7t0urCYiO
びっくりしたよ。それが鳴った瞬間匂いが強くなった。
最初は肉を焼いてる匂いに似てると思ってたけど、そんなんじゃ無かった。
嗅いだことの無いような強烈な匂いで吐き気までしてきた。
実際客が来たらフロアーに出なきゃいけないんだけど、
本能的にヤバイと思ったっつーか、恐怖心が脳内占めたみたいになって。

足ガタガタさせながらステーションの隅にへたりこんでしまったんです。
匂いは消えない、なんかヤバイ系の気配はする、吐き気がすごいで超パニック。

普通の客だったら店員が出てこなかったら店員呼ぶじゃないですか。
それも無くて、とにかく怖い怖い。



時間感覚も無くなって、ずーっと怯えまくってた。そうこうしてるうちに不意に空気が変わった。
ぺたん、ぺたん、って音がし出した。裸足の人が歩いてるような音がしだしたから。
もう私ガクブルですよ。その時になって初めてバックに居る男の子を呼ぶことを思い付いたんだけど、声も出ないし体も動かない。
金縛りにあったみたいに硬直しちゃって、何もできずにステーションの入口を見てた。



8:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 22:21:43 ID:7t0urCYiO
ぺたん、ぺたん、ぺたん。
音が立ち止まった時には私、発狂寸前。だってすりガラスに俯き加減の人影が映ってる。
涙がボロボロあふれてきて「ごめんなさい、ごめんなさい、帰って…!」ってとにかく祈ったけど、無駄だったみたい。
人影はゆっくり動いた。頭を下げて、お辞儀するみたいに。


そこで私、絶叫。
真っ赤に爛れた左手と顔の上半分が入口からこっちを覗いた。


すると奥からバンッて音がして「何!?」ってバイトの男の子の声が。
そこでやっと動けるようになって、必死で目を瞑って頭を抱えながらとにかくキャーッ、キャーッて叫んだ。
端から見たら本当に発狂してる人みたいだよね。

男の子が駆け付けて抱き締めてくれた。
「落ち着いて!どうしたん!落ち着け!」とか叫んでた気がする。


暫くしてやっと落ち着いてきた私(この間に本当の客が来なくて良かったw)は、超泣きながらことの顛末を説明。
男の子は黙って話を聞いて
「怖かったな、でも大丈夫、俺も休憩からすぐ戻ってこっち居るから」
って言ってくれた。その頃には匂いも消えてた。



9:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 22:22:25 ID:7t0urCYiO
その後は何組か客来たけど、案内もオーダーも全部男の子がやってくれた。
テーブルを片付ける時は二人で行って、特に仕事が無い時はステーションでずっと慰めてもらった。



その後はとにかく怖いので三日間程休みを貰って、その後一ヵ月でファミレスを辞めました。
ちなみにその日あった火事では死人は出ていなかったみたいだから(運ばれた人は重傷だけど意識はバッチリだったらしい)
覗いて来た人物と関連性は無いかもしれないけど。
まぁ一応ってことで、書いておきました。

携帯だから読みにくいかも。あと長くてスイマセン。



22:いぬ ◆a2ORFWivbA :2007/08/01(水) 04:43:18 ID:BzcTwvFf0
安アパートの女
実体験っす。

確か夏頃。今くらいかな?当時住んでた西東京のH市で、1Kの安アパートに住んでた頃の話。
その日はいつもどおりバイトから帰り、だらだらとテレビを見ながらメシ食って
日付が変わるくらいには寝たと思う。
次に意識を取り戻したのは夜中だった。

物音がして、それで寝ぼけながらも起きてしまったんだ。
木造の安アパートなんて壁も天井も薄いし、住んだ事あるやつなら判ると思うけど
大げさじゃなく隣人の笑い声やら生活音がほとんど筒抜け状態だったし
最初はそういう他人の出した物音だと思った。寝ぼけてたし。



23:いぬ ◆a2ORFWivbA :2007/08/01(水) 04:44:37 ID:BzcTwvFf0
でもすぐに全身の毛が逆立った。明らかに俺の部屋のドア叩く音なんだもん
すぐさまドアが開いて白いロングコートを着た女が部屋に入ってきた
ドアを叩かれた驚きから思考停止してた俺は女にビビるのに時間が掛かった
なんとか大声を出そうとお腹に力を入れるんだけど肝心の声が出ないの。情けない事に。
それでも搾り出すように思い切り力を込めた時

信じられないスピードで女は部屋から出て行った。
良かった、助かった、なんだったんだ、怖い
色んな気持ちが頭の中をぐるぐる回って、ひとしきり放心した後…
さっきの女、酔っ払って部屋を間違えただけか?
という仮説に到達し、とたんに馬鹿らしくなり
女に対する怒りさえこみ上げてきていた
明日だってバイトだってのに…悪態をついてまた横になると



24:いぬ ◆a2ORFWivbA :2007/08/01(水) 04:46:12 ID:BzcTwvFf0
今度は音もなく、玄関先に女が立ってる

cんさlふじこrんヴぃえあ…!もう絶句。
でも、今しがたの仮説で怒りもあったせいか、
絶対に大声で威圧してやろうって気持ちになってた
面白いもんで、それでも声が出ないのね
なんとかしようと頑張ってると女がズームするみたいにスーっと近寄ってくる
明らかに歩いてない、コート揺れてないし
怖くて怖くてやっとかすれた声を出すことができた

するとまるで壊れたビデオみたいに女の距離が少しだけまき戻った
でも結局それだけの話、すぐさまコッチに向かって滑り寄ってくる
俺は馬鹿みたいにわー、わーって叫んでその度に少しずつ距離を戻す。
でも徐々に戻り幅が減っていって近くなってきてるんだよ…
そして目と鼻の先、俺の顔のド正面に女が迫った
(余談だがそれだけ近づいているのに結局女の顔は真っ黒で表情が見えなかった)
そこでついに渾身の大声を出し…



25:いぬ ◆a2ORFWivbA :2007/08/01(水) 04:47:17 ID:BzcTwvFf0
…俺は絶叫しながら布団から跳ね起きた
全身寝汗びっしょり
馬鹿らしいくらいにマンガみたいな寝覚めをしてしまったとヘコむ
耳を澄ますと隣人が室内を歩く音とか聞こえてくる
結局コートの女の姿だけ消えて、いつもと変わらない俺の部屋

今度こそ本当に脱力して、倒れこむように布団に寝そべった
疲れてるのにもちろんすぐに寝付けるわけないよ
半泣きでため息ついて目を開けたとき
俺の左側にコートの女が立って俺を見下ろしてる!

ここに至って驚きとかじゃなくなる、もう勘弁してくださいって感じで
うんざり?なんかガッカリするんだよ。
でも不思議なことに襲ってこない。ただ見てるだけ。
もちろんそれだけで怖いんだけど、さっきより何倍もマシだった



26:いぬ ◆a2ORFWivbA :2007/08/01(水) 04:49:35 ID:BzcTwvFf0
結局女はいなくなっていた。

落ち着いたあと勇気を振り絞って電気の紐に手を伸ばすと
部屋の壁には、ところどころ黄ばんだ白いコートだけがかけられていた

結局あれがなんだったのか判らず仕舞いです。
コートはいまだに持っていて、春先にはたまに着たりしてます

長文&あまり怖くなくてごめす



27:本当にあった怖い名無し:2007/08/01(水) 05:13:25 ID:XkxZhJoV0
漂うモノ
今はもうあまりないんだが、

10代のころは時おり妙なものが見えることがあった。
なかでも複数回見ているモノが以下に書く奇妙なもの。

最初に見たのは学生時代の友人Mのアパート。
友人が実家からでて引っ越してきたばかりのそのアパートは
築何十年とかで見た目にもいかにもなオンボロアパートだった。
イメージとしては4畳半フォークとか男おいどんとかそんな感じw
引っ越し祝いで別の友人Aと初めて部屋に行った時、入った瞬間から
ひどく暗いし、空気も悪いなあと感じた。
まあ立地的にも物件的にも仕方ないのかと思ったとき、そいつが目に入った。

そいつの見た目は50センチくらいの蛇みたいなもの。色は紫がかった黒一色。
蛇というよりはウナギとか(巨大な)ドジョウに近いかも知れない。
目とか口とかは何もないが両端は先細りでどことなく生物めいて見える。
そしてどういう仕組みかは知らないが宙に浮いて部屋の電灯の周囲をただよってる。
煙のようなものではなく明らかに実体がある感じ。
表面の質感としてはゴムのようで光を反射したりは一切してなかった。
時おり体をくねらせる動きもどこか生物っぽい。
もっとも体を二つ折りみたいにしてたし背骨とかはなさそうだが。

MもAもまったく気づいていない様子だったので
なにも言わなかった。
特にAはは少し前にとある恐怖体験をして以来、
俺をその元凶のように思っているのでw
いやな感じがしたので俺は2人を飲みに誘い、そのまま帰った。

数ヵ月後(その間意識して行くのを避けてたので)に
再びMの部屋に行くとそいつはいなくなってた。
心なしか部屋も明るく、空気も淀んではいなくなってた。
その時は別にそんなものもいるのかくらいにしか感じなかった。
まあ、こっちの世界のものとは思わなかったけど。



28:本当にあった怖い名無し:2007/08/01(水) 05:17:42 ID:XkxZhJoV0
その後、何回か同様のものを見た。
場所はバイト先の作業場だったり大きなホールだったりいろいろ。
長さはは30センチくらいのものから4,5メートルくらいのものまで
様々だったけど、太さは決まって5センチくらいだった。

そいつはだいたい何もせずに宙を舞っているだけだったのだが、
一匹だけバイト先で知り合ったパートのおばちゃんに
やたらまとわりついているやつを見た。
やはりおばちゃんは気づいていないようだ。
因果関係はわからないがそのおばちゃんはしばらくして
大病を患ったとかでパートを辞めた。
そして、まもなく亡くなられたと聞いた。



48:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 01:30:25 ID:gtNQfAMn0
>>27
そこまで明確に見えるってすごいな!
ちょっと違うかもしれないけど、自分もそういうウネウネ系は見た事がある。

でも、俺のは常時見えるってやつじゃなくて、寝不足の時とかに、床やら空中やらに沸いてくるのが見える。
最初は「虫?!」とか思ったんだが、読んでみて気付いた。
あれはうなぎとか蛇系のぐにゃぐにゃした感じだわ。

そういうタイプじゃないんで分からんが、レベル的にはザコっぽい感じはした。
でも人が死んでると言うし、やっぱり自分の勘は当てにならないと思った。



75:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 06:10:03 ID:kpFt8HPpO
前にこのスレに貼ってあったんだけど…
確か小学生3人組が裏山に秘密基地を作って遊んでたんだけど、
狂ったババアに見つかって追い掛けられ散々恐い思いをする話。
最後の方は3人組が大人になり、その内1人が骨折か何かで入院し、
その入院先の病院でババアがゴミ集め等の用務員をしてて…

って話、誰かご存知の方いますかー?
また読みたいのでお持ちの優しい方いらっしゃいましたら貼ってくだされ(´・ω・`)



86:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 08:29:45 ID:vLABP5O70
>>75
あの4ヶ月に渡って連載された超大作を貼ってくれって?
そいつは無理な話だw



133:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 15:22:03 ID:QekPz/NC0
>>75
何かヒマすぎて調べてしまった。
http://syarecowa.moo.jp/126/52.html
にありました。



139:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 16:08:36 ID:k6pLE2q8O
合宿所
外ゆえ携帯からゴメン


この前兄貴に聞いた話

兄貴が学〇院大学に通ってるんだが、
そこにサークルとかが合宿する時に使うための寮みたいなんがあるんだと

その近くに、めっちゃ古い廃校になった校舎があるらしいんだが
兄貴のサークルの二個上の先輩が、合宿でその廃校に肝試ししに行った時何故かそこにあった子供靴を家にもって帰って枕の後ろにはさんで寝たんだって

そんで次の日、枕をめくったらそこには何もない
昨日確かに持って帰って来たはずの子供靴がなくってたらしい

その後、その先輩は右足怪我しまくって
大会とかも出場できなくなってしまったらしい

続く



141:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 16:31:37 ID:33MsPqKA0
>>139です
パソに切り替えました

続き

その一年後の去年、
大学サークルで合宿行った時に皆でまたその廃校に肝試しに行ったらしいんだが
兄貴の一個上の先輩がその靴の話を聞いて、興味本位でその靴を持って帰って
同じようにその靴を枕の裏に入れて一晩寝たんだと。
そしたら次の日の朝、案の定その靴は枕の裏から消えている。
その先輩はグッスリ寝てて気づかなかったらしいんだが、
合宿所の同じ部屋に泊まってた友人が言うには、

夜中に誰かが部屋に入ってきたらしい。

その後、一個上の先輩も右半身怪我しまくりで大会出場断念、あまりにも怪我が多いので
二人して御祓いに行ったら怪我がピッタリ止んだそうな。

来年あたり俺もその廃校行ってみる予定
もし靴があったら、持って帰りはしないが写真くらいは撮ってくるつもりです

駄文失礼しました。でも全部実話



307:本当にあった怖い名無し:2007/08/03(金) 17:12:58 ID:7zRQwMa30
>>141
君の言う施設が岩手県内にある学○院のものだとしたら、
その施設は去年閉鎖されたよ。
そのそもその施設自体、病院の建物をそのまま使っていた
から相当にやばかったんだけどね。怪談話が尽きなかったよ。

近所の廃墟は行ったことがあったけど、いつ行っても、服や雑誌、
その他生活用品がそっくり残っていたのは不思議だったね。
みんなが結構、持ち去ったはずなのに、、
元の場所に戻って来るようにしか思えなかったな・・・



174::2007/08/02(木) 17:34:14 ID:31fovk0VO
狂った原因
自分的に洒落にならんかった話。

高校時代、クラスメイトの女の子が狂った。
授業中に突然奇声をあげたり、見えない何かに怯えたり、いきなり暴れ出したりって具合に。
原因はわからない。胎児して躁鬱になったとか、
薬に手を出したとかの話はあったけんだけど、どれも噂の域は越えてはいなかった。

と言うのも、狂った彼女はすぐに学校を辞めて家族と引っ越していったからね。
教師も詳しい説明なんかしてくれなかったし。

精神病院に入院した・してるって噂も聞いたけど、それも事実かどうか分からない。

彼女には特別仲の良い子って居なかった。
って言っても嫌われてるって訳ではなかったんだけど。

入学直後から彼氏以外の人間は眼中ありません!
みたいな子だったから、女子同士の交流はあまりなかったんだよね。

(彼氏も同じ学校・学年で、休み時間はいつも二人でずっとベタベタしてたし)
仲良くなってもせいぜい学校生活の中のみのことであって、放課後や休日に遊ぶ女は、少なくともうちの学校には居なかったんじゃないかな。
私のいたグループとの交流が、彼女にとって最大の女子との関わりだったと思う。
だからこその私の恐怖体験。



175::2007/08/02(木) 17:35:07 ID:31fovk0VO
彼女が狂い始めた時、その子の彼氏が私たちのグループへ相談に来た。彼女の手帳を持って。
彼からしたら、私たちが一番彼女と仲良く見えていたようだから相談相手に選んだんだろうけど
正直言うと、グループ内の誰も彼女の携帯番号やメアドレスも知らないような仲だったから困った・・・。

それでも彼は本気で彼女のことを心配してたし、
私たちも何か力になれるなら、手帳に狂った原因が書いてあるのなら、

その原因を取り除けば何とかなるのなら、ってことで皆で中を見てみた。そして絶句。


「まだ終わってないよ」
「あたしを捜してる」
「見つかれば殺される」
「隠れなくちゃ」
「〇〇くん(彼氏の名前)、愛してる、見捨てないで」
「死にたくない」
「どこに隠れても無駄」
「あたしは殺される」
「誰か助けて」


そんな言葉が、スケジュール欄アドレス欄メモ欄関係なく
びっしりと書き込まれていた。



176:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 17:38:27 ID:31fovk0VO
ま、ありがちな話かもしれないけどね。
正気を失った人間が一番怖いとオモタよ。



188:1/6:2007/08/02(木) 19:00:06 ID:g8J70gWQ0
オンボロデパート
予期せぬ時に予期せぬ出来事が起きると、どうして良いか分からなくなる。

これは、俺が先日体験した話。

俺はその日、市内のデパートに買い物に行った。
デパートと言っても大手のところではなく、ちょいと古い小さなデパート。
雨が降っていたこともあり、平日の昼間、お客はあまり居なかった。

俺は5階にある紳士雑貨で目当ての物を買い、さて帰ろうと思ってエレベータに乗った。
上から降りてきたエレベータには、2人のお客が乗っていた。ちなみにエレベーターガールなんて洒落たものは居ない。
4階に着き、お客は2人とも降りる。エレベータには俺1人。
そのまま下がっていき、3階を過ぎたときだった。
突然エレベータが止まり、電気も消えた。



189:2/6:2007/08/02(木) 19:01:13 ID:g8J70gWQ0
どうやら停電のようだった。
これには焦った。「うぉっ」とか素で言ってしまった。
誰も聞いてなくてよかった。
しばらくすればすぐ動き出すだろうと思ったが、どうにも落ち着かない。
なにしろこのエレベータ、窓がない。しかもなぜか非常灯もつかないので完全に真っ暗。このオンボロデパートめ。
明かりが欲しかったので、俺は携帯を取り出した。
ぼうっと明るくなる。なんとなく落ち着く。
エレベータ内の奥に立っていた俺。
携帯から顔を上げて何気なくドアの方を見た。

操作パネル板とは逆側の角に、誰かが後ろを向いて立っていた。



190:3/6:2007/08/02(木) 19:01:54 ID:g8J70gWQ0
よくある、髪の長い白い服を着た・・・というものじゃなかった。
暗くて色はよく分からなかったが、ワンピースを着たショートカットの女性だった。
俺以外乗っているはずがないのに、そこに居た。
俺は固まった。ほんの数秒だろうけど、俺は動けなかった。
それを見たくなかったが、なぜか視線をそらせなかった。

心の中で、お願いだから振り向かないでくれ、と祈った。
声も出さないでくれ、動かないでそのままじっとしていてくれ、と祈った。
もしそいつがこっちを向いたり、何か、きっと恐ろしい声で何か言ってきたら、
俺は永遠に叫び続けることになると思った。
自分の叫び声で気が狂ってしまうと思った。



191:4/6:2007/08/02(木) 19:02:34 ID:g8J70gWQ0
俺は携帯を切った。今度は明かりが怖かった。
馬鹿げてるかもしれないが、その明かりのせいで、そいつがこっちを向いてしまうのではないかと考えた。

徐々に暗闇に目が慣れてきた。
そいつは相変わらず、角に頭を付けるような格好で、こちらに背中を向けて立っている。

俺はじっと固まっている。嫌な汗がたくさん出てきた。

・・・するとそいつが動いた。
背中を向けたまま、操作パネルの方に動いていった。
歩いている感じではなかった。滑るように、音もなく動いた。

俺はなんとか叫ぶのを堪えた。声を飲み込んだ。
そいつは操作パネルの前に立った。



192:5/6:2007/08/02(木) 19:03:30 ID:g8J70gWQ0
俺はもう、ガタガタ震えていたと思う。もうダメだ、もう限界だ、と思った。
そいつが手をあげて、最上階のボタンを押した。
暗かったはずなのに、そいつの指はよく見えた。爪も剥がれてボロボロの指だった。
そしてゆっくり振り向いて、低い、低い声でこう言った。
「何階から、落ちますか?」

死人の顔。言葉では言い表せない。
俺はそれと目を合わせてしまった。いや、目なんてなかった。黒い眼窩を見た。
俺は限界を超えた。俺の身体が、叫ぶために息を大きく吸い込んだ。
さぁ声の限り・・・という瞬間、パッと明かりが点いた。エレベータの稼動音がした。
アナウンスの声が聞こえた。
「一時的な停電により、お客さまには大変ご迷惑を~・・・」

そいつは消えていた。

俺は無事に、エレベータから出ることができた。



193:6/6:2007/08/02(木) 19:04:15 ID:g8J70gWQ0
あとで、昔そのデパートの屋上から飛び降り自殺をした女性が居る、という話を聞いた。
ああいった古い建物にはよくある話かもしれないが、俺は信じた。
俺はもう、あのデパートには行かない。
1人でエレベータには乗らない。
今度は無事に済む気がしない。
あの顔とあの声は、一生忘れられそうにない・・・。



206:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 20:48:28 ID:L4nItFzH0
テトラポット
もうすっかり夏ですね、ではとっておきの怖い話を

http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1185699581/l50#tag57
からコピペ

:今度こそ怖い話 :2007/08/01(水) 13:38:58 ID:owL8YKz1O
こわいはなしは一瞬でバレたので今度は怖い話
この話は2Chに書くのは初めてです。
長いです。よろしく。

高2のときの話です。
私は1年生のときのクラスメイトを誘って他県に
2泊3日で海キャンプに行く計画をたてました。
一学期の半ばからみんな誘ったのですが
結局来たのは15人くらいだったと思います。

キャンプ初日、私達は高速バスに乗りキャンプ場に着きました。
そこはかなり広い所で、普通の海水浴場や
キャンプ場等が集まった海浜公園で
私達は大きなロッジに泊まることになっていました。
現地には昼過ぎ頃着いたのですが
ロッジのチェックインが2時か3時だったので
しばらくは荷物を置いて泳ぐことにしました。

そこは日本海で遠浅なので足が届かなくなる辺りから
ちょっと泳ぐとテトラポットで作られた防波堤まで行けます
数人で防波堤まで行き上に乗って話していると
砂浜から監視員がメガフォンで
テトラポットに乗っている人!早く降りてください!!
と絶叫します。

あまりに怒るのでバカな高校生だった私達は
何回も乗ったり降りたりして監視員を怒らせていました。
しばらく海で遊んだ後、いい時間になったので
計画の発案者として私ともう1人友人で
ロッジのカギを借りに行きました。



207:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 20:49:46 ID:L4nItFzH0
受付は結構若いお姉さんだったのですが私達を見ると
「あ、さっきテトラポットに乗って怒られてた人たちでしょ?」
と言ってきました。
覚えられていたことと話題があることで話しやすかったので
「見てたんですか?あの人ちょっと怒りすぎじゃない?」
と話を膨らませました
「ん~、あそこはね~。」
とお姉さんは言いたいけど
言ってはいけないことがあるかのような口振りでした。

何かあったのかとしつこく食い下がると
特別と言うことでお姉さんは話してくれました。
以下お姉さんの話をまとめたもの
昔は今ほどテトラポットに乗ることに対して厳しくなかった
ある日私達のように泊まりに来ていたカップルが
テトラポットに乗っていると高波がきた

男はテトラポットにしがみついたが女は一度波にさらわれ
次の波でテトラポットに打ち付けられ
流されて死体は上がっていない
噂では打ち付けられた女は半分脳みそが出たような状態で
男に 助けて と言いながら流されていった



208:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 20:50:21 ID:L4nItFzH0
それ以来そのテトラポットに乗っていて
波にさらわれて死ぬ人が増えた。
さらわれなかった人や助かった人で
助けてと言う女の声を聞いたり
脳みそが出た女を見たと言う人がたくさんいる。

海浜公園としては死亡者が出るのも
幽霊まがいの話が広がるのも好ましくないので
テトラポットに乗っている人がいたら厳しく注意して
すぐに下ろすことにした。
と言うことでした。

そんな話を聞いてクリアファイルにロッジ使用上の注意事項と
ロッジが集まっているとこの地図が挟まった物を受け取り
注意事項を聞かされ、
私達のロッジAー8号の場所を地図で教えてもらい
カギを受け取って事務所を出た。
そのキャンプは女の子も来ていたので
今の話は怖がる奴もいるかもしれないし
しばらくは黙っておこうと友人と決めて皆とロッジに行った。

1日目はバーベキュー等をして2日目も夕方まで泳いだ
2日目の夜に外で食べたり飲んだりしながら皆で話していたが
暴露大会もネタが尽きてきて
怖い話をしようと言うことになった。
結構盛り上がったが怖い話もだんだんネタが尽きてきた
そこで明日には帰るしもういいかと言うことになり
私といっしょにカギを借りに行った友人は
前日に聞いた話をすることにした。



209:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 20:51:06 ID:L4nItFzH0
話が終わった直後に懐中電灯を持った警備員らしき人が来て
「Cー16号ってここですか?」
と聞いてきた。
それを聞いて私は少しドキッとした。
私達の中の1人がクリアファイルの地図を見ながら
「Cー16ならすぐそこ、隣ですよ」
と答えていたがそれを聞いて私は思わず
「そのカップルが泊まってたのCー16らしいんだけど」
と言ってしまった。

別にそれがどうしたと言う話なんだけどそのときは
なぜか皆パニックになってロッジに駆け込んだ。
私はお姉さんからカップルが泊まっていたロッジを聞いていたが
AとCだから遠いだろうと思い込んで気にしていなかった
しかしロッジの号番号の最初に付いているアルファベットは
部屋の大きさを表すもので場所は関係なかった

ロッジに入りしばらくして落ち着きを取り戻してきたころ
「でもさっきの警備員なんでCー16の場所なんか
聞いてきたんだろ?誰も泊まってないのに」
と言いだした。
すると別のやつが
「いやいや、泊まってたよ。なんか怖いけどカップルが。
昨日からいたじゃん。」
と言う。

するとまた別のやつは
「泊まってなかったよ。
俺まわりに誰もいないから騒げるなって思ったし」
と言う。
皆に聞いてみると泊まっているカップルを見た派と
誰も泊まってない派は半々くらいだった。



210:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 20:52:11 ID:L4nItFzH0
そんな話をしているとまた怯えだした女の子が
「あの窓怖い。誰か閉めてきて」
と言いだした。
そのロッジにはカーテン、網戸が付いた出入りできるくらいの
大きめのガラス窓と網戸だけ付いている木でできた
小窓があったのだが小窓はCー16側に付いていた。

大きめの窓は網戸が少し破れていて虫が入りそうだったので
ガラス窓もカーテンも閉めていたから小窓まで閉めたら
暑すぎると言う奴もいたが閉めてと言った子の怯えが伝染して
閉めて派が増えたので全然怖がってなかった奴が
しょうがなしに閉めに行った。

そいつは小窓の近くまで行くとバタンと勢いよく
小窓を閉めて走って戻って来た。
「カップルいた!なんかベランダで2人でこっち見てる!
電気も付けずに並んで見てる!!」
そんなことを言いだした。
女の子たちはさらに怯えたが男はほとんど
お前そんな嘘つくなよ
と言う雰囲気で2人が小窓を見に行った。

そいつらも小窓をちょっと開けると勢いよく閉めて戻って来た。
見えたらしい。
男は全員見に行ったが
私を含めた2人以外は全員カップルが見えた。
泣き出す女の子もいて部屋は異様な雰囲気になり
みんなで小窓と反対側の壁の近くに集まっていた。

これマジでやばくない?
とか話していたら1人が
「なんか音がする」
と言った。
皆静かになると確かに小窓の外の方から
ズルリズルリと何かを引きずるような音がする。



211:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 20:52:53 ID:L4nItFzH0
皆で音から逃げるように壁に張り付いていた。
すると音はロッジを回って
私達が張り付いている壁のほうにやってくる。
皆なぜか静かに音から遠い壁際に移動した。
すると音はさらに私達のほうに回ってくる。

ロッジの中を静かに音から逃げ回っていたが
音はどうやらロッジのまわりをぐるぐる回っているらしい。
私達はロッジの真ん中に集まりなぜか静かにしていた。
その音は一晩中ロッジのまわりを回っていた。
たまに壁をすごい勢いで2人か3人で叩くような音がした。
 

女の子は皆しくしく言っていたし男も皆半泣きだった
何時間かたつと音はCー16のほうに帰って行った。
それから少ししてカーテンの隙間から朝日が入ってきたので
朝まで音は回っていたようだが音が回っていた間
誰も寝なかったし話さなかった
朝日がさしてしばらくして誰かが
「早く帰ろう」
と言った。

その言葉に皆我に返ったかのように急いで荷物をまとめ
前日出しっぱなしだった外の片付けもほとんどせずに
急いでカギを返した。
出しっぱなしだった懐中電灯やガスコンロは置いて帰った。
親に怒られた。
高速バス乗り場まで行く市バスを待つための
ボックスみたいな所でも誰もしゃべらなかった
高速バスに乗ると私はすぐ寝てしまったので皆の様子は知らない



212:本当にあった怖い名無し:2007/08/02(木) 20:53:32 ID:L4nItFzH0
長々と落ちもない話をごめんなさい。
思い出しながら書いてたら思ったより長くなりました。
急いだので誤字、脱字、わかりにくい所があったらごめんなさい
洒落怖とかに投下される話に比べたら全然怖くないと思いますが
あの時は本当に怖かったです。

今でも海キャンプは行けないし
あれ以来その海に行けなくなったり
海自体に行けなくなった子もいます。
初めて2chで長文書いたので
誰か読んでくれる人がいたら嬉しいです。



だそうです



215:海の子:2007/08/02(木) 21:57:04 ID:Qfp4x3iY0
スキューバ・ダイブの写真
すこし前、おじさんから、聞いた話し…

今から、20年くらい昔(昭和の終わり時)、若い夫婦がある海(国内)へ、スキューバ・ダイビングに行った時の
話しです。     …携帯電話も無かった時代の頃…

奥さんは、その日は身体の調子が悪く、潜らなかったけど…ご主人は潜りました。
奥さんは、船(ボート)の上でご主人の写真を何枚か撮り、船から海へ入るところを3枚だけ撮りました。

船の縁に後ろ向きに腰掛けているところ            …で一枚目の写真
鼻と口を手で押さえ、後ろ向きに背中から海面に入る寸前のところ…で二枚目の写真
海面にドボンと入った瞬間……で三枚目の写真
そして、時間は過ぎていきました。  15分  30分  45分  …もうボンベの酸素が無くなるのに、
ご主人は、船に上がってきませんでした。

一時間が過ぎ、不安になり、「あなた!あなた!どこ!返事して」声を出して叫んでも、返事はありません。
これは 「大変、…」という事で、船の無線で連絡をとり、捜索願いを出し、みんなで探しました。
ご主人は、10mくらい底の海に沈んでおり、直ぐに病院に運ばれましたが、残念ながら亡くなってしまいました。
葬式が済み、四十九日も終わり、少し落ちついた頃に、奥さんは思い出しました。
「アッ!そうだわ…あわただしくて、忘れてたけど、撮った写真を現像しなくては、」
奥さんは、最後のご主人との思い出の写真を現像にだしました。



216:海の子:2007/08/02(木) 21:59:21 ID:Qfp4x3iY0
奥さんは、最後のご主人との思い出の写真を現像にだしました。
翌日になり、写真を受け取りに行き、そして主人のもういない、家に帰り独り寂しく写真を見ては思い出してました。
「あら、最後の写真…船で撮った最後の写真3枚が入っていないわ」奥さんは写真屋に行き、「スキューバ・ダイブの写真
が入ってませんけど・・・」とクレームを言いました。
写真屋の主人   「あの写真は、ピンボケしてましたので、渡しませんでした」
奥さん      「主人との最後の写真ですから、ピンボケでも構いません。返して下さい」
写真屋の主人   「見なくてもいいと思いますから、止めときましょう」
奥さん      「それは、私が決める事でしょう!写真を返して下さい。返して下さらないのでしたら、警察に
          届けますから…フィルムもありますから他の店に出しますし…」
写真屋の主人   「…」
奥さん      「早く返して下さい」
写真屋の主人   「そこまで…おっしゃるのでしたら、お写真は渡します…お代(金)は結構ですから、どうぞもって帰って
          下さい…でも奥さん、写真は見ないほうがいいですよ、後悔しますよ」
奥さん      「変な事を言わないで下さい。お金は払います。」
奥さんは、店のカウンターにお金を置き、怒って家に帰りました。
そして、3枚の写真を見ました。
奥さんは驚きました。     「な…なに、これ」



217:海の子:2007/08/02(木) 22:00:05 ID:Qfp4x3iY0
奥さんは驚きました。     「な…なに、これ」

一枚目の写真…船の縁に後ろ向きに腰掛けているところ             
       (主人の後ろの海面から、知らない人間の手が写っている)
奥さん       「あの時、回りに人などいなかったはずのに…」
(ひょっとして別の人がいたのかしら)奥さんはそう思いました。

二枚目の写真…鼻と口を手で押さえ、後ろ向きに背中から海面に入る寸前のところ            
        (海面から出た2本の手が、主人の肩を掴み、引きずりこんでいる)
三枚目の写真…海面にドボンと入った瞬間
        (海面には、防空頭巾をかぶった老婆の顔が写り、主人を引きずり込んで、笑っていた)

この海は、昔々…空襲で村人(女や子供)がたくさん死に、そして死体の処理にこまり、供養することなく、みんな海に捨てられた。
その為、怨念が残り災いし、今でもこの海で…謎の水死する人をするがいるらしい
… … …
う~ん 活字にすると怖さが伝わらね~よ スマン   



253:コピペ@1/4:2007/08/03(金) 00:39:58 ID:hQaEu+Wa0
卵の殻
全部コピペです。見たことある人いるかもワカンネ


知り合いの、警察関係者に聞いた話です。
去年、この近くであったバラバラ殺人事件、覚えてますか?
若い女性の部屋で、男のバラバラ死体がみつかったってやつ。その話です。
ああ、別にスプラッタな話しようってわけじゃありません。状況はそうですけど(笑)。

その女性、仮に英子さんとしておきます、と、男の人は、一樹さんということで話進めますね。
2人はそれぞれの母親が幼なじみだったので、やっぱり幼なじみってことになりますかね。
小中高と学校が同じで、高校1年の時、一樹さんの友人の坂木さんと彼女がつきあいはじめました。

そうして、3人そろって同じ大学に進学して半年目に、坂木さんが亡くなりました。
デート中に、ダムに落ちたんです。
2人きりの時で、落ちた目撃者もいなかったんですが、それは結局事故として扱われました。
英子さんが、ショックでかなり精神的にやられてしまって、
事情聴取とかできなかったせいもあったようですけど。


彼女は家から1歩も出なくなって、大学も退学。
風呂とかトイレとか食事とか、最低限の日常生活に支障はないけど、
会話は成り立たないし、無理に何かさせようとすると大声をあげて暴れ出したりする。

父親は病院にかかることを許さず、それでいて英子さんのいる2階へは近づこうとしない。
出歩かないせいか太って体格の良くなっていく英子さんに母親の手だけでは負えない時が出てきて、一樹さんが世話を手伝うようになったんです。



254:コピペ@2/4:2007/08/03(金) 00:40:38 ID:hQaEu+Wa0
続き

英子さんは、以前から手先が器用で細かい手芸を得意としていたそうで、
家に閉じこもるようになってからは、いつも卵細工をつくっていたそうです。

卵に穴をあけて中身を抜いてよく洗って、細かい布きれをボンドで張り付ける。
それに紐をつけて、カーテンレールに吊す。

カーテンが閉められなくなるので、それをお母さんが毎日、部屋の天井に移して画鋲で留める。

部屋の天井が、いろんな柄の卵に埋め尽くされていきました。
そんなある日、お母さんは英子さんの妊娠に気づきました
そして、一樹さんのお母さんに真っ先に相談しました。
お母さんから話を聞いた一樹さんは、家を飛び出して友人の家を泊まり歩くようになりました。
英子さんを妊娠させたのは、一樹さんだったんです。

ある日、友人の1人がたびたび泊まりに来る一樹さんからその話を聞き出しました。
彼は、その話をしてすぐ、やっぱりちゃんと責任をとらなくてはいけない、
けじめをつける、と言い置いて友人宅を出て行きました。

けれど、それが、生きている彼を見た最後の証言となったのです。
翌日、彼は英子さんの部屋で、バラバラにされてみつかりました。
みつけたのは、英子さんのお母さんでした。はじめ、それが何かわからなかったそうです。

部屋の隅では、英子さんが眠っていました。
そして、部屋中に、天井にぶら下げていたはずの卵の殻が落ちていたんです。
ひどい臭いがしていたそうです。
けれど、英子さんはすやすやと眠っていたし、臭いの元も見あたらなかった。


お母さんは、英子さんに女性の毎月の行事が始まったためだろうと見当をつけました。血の臭いに似ていたからです。
妊娠じゃなかったんだとほっとして、とりあえず空気を入れ替えようと思っても、
床には一面、割れて崩れた丸い殻。布にくるまれた何百もの卵。




255:コピペ@3/4:2007/08/03(金) 00:41:45 ID:hQaEu+Wa0
更に続き

お母さんは窓への道をつくろうと足で卵をよけようとして、その異様な重さに驚きました。
動かしたひょうしに強くなった異臭。その重さの妙な感じ。
恐る恐るしゃがみこんで近くのそれらを観察して、
彼女は布切れの間からのぞく赤黒いモノに気づきました。

昔、大怪我をした時に見た開いた傷口そっくりの色。

お母さんは悲鳴を上げて、でも、お父さんは1階にいたけれど、声もかけてきませんでした。
お母さんは気持ち悪いのを我慢して足で重たい卵をよけて英子さんのところまで行き、無理矢理起こして部屋から連れ出しました。
英子さんは嫌がって卵を踏みつぶしたりしましたが、火事場の馬鹿力が作用したのか、小柄なお母さんが英子さんを部屋から引きずり出し、1階へ下ろしました
英子さんの姿に、お父さんはそっぽを向いて寝室に引っ込んでしまいました。

お母さんは1人でやっとのこと英子さんを居間に落ち着かせ、
それから、警察に電話をかけました。

もちろん、お母さんは卵の中身が何かわかっていませんでした。
けれど、近所の人が蛇が出たと行って110番しておまわりさんを
呼んだことがあったので、それよりは重大時だと思ってかけたのだそうです。


やってきたおまわりさんは、英子さんに踏みつぶされた卵の中に、
人間の目玉をみつけました。そこから、大騒ぎになったのです。

もうおわかりだと思いますが、卵の中身は一樹さんでした。
彼が、何百、千に近いくらい細かくバラバラにされて、卵の殻の中に納められていたのです。

DNA鑑定で、彼だと確認されました。遺体の多くに、生体反応が認められました。
彼は、生きたままバラバラにされたのです。
しかも、刃物を使われた痕跡は見あたらない。
引きちぎられ、折られ粉々にされていたんです。




256:コピペ@4/4:2007/08/03(金) 00:43:59 ID:hQaEu+Wa0
またまた続き

そのバラバラのかけらが、ご丁寧にも卵の殻の中に納められ、布切れで飾られていたんです。
英子さんからはなんの証言も得られませんでした。
ご両親もなんの物音も聞いていませんでした。

結局、英子さんが無理矢理妊娠させられたことを恨んで
一樹さんを殺したのだろうということになりました。


けれど、不可解な点が多くあります。警察も未だその謎を解いていません。
というより、解く気もありません。

卵の殻にあけられた穴より大きな骨片が、どうやって中に納められたのか。
どれも穴を布でふさがれていたのに、前日の晩に彼が目撃されている。
たった一晩の作業とはとても思えないこと。


そして、粉々に引き裂かれた現場が、どこにもみつからなかったこと。
何より、道具なしに人力で人を引き裂くことができるのか。
それも粉々に。できるわけがない。

英子さんは、今は精神病院にいるそうです。
おなかの子供がその後どうなったのかは聞いていません。

一樹さんが何にどのようにして殺され、いかなる方法で卵の中に入れられたのか。
解答はありません。

以上、他サイトで見かけて俺がマジでビビったコピペは終わり。
次辺り体験談書くかも



294:本当にあった怖い名無し:2007/08/03(金) 16:02:54 ID:3bTPOzuq0
迷い道
俺がトラックの運転手をしていた時の話。

地図見て走っていたんだけど、俺のトラックじゃ潜れない高さの
トンネルがあって仕方なしに迂回。周りは田舎。
地図見る限りじゃ迂回路を走っていくと大きな県道に出るから
大して心配してなかった。ところが、どこをどう間違えたのか
県道へは出れず。また地図見るも??おかしいな、あってるハズだけど?
外は暗くなり始めて、辺りは廃屋や廃車がまばらに見える。

更にうっそうと草が茂っていて聞こうにも人は居ない。道の先を見ると
アパートが先に見えたんで、そこでUターンか人が居れば道聞こうと思って
行ってみたら人がいた。なんか白髪のおばあさんがアパートの前で突っ立ってた。
気味悪いなあと思いながらも、トラックの窓越しに道を聞くと、ただ無言で指差すだけ。
「ホントにそっち?」て聞くも頷くだけで、終始下向いたまま。
で、俺は言われるがままトラックを走らせた。



296:本当にあった怖い名無し:2007/08/03(金) 16:25:52 ID:3bTPOzuq0
嫌な予感してたんだけど、とりあえず走っていくと何か建物が建っている広場へ出た。
…行き止まりじゃねーかよ。トラックの向きを変えようとハンドルを切ったらいきなり
「ガスッ!」て音がして、「何か踏んだか?」と思って懐中電灯持って降りたが
何も踏んでない。どうも気になって懐中電灯で建物を照らすと…
火事で焼けた廃屋だった。乗り込むとエンジン止まっていてヘッドライトの明かり
がついたまま。おかしいな?セルまわってもエンジン掛からない。

んで、ふと見るとさっきのおばあさんが明かりの先に突っ立ってた!!
もうパニックで何回もセル回してエンジン掛かると同時に逃げ帰ったよ。
走ってる途中も「バン!ドゴ!」てボディを叩く音がしていて
気が狂いそうになってスッ飛ばして走った。途中さっきのアパートが見えたけど…
ガラスが割れて廃屋…のように見えた。チラ見でしか見てないけど。



299:本当にあった怖い名無し:2007/08/03(金) 16:49:06 ID:3bTPOzuq0
パニックになりながら走っていると、もと来た明かりがある道へ出た。
行きに通り過ぎた酒屋さんが見えて、営業中だったので
道を聞いて何とかなったけど、本当に酒屋さんが「人間」でよかったよ。
酒屋さんにこれまでのことを話すと、どうやら廃村に迷い込んでたらしい。
火事のあった建物は豪農の家だったようで、継ぐ者がなく、1人暮らしのおばあさんが
火事で焼け死んだ家らしい。「あそこは誰も近寄らない」そうだ。
でも、変なところ曲がった覚えないけどなあ??

気になったのは…
トラックのシャーシにいつのか解らない古い手ぬぐいが引っかかってたこと。
その直後、俺が仕事中の怪我で入院していた時
近所の家が火事で燃えたこと。
その時乗っていたトラックが入院中放火されて廃車になったこと。
オハライ、勿論行きました。



300:本当にあった怖い名無し:2007/08/03(金) 16:52:07 ID:GDElWzjF0
あんた
そのばーさんに気に入られたねw



322:本当にあった怖い名無し:2007/08/03(金) 23:13:10 ID:aZXDKKU/0
闇鍋
もういい年なわたしが小学生の時の先生の、学生の頃の話だから、随分昔の話。


当時貧乏学生だった先生達は、どうにかしてお腹一杯食事をしようとして、
何人か集まり、1人1材料の持ち寄りを参加条件とし、闇鍋をする事にした。
暗い中、それぞれが用意した具が、鍋へと入れられてゆき、
明かりを付ける頃には、それなりの量の「鍋」が出来上がり、皆喜んで食べ始めた。
ところが食べ進むうちに1人、また1人と痙攣を起こし、倒れて行った・・・

結局、救急車が出動する大騒ぎとなり、判明した事実は。
本当に赤貧で、具材を買うお金も無く、調達する宛も無い、
でも鍋は食いたい!!!って奴が、飛んでた蝙蝠捕まえて参加、鍋に投入。
で、ほぼ全員、蝙蝠の保持していた、なんらかの病原菌か黴菌かにやられたらしい。

「目の前でバタバタ人が倒れてくんだから、下手なホラーより怖かった」と先生。
幸い、死人は出なかったそうですが、マジで洒落にならん出来事だったそうです



448:本当にあった怖い名無し:2007/08/04(土) 23:53:20 ID:apaO/7Vi0
成仏できない姉
それは私がまだ中学生の時でした。

当時美術部だった私は、写生会に行った時に顧問の
若い女の先生と話をしていたのです。
その頃は霊が見えなかった私は、他人の心霊体験に
興味津々で、そのときもいつもと変わらぬ感覚で
私は先生に聞いたのです。
「先生は心霊体験したことないん?」と。
すると先生はいわゆる“みえる人”らしく、
少し考えてから、私に話をしてくれました。


もう6年前からですが、先生の家に一人の幽霊がいるのです。
初めてその霊に会った時は、さほど気にしなかったそうです。
普段から見えるので、「あ、いるな」程度。
中学生くらいの女の子で、ワンピースをはいていて、
廊下の奥の方でうつむいて立っていました。

同じ日に、座敷で座っているのと、
階段の踊り場のところで座ってじっと下を見ているのを目撃しました。
先生もさすがに何度も見るので多少怖くなり、
母親に容姿などを話してみたそうです。
すると、母は以外な顔をしてこう言いました。
「それ、この家を建てたときの設計士さんの娘さんだ。
 設計中に事故で亡くなって、亡くなるちょうどちょっと前に
 建ててる段階のこの家をみにきたから」



449:本当にあった怖い名無し:2007/08/05(日) 00:01:18 ID:apaO/7Vi0
それから、少女の霊を時々先生は見るそうです。
その設計士さんに言おうと思ったらしいのですが、
なかなか連絡が取れないんだそうです。


私はその話を聞いて心臓が止まりそうになりました。
怖かったわけでもないんです。
ただ、直感で思いました。
その少女は6年前交通事故で亡くなった姉だと。
その連絡が取れない設計士は5年前に自殺した父だと。
私は何より姉が成仏していないことがショックでした。
早く迎えに行ってあげなければいけないと思いました。


先生に事情を説明して、私は翌日すぐに先生の家に行きました。
母親はついて行こうとしたのですが、どうしても
断れない仕事があり、私にすべてを託して見送りました。
家に着くと、先生が迎えてくれました。
先生がよく姉の霊をみるという座敷に通されました。
日があまり当たらなくて、薄暗い部屋でした。
こんな寂しいところに姉は一人でずっといたのかと思うと、
気付かなかった自分にとても腹が立ちました。



451:本当にあった怖い名無し:2007/08/05(日) 00:16:57 ID:iRh5lSE70
先生は私を一人にしてくれました。
私は必死に姉に語りかけました。
「長い間一人ぼっちにしてごめんね。
 気がつかなくてごめんね。
 もう迎えに来たよ。一人ぼっちじゃないよ。
 さあ、私と帰ろう。家へ帰ろう」
途中から私は泣いていました。
姉は私をどう思っているのだろうか。
優しかった姉に何とひどい仕打ちをしてしまったのかと。

しばらく泣いていると、誰かが私の肩を優しくたたきました。
振り返ると、全く知らない恐ろしい顔をした少女が立っていました。
少女はニンマリ笑ってつぶやきました。
「つれてってくれるの?」


未だ少女が私の後ろにいることより、
本当の姉が成仏したかどうかが心配です。


おわり



645:本当にあった怖い名無し:2007/08/06(月) 19:06:59 ID:PDO5Q7YCO
湖にまつわる怖い話

母から聞いた話。
(若い頃)母は、いつもの仲良しグループ5人で湖にドライブに行く事になったんだって。
その湖はどこにでもあるような普通の湖だったんだけど、
いわゆるドライブスポットって言われる所じゃなかった。
地元の人しか知らないようなこじんまりした湖だったのね。

母達はよくドライブしててその湖にも行ってた。
その日もいつも通りに車を走らせてた。片道1時間くらいで湖に着いた。
景色を楽しんだり、湖畔で談笑したりしているうちに日がすっかり暮れて夜になった。
5人は帰ることにした。


車を走らせて30分位したら5人の中のSさんが急に
「ついてきてるよ…」
って言い出したのね。
最初他の4人は「なにが?」って感じだったんだけど、今度はSさんが急に震え出した。その震え方が尋常じゃなかったんで母含め他4人は「大丈夫?!」とか言って車の中にあった白いタオルとか自分のパーカーをSにかけてやってた。
そしたらSが「白はダメ!連れてかれる!」とかいって頭を抱えてまたガタガタ震えていた。母達は何がなんだかわからなかったけどしばらくしてその異変に気付いた。



647:本当にあった怖い名無し:2007/08/06(月) 19:19:50 ID:PDO5Q7YCO
車の窓ガラスが誰かに叩かれてるのに気付いた。
低い音で何回も何回も。

でも車は時速50はゆうに越えてたし、叩いてる人なんてもちろん誰もいない。
ただ音だけが響いてたんだって。
5人は悲鳴をあげ、Sと同じように震えた。
ドライバーも気を失いそうだったらしいがなんとかこの状況から抜け出そうと必死で運転してたらしい。
1つトンネルがあったんだけどトンネルに入ると叩く音はだんだん小さくなっていった。
そしてトンネルを出るころには音が無くなってた。
5人はなんとか戻ってこれたらしい。

母がゾッとしたのはこの体験だけじゃなかった。
翌日あの湖から死体が上がった。

あとでSに話を聴いてみると、車を叩かれてるとき意識は朦朧としてたんだけど
はっきりと「おいてかないで」って聞こえてたらしい。
Sはいわゆる霊感体質で人よりもこういうことに敏感らしかった。


母が言うには後にも先にもあれほど恐怖を感じたことはないそうです。
私も話を聞いてゾッとしました。



408:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 22:42:31.98 ID:IoFDoXcaP
旅館の出来事
手短にと思いましたが長くなり、連投になります。煽りは覚悟しています。


1.
一昨年、会社の友達3人と東北に車で旅行に行った時の話です。
会社はソフトハウスで、とあるシステムの完成祝いでした。
閑散期だったので予約はせず行き当たりばったり。
最悪は車(エスティマ)の中で寝ましょうね、という小旅行。
かなりの山奥で●●荘という看板が目にとまり、よし今夜はここにしようという事になりました。

到着すると、年季の入った規模の小さな旅館でした。
私「ごめん下さい、予約していませんが泊めていただけますか?」
ご年配の女将「申し訳ありませんが、うちはご予約のお客様だけでございます。」
田中「食事がなくても、泊まれるだけでもいいんですが、どうにか・・・」
村田「今当日予約ということで・・・ダメですか?」
女将「そういわれましても...」
私達「お願いします。」
と、ごり押しして、離れの部屋で良ければということで、どうにか泊めてもらえることになりました。
部屋に通され、とりあえず座卓に座って一段落。
離れというのは本館に廊下1本でつながっている別館でした。

田中「離れって、何だろ、混んでいるのかな」
村田「若い女性客でもいるといいねぇ」
みたいな話をしていましたが、少なくとも車は私達の1台だけで、ロビーも閑散とした雰囲気で静かでした。

二人は風呂に行くといい、私は一休みしてあとで一人でゆっくり入ることにしました。



409:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 22:43:55.55 ID:IoFDoXcaP
2.
私は畳の上に枕を出してすぐに寝入ってしまいました。
突然、体を揺すられて目が覚めたのですが、誰もいません。
二人にからかわれるのもしゃくに障るので「お前ら何やってんだ」っとハッタリをかけたましたが反応はなく、シーン。
肩か背中を揺すられた生々しさだけは体感として残っていました。
妙な感覚でしたが、夢か何かか、さほど気にも止めず再び眠りにつきました。

ふと目が覚めた時、後ろに誰かがいるような気配を感じました。
奴らがまた脅かそうとしているのだろう、逆に脅かしてやろうと思い勢いをつけてバッと寝返りをうった時です。
私の目に飛び込んできたのは、顔面血だらけの女が両手をもがくようにガリガリしている姿でした。
私はもんどりうって「ぐうわぁぁぁぁ」と叫んだ時、その自分の声で目が覚めたのです。
回りを見ても誰もいません。瞬間何がなんだかわからず、心臓がバクバクしながらも冷静になろうと上体を起こし息を整えました。

そしてまもなく二人が帰ってきたのですが、二人の表情がこわばっていて神妙です。
田中が「ここはやばいかもしれない、キャンセルしてここを出よう。」といい、村田も無言で頷いています。

話を聞くと、二人が風呂に入った時、一人の男が湯船につかっていたそうです。
湯気で良く見えなかったそうですが、彼らは「失礼します」と挨拶しながら湯船につかり、雑談しながら旅の醍醐味を満喫していました。
かなり長湯していたそうですが、奥の男は俯き加減のまま身動き一つしなかったそうです。
聞いていて、私はついさっきの事もあり、恐怖な雰囲気になってきたので「ま、でも裸の幽霊というのも聞いたことないよね」とちゃかしましたが二人は笑いません。



410:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 22:45:12.02 ID:IoFDoXcaP
3.
彼らは湯を出て体を洗いはじめましたが、村田は長湯をしている男のことが気になっていたので、時折気づかれないようにチラチラと見ていたそうです。
良くは見えなかったものの、俯いていた男が突然顔を上げて、
なんとなく目があったような気がしたそうです。


さりげなく目をそらし前を向いた時、自然と目に入った鏡に、
じっと自分を見つめている男の顔が写っていたというのです。

横には田中がいます。村田は「うわっ」と悲鳴を上げてイスから転げ落ちました。
振り向いても誰もいません。湯船にはまだ男がいます。
気の毒そうに笑う田中に、小声で今の事を話しましたが、
まさか、みたいな感じで最初は信じられなかったそうです。


気を落ち着かせ、村田がまだ頭を洗っていた時、
田中の方は洗い終えて、再び湯船へ向かいました。

その時「おいっ、さっきの人いないぞ」田中の声が浴場に響き渡りました。
音も立てずに、二人に気づかれないように風呂から出られるわけがない。

二人の話というのはそこまででした。
特に村田が相当怖がっていましたが、私はごり押しして
せっかく泊めてもらったのに今更キャンセルもないだろうと思いました。

一応私が代表みたいな立場でしたし。

ですから「まぁ古い旅館だとそんな事もあるかもねぇ」みたいな感じで彼らに同調を見せながらも、今更・・・と話をしていた時、夕食が部屋に運ばれてきました。
賄いさんはまだ20台後半と思われる女性でした。7時にお願いしていましたので、その時間だったと思います。
そんな流れから、私達は食事の誘惑にはかなわず、風呂の一件は棚上げとなりました。
食事をしながら、村田は懸命に恐怖を力説していましたが、話しているうちに落ち着いてきたのか、終いには楽しい夕食になっていました。
私は内心、さっきの自分の方がよほど怖かったぞと思いましたが、それを話すとまた帰るとか言い出しそうだったので、止めました。



411:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 22:46:10.63 ID:IoFDoXcaP
4.
夕食は地の山菜と川魚が主で、大変美味しかったです。
私はどうしようか迷いましたが、汗をかいていましたのでお風呂に入ることにしました。
今考えると馬鹿な奴だと思いますが、私は「信じない人」でした。

脱衣室の様子から、誰もいない事がわかりました。
貸し切りだなと思いましたが、戸を開ける時は流石に少しびびりました。
が、誰もいませんでした。

「そりゃそうだろぉ」と、私は誰はばかることなく大声を出して湯船へ向かい、
貸し切りの湯を満喫していました。

両足をのばし、頭にタオル、目をつぶって放心状態でいた時です。
急に、誰かが私の足首をつかんだのです。ヌルっとしたとても嫌な感触でした。

引っ張られたかどうかは覚えていませんが、
私はパニックになり、両足であたりかまわず思い切り蹴りまくりました。

バタバタ暴れながら、とにかく湯船を出て上から見渡しましたが、そこには誰もいませんでした。

信じてもらえないかもしれませんが、
こんな怖い思いをすれば叫びながら裸で浴場を飛び出ていきそうなものですが、

恥ずかしい思いは時に恐怖心を上回るのか、
私はとりあえず手短に体を洗い終え、流石に湯船には入らず浴場を出ました。

鏡はできるだけ見ないようにして洗いましたが、半泣きでした。

部屋に戻ると布団がきれいに敷かれていて、二人は普通にくつろいでいたようでしたが、戻った私を見て何事もなかったか聞いてきました。
私は最初に起きたことと、今浴場で起きたことを二人に話しました。
仕事柄もありますが、私たちは今までの出来事を整理しました。(SEは論理的に物事を整理して考える癖みたいのがついているのです)
1.最初に私のからだをゆすった奴(夢の可能性あり)
2.血だらけの顔でもがいていた女(夢の可能性あり)
3.湯船につかっていた男(二人が見ている)
4.鏡に映っていた男(村田が目撃)
5.私の足をつかんだ手(男湯だから男?)
少なくとも複数の幽霊らしきものが立て続けに出没したことになります。



412:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 22:47:04.95 ID:IoFDoXcaP
5.
誰かに恨まれるようなことはないか、旅の途中変なことはなかったか、
など私たちは話し合いましたが思い当たる節はありませんでした。

女将さんに相談することも考えましたが、あんまり失礼なこともできませんよね。
自分で言うのも何ですが、私たち3人は皆比較的穏やかな性格でした。。
たぶん一番怖い思いをしたのは私だと思いますが、
悪いことをしていなければ何も恐れることはない、
という信念がありましたので、二人にそう言い聞かせて、
とにかく一晩頑張ろうということになりました。

この時、私は幽霊というかそういうものの存在を少し信じるようになっていました。

ちなみにテレビはありましたが、離れのためか室内アンテナで映りが悪く見られません。
何か人工的なものがないと怖かったので、
これも雑音がひどかったですが、ラジオをかけっぱなしにしていました。

気がつくと外は雨になっていました。窓を打つ雨の音、時折聞こえるヒューという風の音。
普段はなんのことはない音ですが、こういう時は結構恐怖なもので、
誰かが窓を叩いているような、そんな錯覚に陥りそうでした。


11時をすぎ、私たちは電気を消してみな布団に入り、話すともなく話をしていました。
そのうち村田が会話に入ってこなくなりました。多分寝入ったのでしょう。
私もいつの間にか睡魔に襲われて、うとうとしだしていた時、突然金縛りにあってしまいました。

それまで金縛りは幾度となく経験がありましたが、この時は格別に恐怖でした。
なぜなら初めて幻聴を聞いたのです。「ぎゃぁーーーーー、ぎゃぁーーーーー」
体が動かず息もできない状態で恐ろしい女の声だけが繰り返されていました。
うまく表現できませんが、キャーではなく肉体を切り裂かれたときに出すような悲鳴でした。

金縛りは不思議なもので、その時は夢ではないと思っているのですが、ふと目が覚めるのです。
心臓はバクバク状態で、とにかく早く上体を起こさないと再び金縛りに入るのは過去の経験でわかっていましたので、頑張って状態を起こしました。

肩で息をしていたと思いますが、
田中が異変に気がついてくれて電気をつけ私を気遣ってくれました。

私はまだ、金縛りがもたらした幻聴であって幽霊がどうのとかは断定はできないと思っていましたので、必要以上に怖がらすような事はしませんでした。



413:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 22:47:59.08 ID:IoFDoXcaP
6.最後です
どこかに連投は3つまでみたいな記述もありましたね。
その後もラジオから変な声が聞こえたり、
色々あって結局寝付いたのは2時過ぎでしたが、そのあたりの経験は省きます。


以下は、翌日失礼のないように、女将さんから聞いた話です。
一昨年の丁度今頃、中年の夫婦が3連泊の予定で泊まりに来たそうです。
特に不審な様子もなかったそうですが、二人は最後チェックアウトをした後に、
旅館近くの小さな崖から飛び降り自殺を図ったそうです。

男性の方は即死でしたが、女性の方が亡くなったのは翌日でした。

女将さんの話では、二人の霊はこの旅館に居ついているのではなく、
お客さんが連れてくるのではないかとの事でした。

感性の強い方のようで、お客さんが来た時、連れてきた場合はなんとなく
予感がするそうで、最初私たちを断ったのもそのためだったとの事でした。

年に数回妙なことがあるそうで、どうしたものか、悩んでおられました。

私が一つだけ理解に苦しんだのは、私の足をつかんだ理由です。
恐らく湯の中に引きずり込もうとかではなく、
何かを訴えたかったのではないかと考えています。

女将さんの話を聞いてそのように思いました。
私たちは野生の草花でしたが花束を作り、
自殺したと思われる場所に置いて3人で手を合わせてその場を後にしました。


以上です。駄文失礼しました。



414:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 23:06:52.37 ID:na9h9Im40
ありがちなパターンだけど、けっこうおもしろかったよ
文が読みやすいせいか長文もそれほど気にならなかったし



416:本当にあった怖い名無し:2013/08/24(土) 23:55:27.13 ID:aKfnEaST0
うーん、雰囲気があって面白かったです
しかし信じない人はそこまで体験してても一人で風呂に行くとかできるんですなーw
俺だったら無理だわ。絶対無理無理



509:本当にあった怖い名無し:2013/08/28(水) 13:56:41.87 ID:GJLKSQt1I
潔癖性
生理の話なので、気持ち悪くなるかもしれません。


数年前、バイト仲間だった男の話。
そいつは異常なまでの潔癖性だったんだ。
そいつにレジやらせると、小銭と客の手が触れたっていうだけで
必死に手を洗い続けるのね。ずーっと。


その間にレジが混んでくるんで、
結局他の奴が代わりにレジやらなきゃならんくらい潔癖性なのね。

トイレ掃除も、床におちたゴミすら拾えない。
でも、普段の性格はかわいい弟みたいな奴でさ、皆も憎めなくて。
接客も上手だったから、自然と周りの奴が汚い仕事をやってフォローしてたんだ。

ある日、そいつがバイト先に彼女連れて来たんだわ。
めちゃくちゃ綺麗な彼女でさ、「アパート借りて同棲するんです!」とか言ってて、すごい幸せそうなの。
皆で「綺麗な彼女じゃねーか!良かったな!」って喜んで、店長もサービスでパフェとか出してやって祝福してたの。
しばらくは「彼女の飯がうまくて太っちゃいました~」とか幸せな話を聞いてたんだけど、同棲はじめて半年くらいしてから、そいつ急にバイトも休みがちになって元気なくなってさ、彼女の話もぜんぜんしなくなったのね。
「最近元気ないな。彼女と何かあったの?」
って聞いたら、そいつが
「………実は」
って話しだしたんだ。



510:本当にあった怖い名無し:2013/08/28(水) 14:01:57.26 ID:GJLKSQt1I
そいつ、生まれて始めて女の子から告白されてさ、
誰だか知らないけどめちゃくちゃ可愛い子だったから嬉しくて付き合い始めたらしい。
だけど、彼女と同棲しはじめてから、
自分の潔癖性のせいで彼女とケンカになることが度々あってさ。


特にそいつが嫌だったのは、彼女が生理中の時。
トイレの三角コーナーにナプキン捨てただけで発狂(臭いがだめらしい)
生理中に風呂に入っただけで発狂(湯船が汚れるから)
一緒のベッドで寝るのも拒否(臭いが布団につく、ベッドに血がつく?とか)
で、寝る時は廊下にタオル敷いて寝かせてたらしい。
その事で彼女と大ゲンカになった時に、彼女に対してすごい酷い事言ったんだわ…。



511:本当にあった怖い名無し:2013/08/28(水) 14:03:14.23 ID:GJLKSQt1I
彼女の体のこととか、普段の生活の細かい欠点をチクチクネチネチ指摘して、
「お前みたいな汚ねー女とは一緒に居れない!」
って言って、そいつアパート飛び出して友達の家に転がりこんだんだって。
もう、家出してから二週間くらいたつって。
「今の時間、彼女は仕事でアパートに居ないと思うから、今のうちに荷物とりに行きたいんです!」とか言い出して、なぜかバイトあがったら俺が一緒にアパートに行く事になっちゃったのね。

で、俺も彼女に何かされたらやだなー巻き込まれたくないなーと思いながらアパートのドアの前までって約束でついていってあげることにしたんだ。
アパートについて、彼女の車がないのを確認してから恐る恐る部屋を開けてみたら………
壮絶な光景がひろがってた。



512:本当にあった怖い名無し:2013/08/28(水) 14:04:34.85 ID:GJLKSQt1I
壁と床ぜんぶに、おびただしい数のナプキンが貼り付けられてた。
ところどころ、画鋲とかガムテープで貼られてんの。
しかも部屋じゅうの電気が全部ついてて、窓が全開になってて
すごい数の虫、虫、虫…。

使用済みのナプキンにゼリーみたいなのが塗られてて、それに虫がびっしりついてた。

それからそいつ、発狂しながら彼女に電話かけたんだが繋がらない。
番号かえられてたみたい。
しかも、慌ててそいつが手を洗いに洗面所に行ったら、
石鹸の中にカミソリの刃がいっぱい埋め込まれてた。

もう、阿鼻叫喚って感じで、俺そのあとどうやって帰ったのかよく憶えてない。
そいつは結局、その後バイト辞めて実家に戻ったらしい。(あれ以来会ってないので店長から聞いた。バイト先にはお母さんが辞めると連絡してきたと言っていた。)

あれから考えたら、恐らく彼女は、生理中にナプキン捨てただけで発狂されていたから、たぶん捨てるにも困ってどこかにナプキンをためていたんじゃないかと思う。
それを、酷い事されてキレてしまって…壁とか床に貼り付けたんだと思う…。

その後、しばらくしてから一度だけ、そいつの彼女が店に来たと聞いた。
「○○君に、これ渡しておいて下さい」
って、茶色い封筒置いてったらしい。
誰も開けられないまま事務所においてある。
中身がフワフワしているので、俺はだいたい想像がついてる。



563:本当にあった怖い名無し:2013/08/29(木) 17:20:28.06 ID:880doeYu0
ブザー
じぶんの体験談です。  ちょっとシモ・・・ていうかアレな表現とか出るんで注意



小学生の頃、不審者にあったことがあります。
前置きしておくと、私は女です。アーッ!なあれではありませんw

私の家は、小学校から遠く、登校班で一緒に帰っても
1kmは、一人で歩かなければいけない状態です。
そんな私を心配してか、両親は防犯ブザーを買ってくれました。
それが中々特徴的で、ピ○チュウのフィギィアの防犯ブザーでした。
(これが本当にでかい、こぶしサイズのスケールモデルw)
当時ぽけっとなモンスターが大好きだった為、キーホルダーのようにランドセルにつけていました。



564:本当にあった怖い名無し:2013/08/29(木) 17:23:22.11 ID:880doeYu0
そして二年生の時 一人で下校していると
林の中から、男(下半身露出)が声を掛けてきました。
「おじょうちゃん、こっち来て」と。
完全に学校や家で聞いていた「不審者」のパターンであり
私はすぐに、ピカチュ○のブザーを鳴らしました。
男は大慌てで逃げていき、私は事なきを得ました。

その後、警察やら何やらありましたが、家族は心配して優しくしてくれるし、警官を間近に見れる
学校でもちょっとした話題の中心になれ、この事件は嫌なものとしては残りませんでした。



566:564:2013/08/29(木) 18:28:25.06 ID:880doeYu0
それから何年かたって、その出来事も忘れたころ
たしか4,5年生の時、また同じ出来事に会いました。
あの時と全く同じ林から、知らない男(やっぱり下半身丸出し、しかも臨戦態勢)が
「ごめん、こっちきて」と、手招きしています。
その頃の私も2回目ということで落ち着いており(どうせなら可愛い子狙えやw)と思っていましたw
しかし、あ と気付きました。
ブザーをランドセルの中に閉まっていたのです。



567:本当にあった怖い名無し:2013/08/29(木) 18:31:29.96 ID:880doeYu0
何を思ったのか、私は
「ちょっと待ってください」と言って、ランドセルをおろし、ブザーを取り出そうとしました。男の方も何故か律儀に少し待ってくれます。
そして、ピカ○ュウなブザーを取出し、スイッチを入れようとした瞬間


「お前かあああああああああああ!!!!!」


優しげだった声が、突然低い男の怒声に変わりました。
その目線は、私の手の中の防犯ブザーを見ています。
怖くなり、悲鳴を上げながらも、なんとかブザーを鳴らすと、男は
「あああああああああああああああああああああ」
と叫びながら、走っていきました。



568:本当にあった怖い名無し:2013/08/29(木) 18:35:02.81 ID:880doeYu0
「お前か」の言葉の意味が分かるまで、しばらくかかりました。
私の特徴的なブザーを知ってる不審者…それはつまり…

成人した今でも、あの時の声が離れません。
男性恐怖症とかにはならなかったけれど
あの道を、歩いて一人で通ることはできなくなりました。

あの男、今度こそちゃんとつかまったんでしょうか…それだけが心配です。



580:本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 11:47:10.04 ID:d3HiggFj0
車載カメラ
ヤホー知恵袋よりてん菜


私は都内で個人タクシーをしています。開業して八年たちましたが、六年前に起きた話を聞いてください。
埼玉県にお客様を送り都心に戻る住宅街で事故を起こしてしまいました。
出会い頭の事故でしたが、あと少しタイミングが悪ければ相手の車がモロに私の車の真横に衝突しドアを突き破り死んでいたかもしれません。
車は廃車になりましたが、事故録&車内カメラの内容を所属組合に提出しました。

なぜなら過失割合の証拠にする為です
本部組合で再生していただいたのですがそこには信じられない画像が記録されていたのです。

助手席にいるはずのないモノトーンの女性が
私の体にしがみついて何か私の運転を妨げている姿と、

相手の車と衝突した直後チェッ!と悔しがる音声が記録されていたのです。

信じることができますか? 今でもあまり話たくありません。
なぜなら自分自身が一番恐怖を感じたからです。
.
違反報告
.回答日時:2013/4/24 11:55:11



142:本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 06:14:28.59 ID:3LOiyENi0
良いバイト
人生で一番怖かった話


俺の友達Nがいいバイト見つけたって言ってきたので内容を聞いてみると
夜中に運転手をやるだけで一日で5万貰えるという
次の土曜日の一日限りのバイトなんだと言っていた。


そして土曜日の夜中2時頃にそいつから電話がかかってきた。
「今、バイトでT山に来てるんだけどさ、このオッサンなんか怪しいんだよな」
俺が何が怪しいのかと聞くと
「荷物を俺に見せないし、この仕事の事誰にも言うなって言うし、今も穴ほってるみたいなんだよ」
俺が「まさか死体とか・・・」というと友達Tは
「もし俺が行方不明になったら坊主頭のオッサンに殺されたと思ってくれ」
と言って切ってしまった。

俺はびびらせようとしてふざけてるんだろうと思った。
そして一時間後ぐらいにまたNから電話がかってきた。
「バイト終わったか?」と聞いてみると無言で切れてしまった。
その日はもう電話は無く、次の日になったのでNに電話をかけてみると電話に出ない。
夜の仕事だったので寝てるんだろうと思い、また次の日にかけてみたが全く電話に出ない。

その後警察に捜索願が出ていると聞かされた。
まさか本当に殺されたんじゃないか・・・
とすると2回めの電話は発信履歴からかけてきた犯人・・・?

あの電話の会話を全部警察に言おうかと思ったのだが
話ができすぎていて俺が疑われるんじゃないだろうか、

と思って怖かったので電話があった事とバイトでT山にいると言っていた事だけ警察に話した。

警察はT山を捜索したらしいが死体は見つからなかった。
Nの行方もわからないままだ。

その後も知らないやつからの着信がたまにあるので怖くてケータイの番号を変えた。
しかし犯人がNのケータイを見たのなら名前も知られたという事になる。



転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1376273448/
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1373587489/
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1185887477/
怖い話まとめ保管庫
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4111308.html
2ちゃん史上最大の奇跡ってなに?

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