米南東部アラバマ州、バーミングハム近くのウッドストックで現地時間で9日、21:18ごろ、野球ボール大の隕石が落下し爆発した。現場近くでは野外音楽コンサートが開催されており、多くの人が閃光を目にしたという。
隕石は時速122300キロで走行し、ウッドストックの上空で爆発した。
この時、ウッドストックには、英フォークロックバンド「マムフォード・アンド・サンズ」の公演があり、多くの観客が集まっていた。ツイッターやフェイスブックでは目撃コメントが相次いだ。「流れ星かと思ったが、明るい緑色に変化した」、「花火かと思ったが、どんどん大きくなり、緑色のネオンカラーになった。まっすぐに消えていった」などの声が書き込まれた。
NASAのアラバマ州にあるマーシャル宇宙飛行センターでもこの隕石をとらえていた。
同センターのビル・クーク氏によると、この程度の大きさの隕石は毎日のように地球大気圏に入ってくるそうだが、今回はバーミングハムのような都市の近くで確認されたことから、目撃者も多かったのだろう、と見解を述べたそうだ。
研究者らは、流星の軌道を計算し、それが未知の彗星から来たと判断した。
ということで、「この程度の大きさの隕石は毎日のように地球大気圏に入ってくる」そうだから、もしかしたら一度くらいは、隕石落下爆発の目撃者になれるかもしれないね。当たったらやだだけど。
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