52: おさかなくわえた名無しさん 2012/07/03 10:10:27 ID:LMXEAIz3
それじゃ、昔の田舎の地味な実話
登場人物はほぼ亡くなっているくらい昔、時代的には太平洋戦争より前

とある子供が3人の夫婦(男2人に女1人で、当時としては少ない方)の親戚に女の子が産まれたが、
母親の体調が優れず、乳も出ない
たまたま子が少なく、且つ乳が沢山出た夫婦の所に、赤ん坊は預けられることになった
2年経ち、3年経っても、父親がたまに顔を見にくるくらいでその子は預けられた家で育つ
昔の田舎だから大らかなもので、籍だけは本当の親の所だけど、
特に養育費とかの取り決めもなく、「1人や2人増えても一緒」みたいな感じだったらしい
さて、その子が就学年齢になり、親元に返すか否かということになり、
両親揃って家にやってきて話し合いをしたが、養い親の方は情がわきまくりで
余り返すことに熱心ではなく、実両親の方も「まぁ引き取らなきゃおかしいだろうけど…」くらいの感じ
肝心の女の子も、実両親には懐かず、よそよそしい
かえって一緒に育った末の男の子の方が性格的なものもあって、物怖じせずに、親戚にはしゃいでいる
すると女の子の母親が「だったらあっち(男の子)の方がいい」と言い出した
「我が子とはいえ、情はないし可愛くもない、自分はもう跡取りを産むのを望めないかもしれないし、
どうせなら男の子と取り替えたい、お宅はもう一人、男の子がいるんだからいいじゃないか」という主張
ちなみに父親の方は入り婿ということもあって空気
すると女の子の母親が「だったらあっち(男の子)の方がいい」と言い出した
「我が子とはいえ、情はないし可愛くもない、自分はもう跡取りを産むのを望めないかもしれないし、
どうせなら男の子と取り替えたい、お宅はもう一人、男の子がいるんだからいいじゃないか」という主張
ちなみに父親の方は入り婿ということもあって空気

入らないから切る