ASUS が合体スマートフォン/タブレットことPadFone Infinity をアップデートしました。ASUSにはFonePad という製品もあるのでややこしいですが、FonePad は電話ができるタブレット、PadFone はパッドと合体してタブレットとしても使用できるスマートフォンです。
従来モデルとの主な違いは、OS がAndroid 4.1 から4.2、プロセッサがSnapdragon 600 (4コアKrait 300 / 1.7GHz)から Snapdragon 800 (4コアKrait 400 / 2.2GHZ)、microSD カードスロットの搭載の3点。
またカメラの画素数は1300万画素で同じですが、新モデルは撮影環境の明るさに応じてピクセルサイズを変化させる、ASUS独自のPixelMaster テクノロジーを搭載します。
これは充分に明るい環境では1300万画素すべてを使用して撮影し、暗所ではピクセルサイズを変化させる(ピクセルを合体させる)ことで、感度を最大で400%上げて撮影する機能です。
その結果、画素数は約300万画素に減りますが、暗所でもLEDフラッシュなしで撮影できるとしています。蛇足ながら、ノキア Lumia 1020 や各社のカメラも同じような機能を搭載しています。
サンプル写真。左がハイライトモード、右が通常モード。
PadFone Infinity の主な仕様は、5インチ 1920 x 1080 液晶ディスプレイ、Snapdragon 800 プロセッサ(4コア/2.2GHz)、2GB RAM、16/32GB ストレージ、1300万画素/F2.0 カメラ、microSDカードスロット(最大64GB)、2400mAh バッテリーなど。
パッドの主な仕様は、10インチ1920 x 1080 液晶ディスプレイ、5000mAh バッテリーなど。
PadFone Infinity のサイズは L143.5 x W72.8 x H8.9 mm。重さ145g。パッドはL264.6 x W181.6 x H10.6 mm。重さは未発表です。
本体カラーはチタニウムブラックとプラチナムホワイトの2色。対応する携帯ネットワークはWCDMA 850/900/1900/2100、LTE 800/1800/2600。
PadFone Infinity の単体価格は、通信キャリアとの契約なしで1万8990台湾ドル、日本円で約6万4000円から。パッド単体の価格は7000台湾ドル、約2万3500円。今のところ発売時期について発表はありません。
PadFone Infinity スクリーンショット
PadFone Infinity ハンズオン
ハンズオン動画
PadFone Infinity で撮影した動画
こちらはスローモーション動画