プロのイラストレーター、ミカ・アンジェラ・ヘンドリクスは、自らがまず顔の部分を描き、そのあとは4歳の娘に任せている。この製作スタイルが思いがけない斬新な作品へと進化する。
各作品はまず、ヘンドリクスが緻密でレトロな頭部を描くことから始まり、その後彼女の娘がそのスケッチブックを奪い取り、首から下の部分を、子供らしい抽象的で無邪気なディテールを付け足していく。
しかもそれは人ではなく動物や謎生物の体の場合もある。それからヘンドリクスは返ってきたその画をちょっと見栄え良く整える。そこには恐竜やナメクジの体を持つ女性たちや、宇宙飛行士の頭がついたビーバーなど、思いもよらないハイブリッドな生命体が生み出されているのだ。
作品はこのように描かれる
子どもらしい発想で、ママの絵に手を加える娘
母でありアーティストであるヘンドリクスはこう語る。
「私は娘に提案するときがあります。例えば"この顔には恐竜の体が良いんじゃない?"って感じで。でも娘本人がすでに思い描いている体と違えば、たいてい無視されてしまいます。でも、私は大人で既成概念ができあがっているので、頭の部分を描いている時に、それがどんな体を持つべきか、ということをつい考えてしまう。でも娘はそうじゃない。今となっては、娘がこの顔にどんな体を付け加えるか、すごく楽しみにしています。」
「ただし、娘があまりにもシュールなでクレイジーな落書きをしたり、その生き物の周りに大きな丸をつけたり、顔の上に落書きしたりすると、心の中では"この子はもう何やってるの!?ただ手当り次第に落書きしてるだけじゃない!"と怒ったりしてますけどね。」
「それでも私は"子供のイマジネーションに大人は勝てっこない"という素晴らしい事実を受け入れなきゃ、と思うんです。そして、彼女の絵は私がイメージしたものより必ずちゃんと良くなってるんです。そう、常にね。」
仕上がった作品集
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via:thisiscolossal 原文翻訳:R
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コメント
1. 匿名処理班
なんかクセになる・・
2. 匿名処理班
お母さんの描く顔、
「ぴあ」の表紙の人思い出した
ラクガキも色塗りがプロだと
見栄えよくなるんだな
3. 匿名処理班
どれも筒型の体に枝みたいな手足付けてるだけ。
偶に魚みたいなヒレが付くか付かないか程度の違いしかない。
姪が3〜4歳くらいの時にこんな絵ばかり描いてたわ。
これを褒めてるのはただの親バカ。
4. 匿名処理班
すげぇ!!
まるでお前らみたいだな!!
5. 匿名処理班
子供の右腕が気になった
6. 匿名処理班
これは1年もしたら作れなくなるな。
7. 匿名処理班
うーん…特に驚きも感動もなく、
「で?」っていう。
8. 匿名処理班
嫌いじゃない
9. 匿名処理班
娘ちゃんが描いて終わりでなくママが再び細部や着色で仕上げるおかげでまとまった作品が完成する感じだね
10. 匿名処理班
基本キモイけど一枚目かわいい
11. 匿名処理班
こりゃ面白いや。
完成度を顔の描写に頼らなくても面白いのできそう。
12. 匿名処理班
スタンドなのかスタンド使いなのかハッキリしてくれ
13. 匿名処理班
意外と好きだった
14. 匿名処理班
しゅ〜るwww
いいなぁ、親子でこう言うのって。
ところで、子供の右腕にある絵は、まさかタトゥじゃないよね?
15. 匿名処理班
いい思い出になるね(^^)
16. 匿名処理班
かっこいい
17. 匿名処理班
なんか怖いわw
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