米マイクロソフトが Windows 8.1 の価格を発表しました。パッケージ版/ダウンロード版ともに同価格で、Windows 8.1は119.99ドル、Windows 8.1 Proは199.99ドル。なおWindows 8 から8.1へは無料でアップグレード可能です。
Windows 8.1 の販売方法については、従来のようにフル機能版とアップグレード版の2種類ではなく、フル機能版1種類のみの販売となることが特徴です。
マイクロソフトはアップグレード版の廃止について、「アップグレードの際に、使用中のOSとは別のパーティションや仮想環境にインストールしたい」というユーザーの要望に応えるための変更としています。
アップグレード方法については、Windows 7 からの場合はファイルを維持しつつアップグレードできますが、MS Office を含むデスクトップアプリケーションは再インストールが必要です。
なおWindows 8.1は、Windows Vista/XP をプリインストールするPCで動作するよう設計されていないため、Vista/XP からのアップグレードを推奨していません。それでもアップグレードしたいという方へは、パッケージ版を購入し、データやアプリのバックアップを取ってからクリーンインストールするよう呼びかけています。
また2013年末までにWindows 8.1 プリインストールPCを購入したユーザーは、Windows 8.1 Pro Pack を99.99ドルで購入できる権利を得ます。
これは通常版のWindows 8.1 をPro版にアップグレードするパッケージで、TVチューナーの操作やDVDの視聴ができる Windows Media Center も付属します。
またWindows 8.1 Pro のユーザーは、Windows Media Center 単体を9.99ドルで購入することが可能になります。
Windows 8.1 は、ニュージーランドで10月18日(金)のAM00:00から提供開始予定。日本時間では前日17日(木)の20:00にあたります。
ご参考までに、Windows 8 のバージョンによる違いについては
こちらの記事でまとめてあります。