8065820太ってお腹がぽっこり出てくることを「ビール腹」と表現しますが、体内で発酵が起こり実際に体内でビールを醸造してしまうのが腸発酵症候群、通称ビール自動醸造症候群です。



この聞き慣れない症例が見つかったのはアメリカ・テキサス州。病院の緊急処置室にめまいを訴える61歳の男性がやってきたのがきっかけです。
看護婦が男性を呼気検査をしたところ男性の血中アルコール濃度は0.37%。テキサスにおいてこれは運転における法定基準のほぼ5倍にあたる数値でした。

普通に考えるとただ酩酊した状態に見えるのですが、この男性はその日1滴のアルコールも摂取していなかったのです。
何人かの専門家は彼について「隠れて飲酒している」と記録しましたが、アメリカ・テキサス州の胃腸病学者であるジャスティン・マッカーシー博士とカルタゴ・パノラ大学の看護学長バーバラ・コーデル博士は事態の解明にのぞみました。

調査チームはまず男性の携帯品を調べてから病院の一室に24時間隔離。男性は炭水化物を摂取し、医師が血中アルコール濃度を調べたところ、ある時点において濃度は0.12%にまで上昇しました。
このことからコーデル博士とマッカーシー博士は男性の腸内で酵母過多が生じていると結論付けました。つまり、男性の腸の中はビールの醸造所のような作用を持ち、炭水化物を発酵させていたのです。 詳細は→(記事引用元: GIGAZINE

How Your Gut Can Make You Drunk

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新 着 記 事 ────────────────────────────────────────
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