1: ダイビングエルボードロップ(東京都) 2013/09/19(木) 21:49:05.80 ID:UfukPzNp0 BE:830745465-PLT(13000) ポイント特典
太ってお腹がぽっこり出てくることを「ビール腹」と表現しますが、体内で発酵が起こり実際に体内でビールを醸造してしまうのが腸発酵症候群、通称ビール自動醸造症候群です。

この聞き慣れない症例が見つかったのはアメリカ・テキサス州。病院の緊急処置室にめまいを訴える61歳の男性がやってきたのがきっかけです。
病院の看護婦が男性を呼気検査をしたところ男性の血中アルコール濃度は0.37%。テキサスにおいてこれは運転における法定基準のほぼ5倍にあたる数値でした。
普通に考えるとただ酩酊した状態に見えるのですが、この男性はその日1滴のアルコールも摂取していなかったのです。男性は例えそれが日曜日の礼拝後であっても唐突に酔っぱらってしまうという症状を持っており、彼の妻はうろたえて自身で呼気検査機を買ったほどでした。

何人かの専門家は彼について「隠れて飲酒している」と記録しましたが、アメリカ・テキサス州の胃腸病学者であるジャスティン・マッカーシー博士とカルタゴ・パノラ大学の看護学長バーバラ・コーデル博士は事態の解明にのぞみました。

調査チームはまず男性の携帯品を調べてから病院の一室に24時間隔離。男性は炭水化物を摂取し、医師が血中アルコール濃度を調べたところ、ある時点において濃度は0.12%にまで上昇しました。
このことからコーデル博士とマッカーシー博士は男性の腸内で酵母過多が生じていると結論付けました。つまり、男性の腸の中はビールの醸造所のような作用を持ち、炭水化物を発酵させていたのです。

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