米Klipsch の据え置き型 Bluetooth スピーカー「KMC 3」と、同じくポータブルタイプの「KMC 1」が国内発売されます。KMC 3 はサブウーファー付き2.1ch 構成、KMC 1 はパッシブラジエーター搭載のコンパクトモデルです。
上の写真では NFL インディアナポリス・コルツのクォーターバック、アンドリュー・ラック選手が片手で軽々と持っていますが、左側の KMC 3 は重さが約3.5kgもあります。KMCは Klipsch Music Center の略。
どちらも Bluetooth 搭載のワイヤレススピーカーで、コーデックには標準のSBCに加えて apt-X と AAC を搭載。対応するスマートフォンやタブレットなどを使えば、ワイヤレスで高音質な音楽再生が可能です。
外部入力として3.5mm のステレオミニのライン入力も備え、Bluetooth 非対応のプレーヤーにも対応します。一方、背面に装備している USB ポートはスマートフォンなどの充電専用。MP3 などの音楽ファイルが入った USB メモリなど接続しても使えません。
KMC3 は 50mm径、出力15W のアルミニウム・ダイアフラム フルレンジスピーカー x 2基と 133mm径で出力 35W のサブウーファーを搭載するモデル。スピーカーの性能は周波数特性は45Hz ~ 24kHz ±3dB。クロスオーバー周波数 380Hz。最大出力は 105dB。
天面はスマートフォンなどを置けるトレイ形状。また、電源にはAC100Vのほか、単1乾電池 x 8本でも動作可能。内蔵バッテリーは搭載しません。乾電池駆動時の再生時間はデフォルトの音量で約26時間、最大音量では約8時間です。
大きさは高さ183mm × 横432mm × 奥行140mm。カラーはブラックとホワイトの2色ラインナップ。再生/停止、曲送り、曲戻しなどが可能なリモコンが付属します。
KMC 1 は、大きさが高さ109mm × 横259mm × 奥行86mm、重さ1.56kg とコンパクトサイズで、バッテリーも内蔵するポータブルタイプ。NFC を搭載し、外へ持ちだして使う場合など、友達の NFC 対応スマートフォンやタブレットとも簡単にペアリングできます。ただ、よくあるボトル型 Bluetooth スピーカーのような防水や防塵構造ではなく、ドリンクホルダーにも入りません。
スピーカーは64mm径、出力10W のフルレンジ x 2 と 76mm径パッシブラジエーター x 2基を搭載。内蔵バッテリーで連続8時間の再生が可能です。
本体カラーは、こちらも KMC 3 と同じくブラックおよびホワイトの2色ラインナップです。
発売日は10月11日、価格はオープンですが、国内代理店であるイーフロンティアの直販サイトでは KMC 3 が税込み 4万2840円、KMC 1 は税込み 3万2340円で予約受付中です。