513 名前:510[sage] 投稿日:2013/09/23(月) 17:06:49.15
そんじゃ 俺の馴れ初め話を

俺と嫁は小学校6年生で初めて同じクラスになった
嫁は本が好きで図書委員してて
いつも教室の隅でおとなしく本を読んでるような子だった
当時はまったく接点も無く嫁を女として意識するようなことはなかった
小学校を卒業して中学の入学式の3日前に駅前の本屋で偶然会った
背の低い嫁が上の方の方の本を取ろうとしてぴょんぴょん跳ねてたので
代わりに俺が取ってあげた

その時までは俺は嫁をただの同級生の一人としてしか認識していなかった
中学校の入学式に沢山いる同じ制服の集団の中でなぜか一人だけ
まったく違うように見えた子がいたがそれが嫁だった
3日前に見たはずなのに俺的には一目惚れしたような状態になった
いきなり嫁を女として認識した俺は機会があるごとに
嫁に話しかけるようになった
何ヶ月かしたとき嫁の友達に呼び出されて嫁につきまとうな迷惑だって言われた
俺は目の前が真っ暗になった
それからしばらくは嫁を見ないようにしたし話しかけるのもやめた
あるとき学校帰りに駅前の本屋に行ったらぴょんぴょん跳ねてる子がいた
嫁だった
俺は関係ないと言わんばかりに後ろを通り過ぎようとしたら嫁に裾を引っ張られた
今日は本を取ってくれないんですか? と言う
俺はムスっとした顔で嫁が取りたかった本を取ってあげて立ち去ろうとした
そうしたらいきなり嫁が泣き出した
どうしたらいいかわからなくて嫁を本屋の外に連れ出そうとしたら万引きと間違われた
本の代金を払って近くのマックに入って話を聞いた

516 名前:510[sage] 投稿日:2013/09/23(月) 17:36:00.33
どうして無視するんですか? 私のことが嫌いですか? と嫁は言った
俺は頭が混乱した
俺は嫁に嫌われてるって思ってたのになんか全然話が違う
そこで俺は嫁の友達に言われたことを伝えた
嫁はかなり驚いていた
そんなことを頼んだ覚えは無いと言う
誤解が解けてやっと嫁が笑った
その笑顔を見た俺はたまらなくなって嫁に好きだって言ってしまった
そうしたら嫁は顔を真っ赤にして俯いてなにも言わなくなってしまった
これはダメかと思ったらものすごく小さな声で私もって言ってくれた
そうしたら周りから拍手と口笛が聞こえた
二人の世界に入っていたので誰もいないような気になっていたけど
ここは駅前のマックなので周りにはかなり人がいた
周りからはやるなー中坊とか色々な声が聞こえたので恥ずかしくなって
すぐに退散しようとしたら出口付近の店員までがニヤニヤしてた
次の日学校に行ったら黒板にでっかく相合い傘書かれて
俺と嫁は公認カップルになった
その後は同じ高校に進学して卒業後嫁は地元の銀行に就職
俺は近くの大学に進んで大学卒業後3年で結婚
最近嫁の妊娠がわかり嫁のお腹に話しかける毎日です

おとうさんは同級生