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エイリアンと聞いて頭に思い浮かぶのは、だいたいあの灰色のボディーをした目の大きい「グレイ型」であるという人が多いだろう。また、エイリアンとの遭遇や拉致事件も、人里離れた場所で、光る宇宙船を見たとか、宇宙船に連れていかれて身体検査され、戻ってきたときには記憶が一部消えていたとかいった話が定番である。
未知との遭遇に関する体験談は奇抜ながらも型にはまりすぎていて、作り話ではないかと思われるものもある。だがしかし、これら全てが嘘だと言えるだろうか? カール・セーガンの「どこかで 信じられない何かが 知られるのを待っている。」という言葉を思い出して欲しい。ここにあげた例は、どこかで聞いたような話が多いが、もしかしたら、そこには知ってほしい誰かがいるかもしれないし、そうでもないのかもしれない。
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10.マレーシアの小さなエイリアン
ダグラス・アダムズの小説『銀河ヒッチハイクガイド』の中にこんなくだりが出てくる。ふたつのエイリアンの種族が、巨大な艦隊を組んで、遥か彼方を何万年もかけて地球にやってきたが、地球人より遥かに小さい彼らは小型犬に食われてしまうはめになることを知るよしもなかったというもの。
似たような遭遇話がマレーシアに多くある。1970年8月19日、6人の子供たちが深い森の中で遊んでいたとき、直径1メートルに満たないUFOから5人の人型エイリアンが出てきたのを目撃した。エイリアンの身長は8セン
チほどしかなく、4人はブルーの服、リーダーらしきもうひとりは黄色の服に先の尖ったヘルメットを被っていたという。彼らは一本の木に向かい、なにか飛行機のような装置を設置しようとしていた。彼らは子供たちを追い払おうと、光線銃のようなもので撃ってきたという。
9.カーディフのUFO窃盗団
イギリス国防省が、UFOや地球外生物活動と思われる証言報告を大量に発表した中にこんな話がある。1992年、ウェールズのカーディフに住む男性が、友人たちとキャンプに出かけたとき、現れた12〜15機のUFOの一団に車や犬やテントを奪われたという。どうやってUFOが車を持ち去ったのか、説明されることはなく、調査で満足のいく答えが明かされることはなかった。
8.エイリアンに意識を消された少年
1989年9月27日、ロシアのヴォロネジで子供たちがサッカーをして遊んでいると、赤い円盤が着陸した。身長2.7メートルもの三つ目の生物が降りてきて、光線銃のようなものでドミトリという少年の意識を消した。エイリアンが飛び去ると、ドミトリは覚醒した。このUFOは警官を含む大人も目撃していて、ヴォロネジの町がUFO騒ぎで一時わいたことは注目に値する。
7.エイリアンとバトルした男
1954年、グスタボ・ゴンザレスとホセ・ポンセは、ベネズエラのカラカス郊外をトラックで走っていた。カーブを曲がったとき、巨大な光る球体が道をふさいでいるのに遭遇した。ゴンザレスがトラックから降りて調べてみようとすると、球体のハッチが開いて、三人の小さな毛むくじゃらの人型生物が出てきて、そのうちのひとりがゴンザレスに飛び掛ってきた。
軽いわりには力が強く、振り払うことができずに取っ組み合いの喧嘩になり、ゴンザレスは4.5メートルも吹っ飛ばされた。ゴンザレスはナイフを抜いて刺そうとしたが、エイリアンの体は鋼鉄のように固く、ナイフの刃が立たなかった。しかしその後、エイリアンは根負けして宇宙船に逃げ帰り、そのまま飛び去ってしまった。ゴンザレスとポンセはこの事件を警察に報告したが、一部始終を見ていたという警官が供述を裏付けたので驚いた。
6.エイリアンの野外パーティー
エイリアンと遭遇してもそれほど大騒ぎしない人もいる。1961年4月18日、ウィスコンシン州イーグルリバーでのこと。ジョー・サイモントンの農場の近くに宇宙船が着陸し、イタリア人のようなエイリアンが降り立ったという。エイリアンはグリルを設置し、パンケーキのようなものを料理し始めた。身振り手まねで水をくれるよう要求し、サイモントンが持ってきてやると、ケーキを4つ作って、ひとつ分けてくれたという。
後でサイモントンがそれを地元の大学に送ると、材料はすべて地球のものだという結果が出た。サイモントンが本当に地球外生物に会って、水をくれという言葉を理解したのなら、彼はそのエイリアンよりももっと奇妙な生き物かもしれない。その後、仕事の妨げになるほどのマスコミが農場に押し寄せたという。
5.肥料をもらいにきたエイリアン
1964年4月24日、ニューアークの農夫ゲイリー・ウィルコックスはエイリアンに遭遇した。シガータイプの物体が着陸したのを見た彼は、飛行機が墜落したと勘違いして、トラクターで現場に乗りつけた。飛行船の中には布で顔を覆ったふたりの生き物が乗っていて、ウィルコックスに自分たちは火星人だと言って、いろいろ質問し出した。
二時間ほどしてからやっと本題に入り、彼らは火星を地球化するために、地球の土を研究しようとしているのだと説明した。しまいには、火星には牛がいないので肥料をくれと要求し、ウィルコックスが取りに行っている間に姿を消してしまった。ウィルコックスは肥料の袋をそのままにして翌日、チェックしにくると袋はなくなっていたという。
4.ピエル・ザンフレッタとトカゲ人間
イタリアのある警備員の話。1978年12月6日、彼は見回りをしていたときに、4つの光が警備していた家に向かっているのを目撃した。銃を抜いて光に近づくと、それは身長3メートル、グリーンの皮膚、頭から角の生えたレプティリアンで、マウスピースをつけていたという。彼らは警備員に向かって熱線のようなものを撃ってきた。彼は飛びのいて無線で応援を要請した。
現場には、異常に大きな50センチもの足跡が残っていて、まわりの木も焦げていたため、なにか異常なことが起こったことだけはわかった。しかし、事件はこれで終わりではなかった。
12月26日、再びエイリアンは戻ってきて今度は彼を拉致した。彼らはザンブレッタを宇宙船に連れて行き、通話ヘルメットのようなものをつけさせ、彼の銃を試し撃ちした。ザンフレッタは恐ろしくなって解放してくれと頼むと、聞き入れられたという。
その後もザンフレッタは、1979年7月29日、12月2日、1980年にも拉致された。五回目にはクリスタルでできた母船に連れて行かれ、チューブで吊るされたカエルのような生き物を見せられて、彼らの敵なのだと言われた。どうして短期間に何度も彼を拉致したのか、その理由は明かさなれなかった。ザンフレッタは最初こそマスコミに騒がれたが、その後は見向きもされなくなった。
3.リー・パリッシュはロボットに拉致されたのか?
1977年1月27日、19歳のリー・パリッシュは車で帰宅途中だった。すると突然光のビームの中に車ごと浮きあがったという。催眠状態から覚めた後にパリッシュはそのときの様子をこう語った。
三つの奇妙な物体の前に連れて行かれたが、それはどんな生物とも似つかなかったという。ひとつは大きな黒い6メートルほどの長方形の物体で、接合部のないロボットアームがついていた。やはり同じようなアームのついた赤い長方形の物体や、2メートルくらいの白いものもいたという。白いのがどうやらリーダーのようで、赤いのがアームを伸ばして近づいてきて、恐々と触れてきた。そのときパリッシュは冷たさと痛みを感じたという。パリッシュの体を調べてから、三つの物体はひとつになり、彼らがロボットだという印象を消した。気がつくとパリッシュは自分の車に戻っていたという。
2.道端の脳
1971年8月17日、カリフォルニア州パロスヴァーデズでのこと。ジョン・ホッジスとポール・ロドリゲスは車で家に帰ろうとしていたとき、道路に脳のような形状のエイリアンがふたりいるのを目撃した。小さいほうはソフトボールよりも少し大きいくらいので、大きいほうには大きな赤い目がついていたという。それがこちらに向かって漂ってきたので、ふたりは慌てて逃げ、ホッジスはロドリゲスを家まで送った。
ところがホッジスが自分の家に帰ると、そのエイリアンたちが現れ、ホッジスを彼らのリーダーのところへ連れて行った。リーダーたちは巷で言われているようなエイリアンの姿形をしていて、脳のような物体は彼らの子分のようで、テレパシーでやりとりしていたという。なぜ、彼らが脳の子分を放って、人間と接触させたのか、わかっていない。
1.エド・ウォルターズを巧妙につけまわすエイリアン
1988年、フロリダのガルフブリーズは、UFO目撃情報や写真が出回って大騒ぎになった。たくさんの人から異様な色や形のUFOの写真が次々と寄せられたが、その中心にいたのは、エド・ウォルターズだった。
1987年11月11日から、1988年5月1日まで、ウォルターズの家族は家の周りを飛ぶおよそ20機のUFOに20回も遭遇したと主張した。ウォールターズの著書『The Gulf Breeze Sightings』の中には、彼がタオル一枚の姿でUFOに向かって失せろと叫んでいるところや、エイリアンが発したとされる青いビームなどの奇妙な写真が掲載されている。最初から最後まで、ウォルターズは女性がスペイン語で赤ん坊に話しかけるような奇妙なテレパシー信号を感じたという。
さらに、エイリアンたちは運転中や家の裏手など、ウォルターズの前に頻繁に姿を現わした。彼らは1.2メートルほどの身長で、黒い瞳になんの特徴もない、よく言われるようなエイリアンの風貌をしていたが、珍しくスリットのあいたヘルメットをかぶり、ずんぐりしたかさばる防護服のようなものを着ていたという。
via:10 Of The Weirdest Alien Encounters People Really Claim To Have
原文翻訳:konohazuku
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