スマートフォンの不正アプリで、個人情報を抜き取る事件が増えているようです。
http://free.gatag.net/2010/06/29/010000.html
25日、京都府警と大分県警は「不正指令電磁的記録(ウイルス)作成」や「同供用」などの疑いで、大分県
別府市の元出会い系サイト運営会社経営、立石正彰(59才)容疑者や、東京都杉並区のIT関連会社元社長、
吉田浩司(41才)容疑者ら計6人を逮捕しました。
警察の調べによると吉田容疑者らは2012年7月、メールアドレスや電話番号などの個人情報を抜き取る
不正アプリを作成し、立石容疑者らに約30万円で販売。
「電池が長持ちする」
とのふれこみで約8千台のスマホでダウンロードさせ、約210万件の個人情報を抜き取った疑いが持たれ
ています。
また男らは別の業者などから買い集めたメールアドレス延べ約6億5千万件とあわせて、出会い系サイトに
勧誘する迷惑メールを送りつけていたとされています。
ネット犯罪に詳しい独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、不正アプリは昨年から出現し始め、
「充電長持ち」「電波改善」「動画再生」などのふれこみがあっても実際の効果はなく、個人情報だけが抜き取
られる仕組みが目立つそうです。
スマホ利用者が増えていますが、それにともない怪しげなアプリも増えているようです。
信用できそうにないアプリは無闇にダウンロードしないように注意しましょう。