インディにとって良いのは、マイクロソフトかソニーか
次世代機で注目されているインディ系開発者へのサポートですが、今のところソニーもマイクロソフトもどちらも独自のプログラムでインディへのサポートを表明しています。しかし結局のところ、インディ開発者にとって良いのはどちらの陣営なのでしょうか。
マイクロソフトの掲げるインディ向けプログラム(ID@Xbox)は、ソニーのものに比べ限定的なものとなっています。ディベロッパーはまずXboxOneでの開発に際して申請が必要なのですが、ID@Xboxのメンバーになる条件として「ゲームコンソール、PC、携帯電話、タブレットで以前タイトルを発売したことのある、プロのインディ系ゲーム開発者」が望ましい旨が書かれています。確かにマイクロソフトはインディゲームの開発プロセスに役立とうと方針を打ち立てているのですが、ターゲットを過去に成功したインディ開発者に絞っているのです。
それとは対照的なのがソニーのインディへの対応でしょう。もちろんすでに成功を収めている「ホットライン マイアミ(Hotline Miami)」や「バインディング オブ アイザック(The Binding of Isaac)」などといったインディ・タイトルも発売予定なのですが、それと同時に、開発スタジオSwitchblade Monkeysの処女作となる「シークレット ポンチョ(Secret Ponchos)」にもソニーは信頼を置いているのです。他にも「オクトダッド(Octodad: Dadliest Catch)」などは大学生チームが開発したフリーゲームの続編で、過去の実績があろうがなかろうが、同様のサポートを提供しています。
この2点をみると、ソニーが優勢に思えるでしょう。ただ、マイクロソフトの提供するXbox Liveでは「見つかりやすさ」が魅力的に映ることだと思います。どのディベロッパーがID@Xboxに登録出来るのかきつく制限することで(インディ系タイトルの量が全体的に少なくなり)、比較的ストア内の混雑を避ける事ができます。ゲーマーは楽に新しいインディゲームを見つけることが可能でしょうし、ディベロッパーにとってもこれはセールスに寄与することだと思います。さらにソフトのクオリティも概して高いものが揃うでしょう。ソニーのPSNでは、iOSのApp Storeのように中途半端なタイトルが集まってしまう危険性があるかもしれません。
以下全文を読む
グランド・セフト・オートV 【CEROレーティング「Z」】(数量限定特典DLC3種 同梱) 発売日:2013-10-10 メーカー:テイクツー・インタラクティブ・ジャパン カテゴリ:Video Games セールスランク:4 Amazon.co.jp で詳細を見る |
DARK SOULSII(通常版) 数量限定特典 特製マップ&オリジナルサウンドトラック+Amazon.co.jp限定特典 オリジナル武器利用コード付 発売日:2014-03-13 メーカー:フロム・ソフトウェア カテゴリ:Video Games セールスランク:6 Amazon.co.jp で詳細を見る |
コメントする