律子「正座!!」
- 1 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:04:33.35 ID:YxLp4L6Q0
- この話は
P「渋谷凛!?」
の続編となります。 - 2 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:07:40.57 ID:YxLp4L6Qo
- ~事務所~
P「あの…… 事務所に来た瞬間にいきなり?」
律子「四の五の言わずに!
ここに来て正座っ!」
P「訳が分からないよ…… 」セイザー
律子「なんで私が怒ってるか判りますか?」
P「皆目見当がつきません……
こんなに怒ってる律子を見るのも珍しいし」
律子「それだけの事をやったんです!
自覚が無いんですか?」 - 4 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:11:21.76 ID:YxLp4L6Qo
- P「仕事はいつも通りやってるし
報告、連絡、相談のホウレンソウも完璧、みんなの仕事も頑張って取って来てる。
逆に怒られる要素が無いと言っても過言ではない……と思うんですけど?」
律子「確かに。事務所での仕事ぶりは非の打ち所がないです。でも、事務所の外ではどうですか?」
P「それより…… 足が痛いんだけど……
LANケーブルを保護してる管が正座してる膝から足首にかけてゴリゴリして…… 」
律子「だ か ら! そこで正座させてるんです! 」
P(小鳥さんが来たら正座から解放されるかな~)入り口チラッ
律子「入り口を見ても小鳥さんは社長と仕事で今日は事務所に来ませんよ」
P「べ、別にそんな事はカンガエテマセンョ…… 」 - 5 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:14:32.35 ID:YxLp4L6Qo
- P「大体、事務所外の事ならプライベートって事だろ?
特に問題を起こした記憶も無いし、個人の時間は自由! じゃないでしょうか……ね?」
律子「はぁ…… 判って無いようなので質問の仕方を変えます。
昨日は事務所を出てから何処に行っていましたか?」
P「え~っと…… CGプロの後輩プロデューサーと居酒屋に行きました……
えっ!? 律子が何で知ってるの!?」
律子「駅前の大手CDショップでイベントがあってあの店に入ったんです。
あの辺りで個室があるのはあそこぐらいですから」
P「声をかけてくれたら良かったのに」
律子「ちょうど、入れ違いで帰るところだったんです。
お店に頼んでたタクシーが来て
3人が帰った後に軽く仕事のファイルをまとめてたら隣の個室にプロデューサーが入って来て……
で、帰る前に一言、挨拶でもしようかと思ったら女の子の声が聞こえてきたんです!」 - 6 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:16:37.49 ID:YxLp4L6Qo
- P「あー、え~…… うん。
お、女の子居たから」
律子「はい! さっきはなんて言いましたか?」
P「居酒屋に行きました、と…… 」
律子「ついさっき自分で言った事ですよー?
覚えてないんですかー?
正確に! はい!」
P「し、CGプロの後輩プロデューサーと居酒屋に行きました、です…… 」
律子「はい、よろしい。
何かおかしくないですかねぇ?
それだけ聞くと後輩と男2人で居酒屋に行ったようにしか聞こえませんけど
実際、そこには女の子が居た。
私に嘘をついて騙そうとした、と。
そう捉えていいですか?」 - 7 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:19:18.04 ID:YxLp4L6Qo
- P「ちゃうねんて! 誤解やねん!
ちゃんと話を聞ぃてぇな。
なーんも理由を聞かんで一方的に攻めるんは殺生やでぇ。堪忍してぇな」
律子「そんな妙にイントネーションが
ばっちりの大阪弁を出しても誤魔化されません!」
P「京都弁なんだな、これが」
律子「どうでもいいですから!
第一、どこで京都弁なんて覚えたんですか!?」
P「昔、双六で京都中を回るロケをした時に覚えました」
律子「もうっ! 今はそんな事を聞いてるんじゃなくて!」
P「律子が聞いたのにっ!?」
律子「ソコはどうでもいいですっ!
問題はプロデューサーが素性のわからない女性と一緒に居た事が問題なんです!」 - 9 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:23:08.80 ID:YxLp4L6Qo
- P「あー、そこか。
別にしぶりんは素性がわからな 「言い訳はいいですっ!
大体なんですか! 765プロのみんなの事もあだ名で呼ばないのに
昨日の女の子はしぶりんって!
隣の部屋だったんで聞きたくなくても会話の内容は聞こえてくるんです!
全部は聞こえなかったですけど……
ずいぶんと仲が良さそうでしたねっ!」
P「だから…… 」
律子「うるさいうるさいうるさーい!
せっかくプロデューサーになって仕事もこなせるようになってきて!
やっと…… やっと、貴方の隣に立てるようになったと思ったのに……」 ジワッ
P「律子?」
律子「気付いた時には……そこにはもう誰かが居て…… 私の居場所なんか無かったなんて…… 」グスッ - 10 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:25:29.75 ID:YxLp4L6Qo
- P「律子っ!」ダッ
律子「誰が…… グスッ
立ち上がっていいって…… ヒック
言いましたか?
誰が……ヒック
優しくしてくれなんて…… 言いましたか?」
P「律子、冷静になって聞いてくれるか…… 」
律子「もう、放っておいてくださいっ!」ジタバタ
P「ちょっ、律子! 暴れるなって!」ギュッ
律子「こんな時に抱きしめるなんてズルいです…… 」
P「落ち着いて聞いてくれ。多分、律子は勘違いしてる。
しぶりんの名前は渋谷凛と言ってCGプロ所属のアイドルだ。
律子も名前ぐらいは聞いた事があるだろ?」 - 11 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:29:14.01 ID:YxLp4L6Qo
-
律子「ほぇ? …… え!?
えーーっっ!!」ガッ
P「痛ってぇー! 密着状態からの掌底アッパーはヒドいぞ……
あと、ジリジリと間合いをはかるなよ……
というか、律子さんや……
お顔がすっごく真っ赤なんだけど大丈夫なの?」
律子「き、近距離中パンチキャンセルからの昇竜拳じゃないだけマシです!
そ、それより、 なんで居酒屋にあんな売れっ子アイドルと一緒に居たんですか!
その辺りをちゃんと説明してください!」
P「その、なんだ…… 簡単に言えば、モバPが俺と呑みに行くと聞いてついて来たみたい。
居酒屋に行くって決まってたんだけどなぁ?」 - 12 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:37:51.42 ID:YxLp4L6Qo
- 律子「そ、それは…… プロデューサーさんの事が好き、とか?」チラッ
P「…… 」
律子「はいはい、判ってます。冗談ですよ。アイドルとプロデューサーの恋愛は禁止、でしょ?」
P「アイツって意外とモテるんだなぁ。まぁ、俺なんかは恋愛とは無縁だけどな」ハハッ
律子「…… 判ってないなぁ…… 私がアイドルを辞めてプロデューサーになったのも…… 」
P「なんか言った?」
律子「わー! わー! わー!
べ、別になんでもないです!
(思ってる事が無意識に声に出ちゃった…… )」アセアセ - 14 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:41:34.53 ID:YxLp4L6Qo
- 律子「プロデューサーと『アイドル』の恋愛は禁止なんですよね。
まぁ、渋谷さんの場合は近所のお兄ちゃん的に懐いてるのかもしれないですけど」
P「思春期真っ只中で青春だな~」
律子「そ れ に し て も! 凄~く仲良くお話して盛り上がってましたねぇ」ジトー
P「いや…… あれは……
思い返すと悪ノリし過ぎたと反省してる。
凄く純粋で打てば響くような反応が面白くて。
ついついやり過ぎてしまった」
律子「違う事務所なんですから気を付けてくださいよ」 - 15 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:44:13.30 ID:YxLp4L6Qo
- P「わかったわかった。
で、誤解が解けたから良いんだけど。でもなんであんなに怒ってたんだ?」
律子「えっ?」
P「今回の件で他の事務所のアイドルと居酒屋に居た件について怒られるならまだ判る。
けど、最初は律子も女の子が誰だか知らなかった訳だし」
律子「そ、それは…… その……
えーっと…… 」アセアセ
P「それに一般の女の子だった場合は
色んな可能性が無数にあるけど
俺が律子に怒られる要因ってほぼ無くないか?」
律子「でも、あの…… 」 - 16 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:47:08.82 ID:YxLp4L6Qo
- P「なんてな。理由は大体判ってるよ」アタマナデナデ
律子「…… ///(ヤキモチを焼いたのがバレた!?)」
P「う~ん…… でも、個室なのに声が漏れるんだったらあそこはもう使えないなぁ。
律子、今日の夜は空いてるか?」
律子「はぇ? あ、あ、空いてまひゅ! か、噛んだ…… 」
P「空いてまひゅか。そーかそーか」
律子「もぉー!///」
P「律子が噛むのも珍しいな、ハハハッ。
とりあえず仕事が終わったら新しい店を探しに行こうか。
あと、重要な話もあるから」
律子「は、はい!
(なんかプロデューサーの目つきが変わった?)」
P「じゃあ今日もいつも通り頑張るか!」 - 17 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 13:54:34.56 ID:YxLp4L6Qo
- 律子(他の女の子と居酒屋に行ったことで私がヤキモチを焼いている事がプロデューサーにバレた。
そしてプロデューサーがその理由を大体判っている…… )
P「律子?」
律子(その流れから2人きりの個室で重要な話……もしかして、こ、ここここ告白!? )
P「おーい、律子~」
律子(P「他の女の子と呑みに行っただけで律子がヤキモチであんなに怒るとはなぁ。こんなに俺の事を想ってくれていたなんて全然気付かなかったよ。
こんなに鈍い俺だけど付き合ってくれないか?」
とかになったり…… なんてね! なんてね!///)
P「お~い、 帰って来いよ~」
律子「あ、え? さ、3人を迎えに行ってそのまま収録に行ってきますっっ!!」パタパタパタパタ
バタン
P「?」 - 18 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 14:00:11.97 ID:YxLp4L6Qo
-
~業務時間 終了後~
P「仕事も全部片付けたし新規開拓に行くか」
律子(やっと! やっと終わった!
正直、全くと言っていいほど仕事が手につかなかった……
あずささんと亜美には心配されて、伊織に怒られて…… 今日一日散々だったわ…… )
P「おーい、律子?」
ガチャっ
小鳥「お疲れ様でーす」
P「あれっ? 小鳥さん、今日はお休みでしたよね?」
小鳥「はい、そうだったんですけど
社長との訪問先で色々な荷物が増えてしまったので
事務所に置いてから帰ろうと思って」
P「この後は暇ですか?」
小鳥「まっすぐ家に帰るだけですねー。待ってる人なんて居ませんから……ウフフフフフ 」 - 19 : ◆L1dx14VEQM 2013/09/29(日) 14:04:45.70 ID:YxLp4L6Qo
- P「じゃあ、律子と個室がある居酒屋を探しに行くんで一緒に行きませんか?」
ガツンっ!!!
小鳥「だ、大丈夫ですか!?
律子さん、デスクにおでこをぶつけたみたいですけど凄い音でしたよ?」
P「大丈夫か!?」
律子(なんで!?…… 個室で二人っきりで大事な話があるんじゃないの?)
律子「痛たたた…… だ、大丈夫です」
P「大事な話だから小鳥さんにも聞いて欲しかったし、ちょうど良かったよ」
律子(お付き合いが始まれば
ちゃんとみんなにも伝えるはずだから…… 小鳥さんには先に言うの?)
小鳥「いきなりでよく分かりませんけど
大事な話ならお酒が入る前に議題だけでも決めておいた方がよくありませんか?」
P「確かに。今後の律子の未来にも関わるとても大事な事ですからね。
律子…… 今、言っても良いか?」
律子「コメント一覧
-
- 2013年10月01日 19:38
- コラ !黒 金 の的は人じゃないぞ~
縦長の箱だぞ~
あの中に、気持ちでどうやって放り込むんだ?
気持ち弱いと、箱の主はそっぽ向くぞ~
-
- 2013年10月01日 20:07
- タイトルにパイナップルの名前があると助かるわ〜。
一応食わず嫌いもアレなんで読んでみたけど即解散やで。
-
- 2013年10月01日 20:16
- 何でわざわざそんなコメントするんですかねぇ
「自分の嫌いなキャラのSSはまとめんなよ」ってこと?
-
- 2013年10月01日 20:19
- 非がないのに理不尽な目に遭うパターンはもうお腹いっぱい
-
- 2013年10月01日 20:28
- フェアリー使えば良いのにな……
-
- 2013年10月01日 20:30
- 「君はどのフルーツが好き?」
-
- 2013年10月01日 20:39
- 相変わらず糞つまらんな
-
- 2013年10月01日 20:44
- このPははやく眼鏡を揚げてさしあげるべき
-
- 2013年10月01日 20:57
- なんだろう、つまらない
-
- 2013年10月01日 21:04
- その律チャンのSRはこの間の週一プラチケで出たなぁ
-
- 2013年10月01日 21:28
- あんまSS書いておきながら続き書こうとしたところは評価できる
-
- 2013年10月01日 21:58
- 言っちゃあれだけど、律子が絡むとだいたい理不尽ENDになるのは分かるはずなのにな…
おとなしくアイドルたち登場させて修羅場SSにしたほうが面白い
-
- 2013年10月01日 22:18
- 前回もだけど何か内容より、このSS書いた人のウケ狙いがちょっと…
-
- 2013年10月01日 23:10
- 前作もPがウザいって酷評されまくってたな
この作者は共感を得るってことが致命的に下手くそなんだなw
-
- 2013年10月01日 23:34
- ウケ狙いの会話がサムい
-
- 2013年10月01日 23:36
- 面白かった
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は~い 違うぅ~
左右の石像を使うんだよ
腰低く!目は真ん中!意識は左右石像!はい
叫んで!