2014年の4月より、消費税が8%に増税されます。
そして今年の10月1日から、商品価格の表示で消費税を除いた税抜き価格が認められる事になり、
「本体○○円+税」「本体○○円(税抜き)」という表示方法が可能に。
税抜き表示が認められるのは、2017年3月末までの時限措置です。
現在は
「税込み○○円(本体価格○○円)」
「税込み○○円(うち消費税○○円)」 といった表示が一般的でしょうか。
この表示だと消費税が増税された時、値札を貼り替えるという作業が必要になります。
その小売の負担を軽減する為に、時限措置として10月1日より
「本体○○円+税」が可能に。
この表示方法であれば、将来さらに消費税が上がっても値札の貼り替えが一時的とはいえ必要なくなります。
小売は便利になるこの表示方法ですが、お客さんにとっては混乱する為、お店によって税込み表示にするか、税抜き表示にするか、どっちの価格を強調するか意見が分かれているようです。
「本体○○円+税」 「本体○○円(税抜き)」という税抜き表示では「本体価格は変わってませんよ」という事を説明できる利点があります。
また、消費税増税の時に値札を貼り変える必要がありません。
ただ結果的にいくら払えばいいのか分からない、税込み価格と思っていた、といったクレームが増えそうな予感。
特に子供なんかは小銭を握り締めて丁度の額を払っていく子も多いだけに、レジで「お金が足りない」といった事も増えそうです。
「税込み○○円(本体価格○○円)」 「税込み○○円(うち消費税○○円)」という今まで通りの税込み表示にすれば、そういうクレームは起こらないです。
ただし消費税増税の度に値札の総貼り替えが必要で、本体価格は変わってないにしても「値上げした」と思われる可能性が高い。
もし周りのお店が「本体○○円+税」の表示方法をとった場合は、ますます高いと思われるかもしれません。
うちのお店ではどうするか検討中。
暫くは今の税込み表示のままで様子を見て、周りのお店に合わせるという感じでしょうか。
ただ税抜き表示に変更するにしても、暫くは税込みと税抜きの表示が混同する事になるのでクレームの元になりそうな予感。
どんな貼り紙していてもどんなに説明していても、クレームという物は無くなる事はありません。
そして来年3月の増税前に駆け込み需要と増税後の需要減を考えて、メーカーも3月中にゲームを発売しようとするでしょうね。
来年3月は例年以上に新作が集中しそうで、その反動で4月の新作が皆無となりそう。
毎年4月は新作が少なくて厳しい月ですが、増税での売り上げ減と新作が出ないの二重苦になりそうで…どうしたものか。
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表示が「税抜き10000円税込み10800円」までなら許せるけど
「価格10000円」しか書いてないなら許せない
店によって表示が税抜き税込みかでバラバラになるなら更に最悪だな