コニー「あっあれは」サシャ「お肉!」
- 1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:24:21 ID:RR7T.Mdc
- コニー「休日ってなんもすることないよな~」ダラー
サシャ「対人格闘の訓練でもします?」グテー
コニー「…休みの日くらいゆっくり休もうぜ」ダラー
サシャ「さっきなんもすることないって、言ってましたよね」グテー
コニー「訓練となると話は別だろ。どうしても教官を思い出しちまうからな…」
サシャ「確かに…」
サシャ「ふああ…」
コニー「ねみぃ…ZZZ」
サシャ「ん?」ビクッ - 2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:25:09 ID:RR7T.Mdc
- コニー「どうしたサシャ?」
サシャ「空を見てくださいコニー!」
コニー「え?空がどうしたって?」
サシャ「あの雲、お肉に見えませんか!?」
コニー「…うーん形とかは見えないこともねーけど、色とか全然違うぞ」
サシャ「もう!難しく考えずに目を細めてぼんやり眺めて見て下さい!見えてきませんか!?お肉が!」
コニー「お前どんだけ腹空かせてるんだよ!」
サシャ「もっとちゃんと見て下さいよ!コニイイィィ」ポカポカポカツルポカ
コニー「痛い痛い痛い!頭叩くな!」 - 3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:26:02 ID:RR7T.Mdc
- コニー「わかったよちゃんと見ればいいんだろ」
コニー「………」
サシャ「どうですか?」ワクワク
コニー「え…」
コニー「あ…れ?雲が肉に見えてきた…」
サシャ「ね!?そうでしょう!」エッヘン
コニー「おいおいおいマジかよ。あれ肉だよな!?な!?」
サシャ「うん!お肉ですよ、どう見てもお肉!」ジュルリ
サシャ「さっそく獲りに行きましょう」
コニー「でもどうやって?」
サシャ「うーん私たちだけでは難しそうですから、誰かの力を借りればなんとか…」 - 4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:26:40 ID:RR7T.Mdc
- ジャン「フンフンフーン♪」
サシャ「あ!ちょうどいい所に馬d…ジャンが!」
コニー「今明らかに馬面って言おうとしたよな?」
ジャン「ようお前ら!今日も相変わらずバカそうだけど憎めない顔してるな!」
コニー「やけに機嫌がいいけど、どうしたんだ?ジャン」
ジャン「ミカサと会話出来たんだ。今の俺はなんだって受け入れることが出来る自信があるぜ」
サシャ「これはチャンスですね…」ヒソヒソ
コニー「ああ、どうやって話を切り出す?」ヒソヒソ
サシャ「私に任せて下さい!」ヒソヒソ
コニー「おう、食い物の事となると急に頼もしくなるな」ヒソヒソ - 5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:27:54 ID:RR7T.Mdc
- サシャ「ジャン!」
ジャン「あん?」
サシャ「私たちに協力してくれませんか?」
ジャン「協力?何を?」
サシャ「あの空を見て下さい」
ジャン「…いい天気だな」
サシャ「もう!天気じゃなくて!わかるでしょう?」
ジャン「は?天気がいい以外に感想が浮かばねぇよ」
サシャ「真ん中辺りに注目して下さい。数ある雲の中でも一際存在感を放つ物があるんですよ」 - 6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:28:31 ID:RR7T.Mdc
- ジャン「確かにでかいが、普通の雲にしか見えないぜ?」
サシャ「よく目を凝らして見て下さい!あれは雲じゃなくてお肉なんですよ!お肉!」キラキラ
ジャン「は?」
ジャン(元からおかしいとは思っていたが、頭でも打って本格的におかしくなっちまったのか…?)
ジャン「おい…コn」
コニー「はぁぁ、うまそうだな~あの肉。早く食いてえ」キラキラ
ジャン「ええぇー」 - 7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:29:35 ID:RR7T.Mdc
- ー男子寮ー
ジャン「ということがあってな…」
アルミン「うーん。二人は確実に幻覚を見ているね。なにか珍しい物でも食べたとか言ってなかった?」
ジャン「いや、それはわからねぇな…」
アルミン「僕が直接聞いてみよう。きっと手掛かりが掴めるはず」
ジャン「頼んだぞアルミン。あいつらは馬鹿だけど、俺にとっては弟と妹みたいな存在なんだ」 - 8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:30:55 ID:RR7T.Mdc
- ーその頃、コニーたちはー
コニー「もうちょっと右だ!あー行き過ぎ行き過ぎ!少し左に寄って!」
サシャ「ぐぬううぅ…お、重いいい。そろそろ交代してくれてもいいじゃないですか」
コニー「あとちょっとで届きそうなんだけどな~」
アニ「あんたたち、肩車なんかしてどうしたんだい」
サシャ「あ!アニ!」
ベルトルト「な、なんかすごい光景だね」
ライナー「なんだなんだ。新しい遊びか?」
コニー「ベルトルト!ライナー!」 - 9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:31:30 ID:RR7T.Mdc
- コニー「再びチャンス到来ってやつだな、サシャ」ヒソヒソ
サシャ「さっきはジャンに逃げられてしまいましたからね。狙った獲物は逃がしませんよ」ヒソヒソ
ライナー「ん?今度は内緒話か?」
ベルトルト「ねぇ、さっきからサシャとコニーの視線がすっごく僕に注がれてるんだけど…」
アニ「一緒に遊んでやったらどう?ベルトルト」
ベルトルト「えっ!?(アニに提案されたら断れないよ…)」
コニー「ベルトルト!遊ぼうぜ!」
サシャ「遊びましょう!」 - 10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:32:16 ID:RR7T.Mdc
- ジャン「あっ、いたいた。あいつらまだ雲相手に格闘してんのか」
サシャ「もうちょっと左ですねー。あ、いい感じですよ」
コニー「うおぉ!やっぱりベルトルトに肩車してもらうと眺めがいいな!」
サシャ「コニー、これは遊びじゃないんですからね。お肉を獲る為なんですから」
ベルトルト(えっ、さっき遊びって…)
コニー「わーってるって!ちゃんとお肉ゲットしてやるからよ」
サシャ「むふふ…お肉獲ったらどうしましょう。スライスしてパンに挟んで…」
ジャン「あいつら肩車で雲に手が届くと思ってるのか。馬鹿すぎるにもほどがあるだろ(白目)」
アルミン「ふむふむ、二人にはあの雲がお肉に見えてるみたいだね」
ジャン「マジでなんとかしてくれ。頼むアルミン」
アルミン「任せて!僕の演説魂を見せてやる」 - 11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:32:57 ID:RR7T.Mdc
- アルミン「おーい!コニー!サシャ!」
コニー「なんだぁ?俺は今忙しいんだよ。話ならサシャとしてくれ」
アルミン(サシャは今完全に狩人モードに入っている。まともな対話が出来るとは思えない…)
アルミン(いや、諦めたらダメだ!)
アルミン「サシャ!」
サシャ「はい、なんでしょう」
アルミン(あれっ、意外とまともだ)
アルミン「君達にはあの雲がお肉に見えるって本当かい?」
サシャ「本当もなにも、あれはお肉じゃないですか。なに言ってるんですかアルミン」
アルミン「君がなにを言っているんだ!あれはお肉じゃない!」 - 12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:33:29 ID:RR7T.Mdc
- サシャ「じゃあ…あれはお肉じゃない別の物だと?そう言いたいんですか?」
アルミン「ああ、あれは雲だ。雲!『大気中にかたまって浮かぶ水滴または氷の粒(氷晶)(Wikipedia参照)』だ!」
サシャ「な、そんな……あれが雲?」
コニー「おしいベルトルト!もう少し右だ!」
ベルトルト「う、うん」アセアセ
ベルトルト(なんか段々楽しくなってきた自分が怖い)
アニ「平和だね…」
ライナー「そうだな」 - 13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:34:12 ID:RR7T.Mdc
- アルミン「理解出来たかい?サシャ」
サシャ「いえ、あれはお肉です!お肉のはず…!」
アルミン「うむむ…なかなか手ごわいね」
アルミン(…ここまであの雲がお肉だということに固執するとは。他にも原因があるのかな?)
アルミン(コニー、サシャと身近な人物に聞いてみれば解決に繋がるかもしれない)
アルミン(二人に身近な人物と言えば…)
アルミン「!」 - 14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:34:49 ID:RR7T.Mdc
- ジャン「おっおい!どこ行くんだアルミン!」
アルミン「ジャンはこれ以上コニーとサシャが暴走しないように見張ってて!」
ジャン「へ?」
ジャン「俺にこの二人の面倒を見ろと?」
アルミン「うん」
ジャン「………」チラッ
コニー「ようし!もう少しで肉に届きそうだ!今持っていくからな。待ってろよサシャ!」
サシャ「パンに挟んだお肉が食べられるのはもう目前ですね!いっけええコニーー!」
ジャン「ミカサ―っ!エレーンっ!早く来てくれーーっ!!(クリリン風に)」 - 15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:35:43 ID:RR7T.Mdc
- ーキース教官の部屋ー
キース「それで、コニー・スプリンガー、サシャ・ブラウスの様子がおかしいと」
アルミン「はい。なにか心当たりはありませんでしょうか?」
キース「うーむ。もしかすると、昨夜の…」
アルミン「昨夜の、とは?」
キース「実はな…」 - 16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:36:26 ID:RR7T.Mdc
- ー話は昨日の晩に遡るー
サシャ「コニー、寝る前にいつものあれしましょう」
コニー「そうだな。やっとくか」
ベルトルト(や、やるって何をやるんだ!?)
アニ(なんか…聞いちゃいけない会話を聞いちゃった気がする) - 17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:37:43 ID:RR7T.Mdc
- ー外ー
コニー「やっぱ寝る前はこれに限るな!」
サシャ「ええ、なんか自然と一体になった感じがして好きなんですよねこれ」
キース「…貴様ら、なにをしている」
コニー「きょ、教官!」
サシャ「こ、こんばんわであります!」
キース「そんな高い木の上で突っ立ってなにをやっているんだと聞いている」
サシャ「これは…」
コニー「ここにいると安心するんです」
サシャ「私達の故郷は自然に囲まれていたので」 - 18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:38:34 ID:RR7T.Mdc
- キース「そういうことか。しかし、他の訓練兵から苦情が来ていてな」
サシャ「えっ」
コニー「それは一体どういう…」
キース「『コニーとサシャの話し声がやかましい』とのことだ」
コニー「サーセン」テヘ
サシャ「ごめんちゃい」テヘ
キース「……謝り方がおかしいが、まあいいとしよう」
キース「スプリンガーとブラウスには、消灯時刻を過ぎても騒いでいた罰を受けてもらう」
コニー「」
サシャ「」 - 19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/03(木) 00:39:21 ID:RR7T.Mdc
- ー教室ー
キース「なんでも貴様らは、座学の成績が振るわないらしいではないか(こいつらに限ってはこうなると想定はしていたが)」
キース「これから二人に補習をしてもらう。これが問題用紙だ」ペラッ
コニー(やべぇ、数式が呪文に見える)
サシャ(これアカンやつや)
キース「問題を全て解き終わるまでは寝ないように。わかったな」
サシャ「は、はひ」
コニー「へい…」 - 20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/0
コメント一覧
-
- 2013年10月03日 21:25
- 1げと
-
- 2013年10月03日 22:00
- 平和だ…
1げととかより感想書いて
-
- 2013年10月03日 22:00
- 最近脳筋アルミン見ないな
-
- 2013年10月03日 22:20
- 和んだ
ジャンサシャコニーって
凄く和む
-
- 2013年10月03日 22:36
- 104期は馬鹿ばかりだぞ。
エレン→巨人馬鹿 ミカサ→エレン馬鹿
アルミン→壁外馬鹿 サシャ→腹ペコ馬鹿
コニー→馬鹿 ライナー→男色馬鹿
ベルトルト→戦士馬鹿 アニ→格闘馬鹿
ジャン→馬面 マルコ→馬鹿真面目
クリスタ→自己犠牲馬鹿 ユミル→そ馬鹿す
ミーナ→馬鹿でかい亀頭
-
- 2013年10月03日 22:38
- ライナーを肩車してるベルトルトの画像なんかない……よな?
-
- 2013年10月03日 22:40
- ※5
マルコ そ馬鹿す
-
- 2013年10月03日 22:43
- ※5
お前が進撃の巨人をSSでしか見ていないということしかわからない
-
- 2013年10月03日 23:55
- ※5 ジャンで笑う
-
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