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世界にはいわくつき物件が数多く存在する。絢爛豪華な城やその富を尽くした大邸宅も例外ではない。むしろそういった城や館にこそ、憑いているという噂がはびこり都市伝説となる。
ここでは、世界各国のいわつつき物件を見ていくことにしよう。
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1.エルツ城、ドイツ
ライン川の支流モーゼル川上流に位置するこの城は1150年代に着工。12世紀半ばから、33代続けて同じ家系の者がずっと住み続けている。ここには中世の騎士たちやアグネスという女性の幽霊が出るという。
伯爵夫人の寝室に、鎧の胸当てと戦闘用の斧がある。これは城に住みつく幽霊アグネスのものだ。伝えられている話によると、アグネスは嫌いな求婚者から城と自らの名誉を守るために死んだという。
2.レイナムホール、イギリス、ノーフォーク州
の政治家チャールズ・タウンゼントの二番面の妻だった。チャールズは怒ると凶暴になることで有名で、ドロシーがウォートン卿と密通したことがわかると、1726年に彼女が死ぬまでレイサムホールの一室に監禁した。ドロシーの幽霊が初めて目撃されたのは1835年。
1936年にヒューバート・C・プロヴァンドが撮った有名な心霊写真。
3.ローズホール、ジャマイカ、モンテゴベイ
1770年代に最初の持ち主ジョン・パーマーのために建てられた。ジョンの妻アニー・パーマーは三人の夫を殺し、奴隷の恋人たちをたぶらかして海岸に遺体を埋めさせた。アニーの幽霊は、屋敷のあちこちに出没し、壁に血の跡を残したりするという。
4.ブラン城、ルーマニア
カルパチア山脈にあるドラキュラの居城と言われる城。13世紀末または14世紀始めに建造。1920年から1947年まではルーマニアの王室の居城だった。ドラキュラで知られるヴラド・ドラクルが住んでいたという証拠はないが、伝説ではヴラドに串刺しにされた人々の幽霊が出ると言われている。
5.ウッドチェスター屋敷、イギリス、グロスターシア州ウッドチェスター
1858年に着工されたが、15年後に工事は中止。外装はできているが、中の部屋や床は完成されていない。1902年、教区の司祭のもとに屋敷の門のところで奇妙な幽霊を見たという話が報告された。屋敷そのものがこの付近の幽霊出没の中心地になっているようで、敷地内の私道では馬に乗った幽霊、礼拝堂には長身の男の幽霊、地下室にも多数の幽霊が目撃されていた。
屋敷はイギリスで幽霊の出るもっとも恐ろしい場所として有名になった。ここを訪ねると、浴室で首が宙に浮かんでいるのが見えたり、老女の亡霊に暗がりで腕をつかまれたりするという。この屋敷が建つ前には、もともと出ると言われていた三つの建物があったという。ここの礼拝堂では悪魔の儀式が行われていたらしく、流し場でアイルランドの民謡を歌う女の声が聞こえたり、幼い少女の幽霊が階段を上り下りして遊ぶ姿も何度も目撃されている。
BBCによると、2005年にCCTVで幽霊の姿がとらえられたという。
6.カーサ・ローマ、カナダ、オンタリオ州トロント
1911年から1914年にかけて建てられたゴシックリバイバル様式の城。設計者はE・J・レノックス。城の持ち主の財政家ヘンリー・ミル・パラットの幽霊が、執務室のデスクや室内庭園やエレベーターで目撃されている。
7.リープ城、アイルランド、北ロスクレア
250年頃建てられたオバノン一族の城。一族は鉄器時代からこのあたりを支配していたという。1922年、火事で大部分が破壊されたが、1991年にミュージシャンのショーン・ライアンと妻アニーが住居として建て直した。
2002年5月、ショーンは幽霊のような老人が暖炉の前の椅子に座っているのを目撃したが、動じずに挨拶して自分の仕事を続けたという。ここはItとして知られる四元素の精霊にとりつかれているらしい。パラケルススの概念によると、世界はノーム(土)、シルフ(空気)、サラマンダー(火)、ウンディーネ(水)の4つの元素からできており、ここの精霊はノームである可能性が高いという。ヒツジくらいの大きさで、腐肉ににおいがして、気味の悪い黒い瞳をもつ人間の顔をした生き物についての伝説あるからだという。
8.プレジャマ城、スロベニア
13世紀半ばに洞窟の穴の中に建てられたルネッサンス様式の城で、秘密のトンネルがある。このトンネルや拷問部屋で足音やなにかの音が聞こえるかもしれない。
9.チリンガム城、イギリス、ノーサンバーラント州チリンガム
修道院を改装した13世紀の城で、イギリスでもっとも幽霊が出る城のひとつ。ここでもっとも有名な幽霊はブルーボーイだろう。夫に去られ、ここでひとり寂しく死んだレディ・メアリー・バークレーの幽霊や、青い光を見たという目撃証言もある。
10.カリーン城 スコットランド、キャリック
1777年から1792年にかけて、ロバート・アダムによって建造。召使の少女、笛吹き、夜会服を着た女性など、少なくとも7人の幽霊がいる。
11.アンバリー城、イギリス、ウェストサセックス州アランデル
12世紀の荘園邸宅。1377年に要塞化され、ずっとチチェスターの司教が住んでいた。現在はホテルになっている。エミリーという召使の少女の幽霊が出るという。彼女は司教に誘惑されて妊娠し、挙句の果てに捨てられ、塔から飛び降りたという。
12.ムーシャム城(魔女の城)、オーストリア、ウンターベルグ
13世紀初頭建造。1675年から1687年にかけて魔女裁判の拷問が行われた血塗られた現場。城の近辺には狼人間が出没するという。壁の間で怪現象が起こり、幽霊や魔女を感じ、その声が聞こえ、目撃する人もいるという。
13.エジンバラ城、スコットランド、エジンバラ
12〜16世紀にかけて建造。火山岩で建てられ、死火山の噴火口をふさぐように建っている。観光客も多く訪れる城で、革のエプロンをつけた老人、謎めいた笛吹き、頭のない太鼓少年などが目撃されている。それ以外にも、引っ張られた、触られた、急に気温が下がるのを感じた、霧を見たなどの証言がある。
via:io9・原文翻訳:konohazuku
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コメント
1. hannibal
☆で、どれが販売中?
2.
3. 匿名処理班
そろそろ幽霊の類を科学で証明できてもいい時期だと思うんだがなぁ
城の維持費はどれ位掛かるんだろうか?
4. 匿名処理班
ハンガリーのエリザベート・バートリ伯爵夫人は?
5. 匿名処理班
本当に幽霊っているんだろうか。
そんなこと自分が一人で夜中の心霊スポットに何度か行けばわかることなのに、そんな勇気がない…
6. こんちわ
雰囲気ありすぎて、もはやすがすがしい・・・
7. 匿名処理班
ヨーロッパの城や館は、個人所有の場合維持費や税金が大変らしい。
なので結婚式やパーティ用に貸し出すビジネスをしているところがあるそうだ。
その場合、中はがらんどうで、家具や食器は自分らで全てレンタルとのこと。
つまり日本で言うところの多目的スペースということだ。
偶然つい先日、こういうフランスの城で結婚式をしたというブログを読んだばかりだ。
8. 匿名処理班
幽霊の噂も含めて素敵な城だ。観光で訪れたいね
9.
10. 特命処理班
色々と歴史があるからね〜
11. 匿名処理班
安定のイギリス
12.
13. 匿名処理班
日本では…幽霊じゃなく妖怪が住んでいるお城があるね
姫路城の刑部姫