アップルが、次期 OS X となる 10.9 Mavericks のGM (Golden Master) を開発者向けに配布開始しました。ビルド番号は13A598。
GMとは開発中のソフトウェアの最終バージョンを意味し、大きな問題がなければそのまま複製して販売されます。
Mavericks は、Finderでタブが使える、ファイルごとのタグ付けができる、メニュー表示やDockなどの機能がマルチディスプレイに対応し、AirPlayでテレビもディスプレイとして扱えるなど、200以上の新機能を追加します。詳しくは
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アップルの新機能詳細ページをどうぞ。
またコードネームについては、現時点で最新の10.8 Mountain Lion まではネコ科の動物を採用していましたが、10.9 からは「深刻なネコ科動物不足」のため、カリフォルニアをテーマにしたものへ変更した経緯があります。マーベリックスはサーフィンで有名なカリフォルニア沿岸の地名。
Mavericks の一般向けリリースは 2013年秋の予定です。
なお
アップルは、Xcode、iPhoto、OS X サーバー、アップルリモートデスクトップも最新版を公開し、開発者向けに配布しています。