「ヒッグス粒子」存在を改めて示唆する研究結果…ただし標準理論は完成などしていない
毎日新聞は4日、東大などが参加する国際研究グループの実証実験により、質量の起源とも言われるヒッグス粒子の存在が確定的なものとなったと報じています。この研究成果は、7日付けの科学誌「Physics Letters B(ページ下部リンク)」に掲載されます。
全宇宙の物理法則を普遍的に説明し得るとされる標準理論のモデルでは、ビッグバンによって誕生した直後の宇宙が「ヒッグス粒子の海」に浸かったことで自由に飛び回っていた素粒子の動きが抑制され、このことが質量誕生のきっかけになったと考えられています。
このヒッグス粒子、1964年にイギリス・エディンバラ大学(当時)のPeter Higgs博士によってその存在が予見されてはいたものの、ごく最近まではその存在を実証することができていませんでした。しかし2012年7月、欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider, LHC)を使用した実験によって “非常に高い確率でヒッグス粒子と思われるもの” が検出されており、以降、その精度と再現性を確認する作業が進められていました。
今回発表された論文は、2011年から2012年にかけてLHCにおいて得られたデータを再検証したもので、解析の結果、これまでに報告されているものよりも高い精度で理論モデルと実験データの一致を見出したとしています。ちなみに、ソース元の記事では「標準理論完成」と書かれていますが、当該の論文を読んでみるとわかる通り、これは決してヒッグス粒子を巡る議論に最終決着をつけるものではありません。
― 当該論文(ページ下部にリンク)のIntroductionより抜粋
ー 当該論文 (ページ下部にリンク)のConclusionより抜粋
現在CERNでは、より詳細な検証を行ってゆくためにLHCの大改装を行っており、2014年末に再び稼働を開始する予定。
ヒッグス博士は、2013年のノーベル物理学賞の最有力候補と目されており、今回の研究成果はその受賞を後押しするものの一つとなりそうです。いよいよ4日後に迫ったノーベル賞の発表ですが、日本からも何人かの先生方が受賞候補に挙がっているため、発表が待ち遠しく感じます。
[毎日新聞]
[Physics Letters B Volume 726, Issues 1–3, 7 October 2013, Pages 88–119(Sciencedirect)]
標準理論の完成なんて永遠に来ないでしょ。
力の介在がなんらかの粒子によって行われるというドグマがあるかぎり、
じゃあ最少の粒子のふるまいはどう説明するの?
となると必ずもっと微細な粒子の存在が予言される。
この繰り返しなんだし、
粒子というか関数みたいなものなのでは
まず仮説してどういうものか詰めていく
人間に宇宙を理解する事なんて出来ない。という事が結論だ
と、とにかく世界崩壊の危機って事ですか?\(^o^)/
話聞いてた?
元記事とソースをまとめると人類は滅亡するってことだろ
講談社の編集や海外の預言者もそう言ってるんだ。間違いない
こういう、宇宙の心理に少しでも近づける様な研究成果があると
この時代に生まれて良かったと思うと同時に
あと100年は後に生まれたかったという気持ちも強くなる。
凄く分かる
せめて生きてるうちに宇宙旅行に行きたいなw