P「俺のモノは、雪歩のスコップよりも固いんだ」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 01:40:59.17 ID:yRX3Jfhao
- 『プ、プロデューサー、わ、私……』
赤らんだ頬、潤んだ瞳、
それは恐れではなく、目の前にあるそれをお預けされた犬のようなものだった
『どうした? 言ってみろ』
『そ、それは……うぅ』
欲しい、欲しいけど、
言いたくはない台詞を言わなければいけない屈辱的な表情
俺の下に横たわる雪歩は小さく息を吐く
緊張を和らげるように、
その言葉を口元へと押し上げるように。
『ゎ、私……スコップしか知らないし、掘ったことしかないんです……』
だから。と、
雪歩はつぶやいて俺を見る
その表情はもう、最高としか言えないものだった
涙目、紅潮した頬、汗によって光る肌。
そんな彼女の言葉が、俺の理性を吹き飛ばす
『私に、ドリルを教えてください……そのドリルで、ゎ、私を掘ってください!』
『ああ、掘ってやるさ。教えてやるさ。大丈夫、優しくするよ』
そして俺は―― - 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 01:47:15.53 ID:yRX3Jfhao
- ――ふぅ
「…………………」
………………。
………。
「い、良い汗かいたなーよーし、まだ深夜だけど冷水浴びて風邪引くぞー」
馬鹿なの? 死ぬの? 死にたいの?
いや、死ねよ、な? な?
雪歩で何してるんですか?
自分の担当アイドルで貴方は一体何をしたんですか?
「[はぁぁぁぁん]しました……」
くっ……これには海よりも深い事情があるんだ
許してくれ、俺の理性よ
「……と、とりあえずシャワー浴びてこよう。気持ち悪いし」
まさか、こんなことになるなんて。
久しぶりに抜こうと思っただけなんだ、悪気はなかったんだ
許せ……雪歩 - 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 01:47:36.72 ID:zIF/nehDO
- なんかヤバそう……
- 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 01:53:30.21 ID:yRX3Jfhao
- 事の発端があったのかと聞かれれば、
俺は首を横に振るかもしれない。
確かに、
仕事上、若い女の子と接することが非常に多い。
女子高なんて目じゃないくらいに……多分だけど。
でも、いつだって開放することはできたはずなんだ。
帰宅が夜遅いことがあったかもしれない。
毎日仕事で忙しかったかもしれない。
事務所に泊まり込むことだってあったかもしれない。
でも――……あれ?
そんなの溜まる一方じゃないか
そうか、つまり
『僕は悪くない』
……いえ、俺が悪いです
抜くのは良いが、自分のアイドルで抜いちゃいけないでしょう
イクだけに、イけない……ないな - 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 02:08:01.78 ID:yRX3Jfhao
- 「……マズイな、非常にまずい」
もちろん、すでに開放してあるから、
雪歩のことを思ったところで見事元気になるわけだが、
明日からどう接するべきかが判らなくなってしまった
雪歩は犬が嫌いなだけでなく、男も嫌いなのだ
そんな子に対して、
その女の子自身で性欲を発散するような男が、
近づいてもいいのだろうか?
いや、ダメだ
だってさ、
一度開放したくらいじゃまた勃ってしまうようなものなんだぞ?
雪歩のことを思ったくらいで勃たない?
いいや、勃つね
「くそっ……馬鹿だ、バカだよ、俺は……っ」
なんで雪歩を選んだ……って、そりゃ可愛いからだよなぁ - 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 02:15:12.34 ID:yRX3Jfhao
- 「とりあえず、一週間分くらいの性欲を開放しておこう」
じゃないと、
過ちを犯しそうで怖い
もうすでに犯しているのは言うまでもないが、
現実に手を出すことだけは絶対にダメだ
雪歩は俺を信頼してくれているんだ
その今でさえ、まだ少し距離があるようにも感じるのに、
それを壊すわけには行かない。
しかも、そんなことしたら、春香たちにまで……そんなの、
そんなの最悪じゃないか
「まだいつも起きてる時間までは十分にある」
教えてくれ、理性。俺はあと何人[はぁぁぁん]すれば良い?
俺はあと何回、雪歩を汚せばいいんだ……
「そんなの――考えるな。いつやるんだ、今だろ!」
俺は目をつぶり、そして――動いた - 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 02:31:31.08 ID:yRX3Jfhao
- 『プロデューサー……だ、ダメですぅ』
『大丈夫だって、な?』
『きょ、今日のプロデューサー……変です……』
雪歩が怯えて後ずさっていく
しかし、俺はそれを追っていく
後ずさり、追う
室内でのその行為は、
やがて後ずさる側が追い詰められて、
追う側は追い詰め、そして喰らう
『ひっ』
『雪歩……俺は』
追い詰めた雪歩の首筋に舌を這わせ、
鎖骨に溜まった微量の汗を舐めとる
『や、いや……違う、違うっ……これは、これは……』
『雪――』
『夢、こんなの、偽物、偽物……返して、返してっ! 本物のプロデューサーを、返してくださいッ!』
どこからともなく現れたスコップ
それは大きく振り上げられ、そして――頭に強い衝撃が走った - 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 02:46:38.05 ID:yRX3Jfhao
- 「ぐあぁぁぁぁぁあぁああぁぁ!」
風呂場のタイルッ!
痛いっ、めちゃくちゃ痛いッ!
って……寝ちゃってたのか!?
「くそっ……」
不十分な性欲処理。
だからこそ見てしまった雪歩との夢
「くそぉぉぉぉぉっ!」
性欲処理は不十分。
風呂場で寝たのに風邪を引けなかった
行くしかない雪歩との仕事……
「絶望した……どうあがいても絶望の現実に、絶望した!」
絶望していても、
時間はさらに針を進めてしまう
時刻は既に七時を回っているらしく、俺は
「遅刻だぁぁぁぁぁ」
40秒で支度する勢いで準備を終わらせ、
俺は急いで事務所へと向かった
もちろん、遅刻である - 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 03:01:02.13 ID:yRX3Jfhao
- 「大丈夫ですか?」
雪歩の言葉は直接耳へと飛び込んでくる
だって、直視できるわけないだろ
仕方ないよな……
「あ。ああ、寝坊しちゃったってだけだ……すまん」
「そ、そんな、わ、私達のために無理してるからで、その、えっと……ごめんなさいっ」
謝るべきなのは俺だ。
もちろん、なぜかは言うわけにはいかないが、
土下座して首をくくるくらいはしなければいけないような感じだ
でも、言えないからこそそんな謝罪はできない。
影で背負うその罪。
だから、俺は約束しよう
「雪歩」
「は、はい」
ひと呼吸おき、俺は雪歩を見つめ、告げる
「俺は必ず、雪歩をトップアイドルにする。約束する」
「っ――お願いします!」
あぁ、いい笑顔だ。
よし俺も心を入れ替えて頑張らないとな
ふむ……そうだな
「雪歩、少し一人でレッスンしててくれ」
まずはトイレに行くべきだろう。話はそれからだ - 17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 09:48:32.44 ID:yRX3Jfhao
- そもそも、
雪歩はひんそーでひんにゅーでちんちくりんだとか言うが、
上から80-55-81……と、標準(春香)には少々劣るが、
それでも悪くない、むしろいいと思う
だって、ねぇ?
胸は大きさだけじゃないし?
ウエストだって細けりゃいいってもんじゃない
ヒップだってでかけりゃいいってもんじゃないし、
ぎゃくに小さければいいってものでもない
偉い人には、それが解からんのですよ
それに、
雪歩なんて抱き枕にしたら最高だと思う
良い匂いだし、柔らかいし、あったかいし……
その程よい容姿が抱きしめるときに見事マッチして、
最高の眠りをお届けしてくれると思うんだ - 18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 10:10:16.55 ID:yRX3Jfhao
- 「っと、まぁ色々考えていたわけだが」
やばいなぁ
いつの間にか20分経ってたよ
「雪歩になんて言えば……」
雪歩のことを考えていたら20分経っていましたって?
ハハッ無理に決まってるじゃないか
仕方ない。
お腹を壊してるとか適当な理由にしておくしかない
正直に言ったら破滅するしかないしな
おそらく、20分も経ってるし、
雪歩はレッスンによって汗をかいているはず
……ゴクリ
「あー、あー……落ち着け」
あの夢みたいに舐めたりしちゃダメだぞ?
わかってるよね?
よし、行こうか - 19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 10:27:47.16 ID:yRX3Jfhao
- レッスン場の扉を開けた瞬間、
篭っていた雪歩の匂いが一気に吹き抜け、
俺の体を包み、
鼻、口、耳……あらゆる穴から体の中へと浸透していく
汗臭いはずのそれは、
嫌悪感など微塵も感じさせない
ふわりとして甘く、それでいて汗特有のツンとする匂いの織り交ざった
自分のニオイよりもずっと馴染み深い
そう、それはまるで生まれた時から傍にあったような
いや、人間が生まれる前から共に過ごし、
成長するに失われていく欠かしてはいけない。でも、欠けて行く有限のモノ
だからこそ、思考が止まる
目の前にいるその源が俺をみて、不安そうな表情をし、
「プロデューサぁ……」
そうつぶやくまで、俺は世界から隔離されたような感覚だった
「ゆ、雪歩、その……悪い、お腹を――」
「うぅっ、中々戻ってこなくて、不安で、心配でっでも……うぅっ」
「わ、悪かった! 今朝からお腹の調子が良くなくてな……」
「ほ、本当ですか? ゎ、私なんか指導するの嫌だとかそういうんじゃ――」
「それはないね。フッ、むしろ1から100までだなぁーっと」
アブナイ、アブナイ - 20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 10:49:15.62 ID:yRX3Jfhao
- 「ま、まぁとりあえず雪歩」
「は、はい……」
「俺がいないあいだに無理して動いただろ」
さっきの夢のような感覚で忘れていたが、
ものの20分であん風になるなんて、
多少無理してなきゃありえない
「そ、そんなことは……ないですぅ」
「あーるーだーろー? 汗もすごいし、言い訳は無用!」
「ふ、不安だったんですっだから、その……紛らわそうと」
「うっ……うー」
そう言われると弱るなぁ
雪歩でイケナイことを考えていたわけだし、
それで不安にさせて、心配させたわけだし、
しかも、嘘をついたわけだし
「悪い……頑張ったなら少し休憩しようか。このあと営業も控えてるしな」
「ご、ごめんなさい」
「いやいや、悪いのは俺だから」
normal communication - 21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/06(日) 11:06:51.31 ID:yRX3Jfhao
- そして、レッスンを終えた俺たちは
営業先へと向かったわけだが……
「ひっ」
「あっ……えー……」
取材や撮影もあるとのことで、
俺は一応「女性スタッフで」お願いしてあったはずなのだが、
なんの間違いか、
見事男性スタッフの構成となっていた
「ちょ、どういうことですか!?」
「いやぁ済まないね……ほかの事務所の方に取られちゃってさ」
「し、しかしっ女性スタッフ0というのはあんまりでしょう!?」
これでは、
雪歩が落ち着けないとかそういう問題じゃない。コメント一覧
-
- 2013年10月06日 19:24
- ゆきほちゅっちゅ
-
- 2013年10月06日 19:24
- 自分語りいらんねんアホ
-
- 2013年10月06日 19:24
- 雪歩prpr
-
- 2013年10月06日 19:25
- うわぁ…
-
- 2013年10月06日 19:47
- 主にモノローグがキモい
-
- 2013年10月06日 19:50
- スコップより固い(ごくり)
-
- 2013年10月06日 19:56
- これはひどい……
モノローグキモイのは当たり前だwww
どう考えてもコイツ変態Pだろ
これでまともなモノローグだったらそれこそやべぇよ
-
- 2013年10月06日 20:10
- モノローグの支離滅裂さが逆にリアル
リアルなだけで見たくは無かったけどな!
-
- 2013年10月06日 20:18
- >ヒップだってでかけりゃいいってもんじゃないし、
よーし表でやがれ貴音P様はお怒りだァ~
-
- 2013年10月06日 20:35
- やよいのやつはまとめへんの?
いや、例の如くだが……
とにかくこのPは病院行くべき
-
- 2013年10月06日 20:42
- なんということでしょう。
-
- 2013年10月06日 20:59
- へ、変態だーーー!!
-
- 2013年10月06日 21:05
- よくわからない・・・
-
- 2013年10月06日 21:26
- これは酷い
-
- 2013年10月06日 22:49
- 雪歩は可愛いからね、ちかたないね
-
- 2013年10月06日 22:59
- 変態なのは分かりきっておったろうにのう
-
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