お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(まつもとひとし 50才)さんが、「体罰」について語りました。
画像:【松本人志】
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/2028880/1/
7日に放送されたフジテレビの新番組「ワイドナショー」(月曜 24時50分)で初のコメンテーターに挑戦。
画像:【ワイドナショー(公式サイトより)】
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/widna-show/index.html
この番組では松本さん独自の見解で現在の様々な時事を語っていますが、この日は昨今問題となって
いる「体罰」が話題に取り上げられました。
松本さんは真剣な表情で
「正直言うと、ある程度はありかなと思っているタイプなんですよ」
と「体罰」を一部肯定する立場で幼少期のころの思い出話し始めました。
松本さんが小学生のころ、担任の先生は信号機の絵に「赤・黄・青」の3色の色でその日の機嫌を書い
ていたそう。
「赤の日は機嫌が悪く、 どつくぞという意味」
だったそうで、「体罰」が日常的だったことを明かしました。
また
「スポーツにおいて、中学高校ぐらいになった時に、ある程度その部分(体罰)っていう脅迫がなかったら頑張らないよ」
「やっぱ『あの先生怖いから、どつかれるの嫌やから頑張ろう』っていうのはあったのよ」
「程度にもよるけど」
と話しました。
この日のゲストコメンテーターの「SMAP」中居正広(なかいまさひろ 41才)さんも体罰経験を話しながらも
「体罰を受けた人間は、上に立った時に体罰を与えてしまう」
「虐待をされた子供は大人になってから子供に虐待をしてしまうのと、ちょっと似ているのかなって思いますね」
と「体罰」については否定的なコメントをしました。
そして、松本さんは
「選んだらいいと思うんですよ。『体罰コース』と『やめてねコース』」
とユニークな発想を示した一方、同局の三田友梨佳(みたゆりか 26才)アナウンサーは
「私のころは体罰は全くありませんでした」
「想像もつかないですしそんな発想もありません」
と体罰を経験したことがないと話し、三者間で意見が異なるという珍しい結果となりました。
「体罰」について語った松本人志さん。
現在、法律で「体罰」が禁じられていますが、それでもなかなかなくなることがありません。
たしかに「体罰」にも一定の効果はありますが、一方で暴力に繋がることも多く、海外からも批判を浴びて
いることを考えると、判断が難しい面があります。
松本さんの考えた「体罰を選べる」という発想は面白いですが、それだとほとんどの人が体罰を避けること
になりそうです。