2013年ノーベル化学賞はMartin Karplus氏ら三名に 計算化学の発展に寄与
ノーベル賞委員会は9日、2013年のノーベル化学賞をMartin Karplus(マーティン・カープラス、ハーバード大学など)、Michael Levitt氏(マイケル・レヴィット、スタンフォード大学)、Arieh Warshel氏(アリー・ウォーシェル、南カリフォルニ大学)の三名に贈ると発表しました。
受賞理由は、for the development of multiscale models for complex chemical systems(複雑な化学反応システムにおけるマルチスケールモデルの開拓)です。…どうもこの文言を見ただけではいまいちピンときませんが、プレスリリースには以下の様な文言がありました。
1970年代、Karplus氏とLevitt氏・Warshel氏は化学反応を予測するために必要な強力なプログラム基盤を作り上げました。実際の生命現象を反映したコンピューター・モデルは、今日の化学界においてなされている技術の発展において非常に重要なものとなっています。
どうやら、現在のコンピューター・シミュレーションに使われている計算基盤を築いた方々、といった感じでしょうか。これから詳しく調べてなるべく早めに(とはいっても明日以降ですが、、)解説記事を出しますので、しばしお待ち頂ければと思います。
さて、これでテクノロジー関係の賞はひと通り終了し、残すは文学賞と平和賞となりました。村上春樹氏は今年こそ受賞なるでしょうか?明日の発表を楽しみに待ちたいと思います。
そして、物理学賞の解説記事も、もう少々(?)お待ちください…(´Д⊂
藤嶋さんは逃したか
誰だよその方は
CHARMMというシミュレーターを構築したようだけど…
日本語ではどこも解説出してないかな?
QM/MMでノーベル賞が出てしまったので、ONIOM法の諸熊先生はもう受賞は難しいですね
ヒッグス粒子にまとわりつかれて、思うように物理学賞の解説が書けないんですね。
分かります。
ヒッグス粒子は見つかったのに肝心のヒッグス氏が見つからないとかなんとか
よくわからんけどおめでとう
日本もがんばろう