自分の歯に人工角膜を移植。失った視力を取り戻したイギリス人男性、イアン・ティベッツさん
2002年に事故により視力を失ったイギリス人男性、イアン・ティベッツさん。彼がサセックス眼科病院の眼科医、クリストファー・リューの勧めで行った治療法は、歯に人工角膜を埋め込み、それを目に移植するというもの。

患者自身の歯を利用することで拒否反応が起こらないのが、この人工角膜移植の利点。この手術の成功により、イアンさんは40%ほど視力を取り戻し、4歳になる双子の息子と妻の姿をふたたび見ることができたんだそうな。

もし自分が視力を失ったら……と考えると怖いけど、こうした治療法がどんどん確立されていけば安心だよね。

【関連】
全盲の人間がiPhoneをどうやって使うのか、当人が紹介する映像
盲目の少女が感じる世界を描いた短編アニメーション Out of Sight
コンタクトレンズの中に電子回路を埋め込むことが可能に
血糖値に応じて変化する凄いコンタクトレンズが開発される

How a tooth becomes an eye - The Day I Got My Sight Back: Preview














タグ
自分の歯に人工角膜を移植。失った視力を取り戻したイギリス人男性、イアン・ティベッツさん