ブラックブラックガムを食べるとスッキリして、ボクサーのパンチも見切れるようになる?
- 2013年10月09日
眠気をスッキリさせてくれるブラックブラックガム。そんなブラックブラックガムを、別のことに応用できないだろうか?そんなガムの未知なる可能性を、今回もクレイジーガム放送局バラエティー班が探求します!
セブ山「は~~~~眠い~~~~~~眠すぎる~~~~~~仕事やる気しねぇなぁ…」
セブ山「あっ、そうだ。こんな時はブラックブラックガムを噛めば…」
セブ山「もぐもぐもぐ…」
セブ山「ん!眠気がスッキリ!」
セブ山「気分スッキリ!さすがブラックブラックガムだ!よ~し、バリバリ仕事するぞ~!」
テンテンテテンテン♪テンテンテテンテン♪テンテンテテンテン♪
セブ山「わっ、なんだ? ガムPから電話だ! なんだよ~せっかく仕事やる気になってたのに~」
セブ山「はい、もしもし?」
ガムP「おつかれ~い! いきなりだけど、セブ山っちはブラックブラックガムを噛んだことあるかな?」
セブ山「今まさに噛んでましたけど」
ガムP「おー! それなら話が早い! 実は、ブラックブラックガムのスッキリ感を別のところに応用できることを発見した人がいてさぁ!」
セブ山「はあ…」
ガムP「さっそく、その人のところに向かってみてくれるかな! じゃあ、よろしく」(ガチャン、ツーツーツー)
セブ山「ちょ、ちょっと! ブラックブラックガムの応用って一体なんだ…???」
渡久地コーチ「よう、よく来たな! 俺がブラックブラックガムのスッキリ感を別のことに応用できることを発見したピューマ渡久地だ! よろしく!」
セブ山「一体何なんですか? 状況がさっぱりわからない!」
渡久地コーチ「ん? ガムPから聞いてないのか?よし、じゃあ、説明してやろう!よく聞けよ!」
セブ山「はい…」
渡久地コーチ「俺は長年、ボクシングに打ち込んできた。たくさんのプロボクサーも育て上げた。そんな俺がついにある仮説に辿り着いたんだ!」
渡久地コーチ「それが、ブラックブラックガムを噛んだらスッキリしてパンチを見切れるかもしれない理論だ!」
渡久地コーチ「わかるな! セブ山!」
セブ山「近い近い近い近い! わかんないし、近い!」
渡久地コーチ「つまりこういうことだ!」
セブ山「は、はい!わかりました!わかりましたから、もう少し離れて!」
渡久地コーチ「俺の理論が正しければ、ボクシング素人のお前でも、プロボクサーであるこいつに勝つことも可能だ! お前にはそれを実証してもらう!」
コブラ諏訪「よろしくお願いします」
セブ山「ええ~!? いや、どう考えても無理ですって!!!」
セブ山「いやいやいや、この体の仕上がり見てくださいよ!同じ生き物だと思えない!ブラックブラックガムを食べたとしても基礎が全然だから勝てるわけないでしょ!」
渡久地コーチ「う~ん、たしかにゼロにはいくらかけてもゼロだから、少しトレーニングするか…」
―こうして、セブ山の特訓は始まった…
渡久地コーチ「まずは、ストレッチからだ! 準備運動はしっかりしておかないとケガするからな!」
セブ山「はい…」
渡久地コーチ「なんだ、お前! めちゃくちゃ固いな!」
セブ山「そ、そうなんですよ…普段、全然、運動しないもんで…へへへ…」
渡久地コーチ「おら! もっと曲げろ!いち、に! いち、に!」
セブ山「にぎゃあああああああ!痛い痛い痛い!!!」
渡久地コーチ「次は足を開いた状態でいくぞ!」
セブ山「わー!待って! 待って!」
セブ山「痛い!いたたたたたたたたた!」
セブ山「し、死ぬ~~~~~~!!!」
渡久地コーチ「ほらほら、しっかりしろよ!」
セブ山「ぴぎゃあああああああああ~~!!お股が裂けちゃう~~~~~!」
―――体が固いなりにも、しっかりとストレッチを行った。
渡久地コーチ「よし、しっかりストレッチをしたから、いいよ本格的にトレーニングをしていこう!次は縄跳びからだ!」
セブ山「うおおお、これめちゃくちゃ重い!小学生のころに使っていた縄と明らかに違う!きつい!」(シュッシュッ)
セブ山「わっ!」(バシッ)
ドテ~!!
セブ山「あだだだだ!うわ~~!転んで大股開きになった~!恥ずかしい~~~!コーチ~~~~~~~!」
渡久地コーチ「早く立てよ」
セブ山「はい」
渡久地コーチ「じゃあ、いよいよ実践的なトレーニングだ!パンチを教えてやる!ワン、ツー!ワン、ツー!」(シュッシュッ)
セブ山「こうですか? わん、つー! わん、つー!」
渡久地コーチ「うん、なかなか筋がいいな! ワン、ツー! ワン、ツー!」(シュシュシュ)
セブ山「やっぱ、プロのパンチは迫力があるな…すげぇ…」
渡久地コーチ「ふう、それじゃあ、グローブをつけてのトレーニングだ!」
セブ山「おおっ!なんかグローブをつけたら一気に気持ちが高まった!!なんかいけそうな気がする!」
渡久地コーチ「よし、じゃあスパーリングだ!本当の試合のようにきっちり3分間やるぞ! 俺が受けてやる!」
セブ山「なんだ、たったの3分間か! それくらいならいけそうだ! 本気でいきますよ、コーチ!」
ペチンッ
ペチンッ
ペチン
渡久地コーチ「しっぺ?」
―――その後もセブ山はしっぺのようなパンチを必死に打ち込んで3分間を終えた…
セブ山「はぁはぁはぁはぁ…3分間ってこんなに長いの!?めちゃくちゃしんどい!ボクシングってこんなにしんどい競技だったんだ!知らなかった!はぁはぁはぁ…」
渡久地コーチ「よくがんばったな! もう教えることは何もない!」
セブ山「はぁはぁはぁ…コーチ…」
渡久地コーチ「それじゃあ、いよいよコブラ諏訪との対決だ!」
―――こうして、ついにセブ山はコブラ諏訪との対決を迎えた…
コブラ諏訪「怖気づいて逃げ出すと思っていたけど、ちゃんとリングに上がってくるとはね…よろしく頼むよ!」
セブ山「ようし!特訓の成果を見せてやる!」
渡久地コーチ「 (いいぞ、セブ山…今のお前なら…勝てる!) 」
―そして、後に「伝説」と呼ばれる試合は始まった…
セブ山「おらーーーーーーー!!俺の必殺技・ダブルパンチだ~~~~~~!!」
ボカッ
セブ山「うっ!」
ボスッ
セブ山「うえっ!」
バキッ
セブ山「ぐえっ!」
セブ山「ぜ、全然、パンチが届かない…なんで?相手のパンチは当たるのに…? ズルしてんじゃないの…?」
セブ山「おい!コブラ諏訪!ズルしてんじゃな…」(バシッ)
バターーーン
よろよろ…
セブ山「はぁはぁはぁ…タオル……タオルを投げてください…」
渡久地コーチ「おいセブ山よく考えろ!お前はまだブラックブラックガムを噛んでないじゃないか!今のは違いを感じるためにあえて泳がせたんだ!これを噛んでもう一度行ってこい!世界が変わっているはずだ!」
セブ山「いや、だから、そんなわけ……もぐもぐもぐ」
セブ山「んっ!? んんっ!?」
セブ山「気分スッキリ!これならコブラ諏訪のパンチも見切れる!」
セブ山「いや、絶対に見切れる!今の俺ならコブラ諏訪を倒せるぞ!おやっさん、俺やるよ!」
セブ山「覚悟しな!コブラ諏訪!リングに沈めてやる!」
セブ山「うおおおおお~~~~~~~~~!!!」
セブ山「あ」
渡久地コーチ「立てーーーーーーーーーー!!!立つんだセブ山ーーーーーーーーー!!!!」
セブ山「へへっ、おやっさん…燃えたよ…まっ白に…燃えつきた…まっ白な灰に…」
みなさんは、普通に噛んで気分スッキリさせましょう。